
23卒 インターンES
研究・開発の仕事がわかる1day仕事体験
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Q.
研究室で取り組んだ内容を教えてください。
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A.
微生物の発酵を利用した物質生産について研究している。特定のカルボン酸Aはアクリル板などのポリマー原料となるため世界中で需要が高いものの、現在は石油から化学合成でのみ生産されている。化学合成は高温・高圧下で行われるためエネルギー消費や、その過程で生じる廃棄物が問題視されている。持続的な社会の構築のために、微生物機能を利用してAを生産する手法の開発が望まれている。そこで本研究では、環境中の様々な微生物を対象に、Aの生合成経路を持つ微生物を探索している。現在、A生合成候補株を取得することができたため、微生物の探索と並行して候補株の代謝物をより詳細に調べることで、Aを生合成しているか否か検証する。 続きを読む
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Q.
自己PRを教えてください。
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A.
私は困難な状況でも、目標に向かって努力する粘り強さがある。発酵食品を通じて微生物学に興味を持ち、研究活動では微生物に関する研究テーマに挑戦した。研究室で初めて行うテーマであったことからこれまでの知見や成果が無く、実験方法を1から構築する必要があった。挑戦するからには新知見を得たいと考えていたが、手探りで研究を進めていたこともあり、当初はなかなか成果が出ず、悔しい思いをした。そこで、研究室のメンバーや指導教官と実験方法や結果に関して何度も議論し、粘り強く実験に取り組んだ。その結果新たな事象を発見し、学会で発表することができた。この強みを研究・開発の現場で発揮し、目標達成のために尽力したい。 続きを読む
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Q.
現時点で一番興味のある職種、またその職種で活かせると考える自身の知識、経験、学んできたことを教えてください。
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A.
私が一番興味のある職種は研究職である。その理由は、まだ世の中には無い新しい現象の発見や技術の構築を通じて社会に貢献できる職種だと考えているからだ。私は農学部に所属し、これまでに食品化学、栄養学、有機化学や生化学を通じて、食品に含まれる成分や、それが人にもたらす影響を根本的に学んできた。また、研究活動では実験する際の仮説検証の組み立て方、実験における手技や、周囲と協力して実験を行うにあたってコミュニケーション能力を身に着けてきた。そのため、これまでに学んできた食に関する知識、研究活動を通じて得た経験に加え、自身の強みである粘り強さを発揮し、世の中に新しい価値を生み出していく研究職に挑戦したい。 続きを読む
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Q.
当社の1day仕事体験に興味を持った理由と期待していることを教えてください。
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A.
私は日々の食事を通じて、人々の健康維持に貢献したいという想いがある。油は全ての食事に欠かせないだけでなく、必須脂肪酸として私達の生命活動に直接関わるため、健康に直結すると考えている。貴社は食用油の開発にあたり、中鎖脂肪酸といった健康機能性素材の開発に取り組んでいることから、油を通じて人々の健康に貢献する貴社の事業に興味を持った。インターンシップでは貴社の事業に対する深い理解、製油業界における研究開発職の働き方や、研究の成果が実際にどのように製品化に関わるのかを学びたい。また、私はこれまで研究を通じて論理的思考力や対話力を培ってきたが、この力が研究職に従事する上でどの程度通用するのか確かめたい。 続きを読む