- Q. 志望動機
- A.
富士フイルム株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒富士フイルム株式会社のレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
インターンに参加し、富士フイルムが今どのような分野に特に力を入れているかを把握した。富士フイルムは様々な事業分野で、かつBtoBの製品やサービスが多いため、CM等の上辺だけの印象等では話す内容が薄いものになってしまう。広い事業分野の中でも特に注力している分野(医療、AIなど)をよく調査し、それらと自分の専門性ややりたいことに関連があれば良い印象を与えられると思う。幸い富士フイルムは広報活動や対外的なアピールの場を多く設けているので、アンテナを張っていれば様々な情報を集めやすい。また、インターン等のイベントで社員に積極的に質問をすることで、社員の実際の感覚を知ることができ、人事に対して積極的な印象も与えられる。
志望動機
私はインターンシップを通じて、貴社が情報・化学技術によって、常に新たな挑戦をしていることを強く感じ、私もそのような環境で革新的な技術の開発をしたいと考えたため、貴社に応募しました。貴社では、最先端の技術に追いつく設備や環境があり、また社員の方も高度な知識やスキルを持っていて、そのような職場で刺激を受けながら常に挑戦し続けたいと考えています。具体的には、私は画像処理やAIの技術を生かして、ヘルスケアに携わる仕事をしたいと考えております。近年のAI技術の発展により、従来ではできなかったことが次々とできるようになっており、医療画像においても今まで分からなかったことが分かるようになってきています。私はそれらの技術を生かして、内視鏡や医療画像の3D再構成などの技術開発を行い、世界中の人々の健康に貢献したいと考えています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
研究内容 / 貴方の研究活動は、貴方の研究領域にどのような進歩をもたらしましたか?
またその進歩のために、貴方はどのような形で貢献しましたか? / 貴方が過去、努力して達成したと思うことは何ですか? / 貴方が今までに直面した一番大きな困難は何ですか?
その困難をどのように乗り越え、その経験は貴方の現在にどのように影響していますか? / 応募理由 / 希望する仕事 / 長所・短所 / 座右の銘
ES対策で行ったこと
インターンで感じたことを含めて書いた。字数が短い設問が多いので、言いたいことを絞って分かりやすく伝わるように心掛けた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
他社のwebテストを事前に受ける機会を作って練習した。
WEBテストの内容・科目
言語、数学のパズルのような問題、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事2名、技術系社員3名
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
技術面接では、ESに記載した研究内容をもとに、それに近い研究開発を行っている社員が面接官となっているため、研究内容に関して突っ込んだ質問もあるが、落ち着いて的確に答えることが大事。
面接の雰囲気
技術系の技術面接は自分の研究の説明がメインであり、圧迫ではないが、淡々とした雰囲気。人事の方は和やかなトーンで接してくれる。
1次面接で聞かれた質問と回答
研究で苦労した点は何ですか?
私が研究で苦労した点は2点あります。一つは、私の研究室では、自分の研究分野である深層学習を専門に行っている人がおらず、何事も自分で勉強を進める必要があったことです。そこで、私は独学だけでなく、研究会やAIベンチャー企業のアルバイトで他大学や企業の方とも積極的に交流し、最先端の知見を得ました。2つ目は、私が研究対象としているデータは質・量ともに十分ではないため、従来の深層学習の手法ではうまくいかなかったことです。私はそれでも近年の研究の発展に可能性を見出し、粘り強く研究に取り組みました。その際、最先端の深層学習の手法を複数組み合わせることを着想し、実験を行いました。最初は失敗の連続でしたが、原因を深く追求し、仮説と検証を繰り返すことで、最終的には成功に繋げることができました。
学業以外でがんばったことはありますか?
私が学生時代に力を入れていたことは、オーケストラの部活動での新入部員への指導です。私は所属していたオーケストラ部で、例年多くの新入部員が短期間で辞めてしまうために、部活動の運営が困難になり、また部員全体の士気が低下するといった問題が生じていました。そのため私は、新入部員が上達する実感を得て、演奏を楽しんで続けてもらうために、それまで行われてこなかった個別の指導を複数回行いました。その際には、段階を踏んで上達するための練習の指針を示し、主体的に演奏を楽しむように伝えました。その結果、例年よりも辞める新入部員の人数を大幅に減らすことができました。私はこの経験から、一人一人と丁寧にコミュニケーションを取ることで信頼関係が生まれ、お互いに物事に取り組みやすくなることを学びました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部長、役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ESに基づいた質問が多く、その中で気になったことや面接の印象と異なることについて聞かれた。その際、その場で上辺を取り繕おうとするのではなく、ESの内容が不完全だったと
述べ、真意を丁寧に自分の言葉で説明できたのが良かったと思う。
面接の雰囲気
最初は雑談のような質問から入り、緊張を和らげるようにしてくれた。学生の率直な考えや雰囲気を見ているようだった。
最終面接で聞かれた質問と回答
インターンでどのようなことを感じ、学んだか?
インターンシップでは、御社が今力を入れている分野の説明や、それを行う新たな職場環境を見学することができ、会社全体で大きなチャレンジ精神を持って、新たな研究開発を進めようとしていると感じました。医療やAI等の分野は、他の企業も注目している分野ですが、それらと比べても御社は最も勢いがあり、人材や環境が整っている印象を受けました。また、実際に働かれている社員の方とお話させていただいて、まじめでフラットな雰囲気の方が多く、気さくに接していただきました。最先端の研究を行っている社員の方が、自分よりももっと技術に精通している社員が多数おり、教えてもらったり意見交換する機会が多いとおっしゃっており、そのような成長意欲や高度なスキルをもった人々と一緒に仕事をしたいと思いました。
ESの自分の長所の欄には、チャレンジ精神があり向こう見ずなところがあると書いてあったが、実際にあった雰囲気は落ち着いており、そのようなアグレッシブな印象は受けないがどうか?
確かに、対外的にはアグレッシブではなく、自分でも落ち着いているほうだと思います。しかし、自分が興味をもったことややりたいことに関しては、積極的に自ら動いてやってみることが多いです。そうして何事にも臆せずに取り組むことは長所でもあるのですが、見切り発車で研究をスタートしてしまい、後々行き詰まることがあり、事前にしっかりと考えることも大事だと思うようになりました。実験をする前に目的や意義を明確にし、それらを達成する結果を得るためにどのようなアプローチをとるかということを考えることで、短期間で成果をあげることができました。一方、問題点がつかめないときには、ただ動けなくなるのではなく、実際に自分で実験し試してみることで、新たな着想が生まれることもあります。そのようなチャレンジ精神と先を見通して考える力を両方伸ばしていきたいと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後、しばらく考える猶予をくれた。人事の方から面接のフィードバックや富士フイルムの強みについて再度説明があり、丁寧な印象を受けた。
内定に必要なことは何だと思うか
技術系であれば、自分の研究内容についての理解や分かりやすく説明する能力が求められる。いくら自分の研究内容に近い分野の専門の社員が集められているとはいえ、短い時間で自分の研究を理解してもらうのは大変難しい。高校生が聴いて分かるくらいのレベルで話すくらいで良いと思う。研究紹介スライドも準備する必要があるが、こちらも図を多くして文字数を減らし、イメージだけでも伝わるように工夫して作成することが望ましい。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
技術系は研究の能力も必要だが、人柄も重視される。自分の言葉で誠実に話す人や、独特の感性を持つ面白い人が選考を通過していた。また、インターン等で積極的に質問したり、他の学生と打ち解けてコミュニケーションを取る姿勢や、限られた時間内で成果を出す能力も評価されると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンは行っておくと企業研究になるし、人事へのアピールになるため参加したほうがいい。面接では予想しないような質問もされるが、落ち着いて誠実に、自分の言葉で丁寧に答えると良い印象を与えられると思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
電話で人事の方から面接に対するフィードバックや迷っている企業との違いや優位性について説明を受けた。
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富士フイルムの 会社情報
会社名 | 富士フイルム株式会社 |
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フリガナ | フジフイルム |
設立日 | 2006年10月 |
資本金 | 400億円 |
従業員数 | 4,982人 |
売上高 | 6752億3700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 後藤禎一 |
本社所在地 | 〒106-0031 東京都港区西麻布2丁目26番30号 |
電話番号 | 03-3406-2111 |
URL | https://www.fujifilm.com/jp/ja# |
採用URL | https://careers.fujifilm.com/graduates/ |