19卒 本選考ES
技術職
19卒 | 奈良先端科学技術大学院大学大学院 | 男性
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Q.
特技・趣味を教えて下さい。100文字以下
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A.
<特技> ・手先の器用さに自信があり,顕微鏡下であれば直径0.05mmのものまで自在に扱えます。 ・絵を描くこと(小・中学時代はよく出展していました) <趣味> ・ラーメン巡り ・飲み会 ・映画鑑賞 続きを読む
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Q.
学業で力を注いだこと(卒論・修論・ゼミナール・得意科目等)を教えて下さい。350文字以下
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A.
修論研究を軌道に乗せ、成果を出すことに力を注ぎました。 私が現在行っている研究は、研究室内で初の試みとなる領域でした。そのため、 自ら研究プロセスを考える必要がありました。そこには、可視化させる手法が確立していないこと、解明点が少ないこと、研究対象が小さく扱い辛いこと、などの課題がありました。 そこで私は、多くの論文を読んで知識を付けるのはもちろん、学内セミナーに積極的に参加して最新の知見を入手し、そこから思いついたアイデアをすぐに実行していきました。また、いいと思うアイデアもあえて周りから助言を得ることでより良いものを目指すことに終始しました。以前は狭い視野での情報収集でしたが、広く知識を吸収し、さらに共有していくことでアイデアに肉付けしていきました。 その結果、研究を軌道に乗せ成果も得られました。 続きを読む
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Q.
自己PRについて教えて下さい。350文字以下
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A.
私の長所は小さな工夫を重ね、より良いものを常に目指す姿勢があるところです。 私がホームセンターでアルバイトをしていた時、資材コーナーではブロックなどのバーコードが剥がれやすい商品が多く存在していました。それらはバーコードが載った台帳を通してお会計を行うのですが、どの頁に載っているかが分からず探すのに時間がかかり、写真がないため実際の商品と合っているのか分かりにくい、などの問題点がありました。特に新人アルバイトだとお会計に時間がかかり、お客様から不満の声もありました。そこで私は台帳に頁数をつけ、巻頭に目次を作ることで目的の商品の頁がすぐに見つけ出せるようにし、写真の代わりに得意のイラストを書き入れ、分かりやすくしました。その結果、資材レジでのお会計がスムーズになり、お客様の不満も減りました。 続きを読む
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Q.
研究概要 <特記事項> 研究概要は必ずA4サイズの用紙に片面でまとめてください。図や表を 挿入しても構いません。手書きは不可です。必ず、学校名・氏名を記載してください。
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A.
<<根冠最外層の代謝とムシゲル分泌機構の探索>> <背景・目的> ムシゲルとは?:植物の根が土壌中を浸入しやすいように先端から出す「ゲル状物質」のこと である。ムシゲルがあるおかげで土壌粒子との摩擦が軽減され、根にとって大事な 組織である先端部分を乾燥から保護することができる。また、糖分を多く含んでおり、 それを餌とする土壌中の根にとって有益な微生物を誘因する働きもある。 しかし、ムシゲルがどのようにして分泌されるのかは未だに明らかとなっていない。 そこで、私はムシゲルの分泌機構を解明することを目的とした。 <手法> ムシゲルが分泌されない変異体の探索から始めた。ある遺伝子の働きが欠損した変異体でムシゲルの 分泌が行われていなければ、その遺伝子がムシゲル分泌に必要であることがいえるためである。 そのため、変異体が多く揃う「シロイヌナズナ」と呼ばれるモデル植物を用いて実験を行った。 観察手法:ムシゲルは肉眼で見えないため、墨液を用いて可視化し、微分干渉顕微鏡で観察した。 観察時期:発芽後3日目 <結果> 変異がない野生型と比べ、根の先端 で特異的に働く転写因子(遺伝子の働き を調節するタンパク質)であるSMB, BRN1,BRN2がない変異体では、 ムシゲルの量が著しく減少し(図1)、 有意差(図2)も見られた。 <今後の展望> 今後はsmbbrn1brn2変異体の解析を進めていくことで、 ムシゲル分泌に働く遺伝子を同定し、分泌機構の解明へと 繋がることが考えられる。 また、有用微生物と変異体との相互作用も観察することで、 ムシゲルがない変異体に対する微生物の振る舞いについても 見ていきたい。 将来的には新たな知見が得られるだけでなく、土壌環境の 改善や、作物の成長促進、雑草の根の伸長抑制などへの 応用が期待できる。 続きを読む