22卒 本選考ES
研究職
22卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
-
Q.
卒業論文、卒業研究(テーマ名)
-
A.
角質層の水・脂質分布計測を目的としたミロー型顕微OCTの開発 続きを読む
-
Q.
卒業論文、卒業研究(概要)
-
A.
角質層の内部状態解明を目的にした新規光干渉装置(OCT)の開発です。角質層内部の断層形状や水と脂質の空間分布分析は皮膚科学領域などで重要ですが、従来法では1µm未満の微小構造まで計測できません。そこで私は当研究室独自の分子種識別OCTを、角質層の微小構造計測への応用に取り組んでいます。これまでミロー干渉計を応用することで生体計測用OCT開発に成功し、モデル皮膚膜からの信号取得を達成しました。 続きを読む
-
Q.
あなたの特徴を表すキャッチフレーズを2つ挙げ、それぞれを裏付けるエピソードと合わせて教えて下さい。 【ひとつめ】
-
A.
【目安箱となり、自らが動いてチームを繋ぐ人】です。学部時代に所属していた書道部では毎年オープンキャンパスで書道パフォーマンスをしていました。私が責任者となった年は発表までの練習時間がとても短いうえに経験者も少ないという課題がありました。そのため演技を仕上げるのは厳しいと感じ、参加の断念を考えました。しかし部内で話し合うと「前年の演技を見て書道部に入部したいと思ったから、困難でもやり遂げたい」という意見が多くありました。私はいかに困難でも皆の強い意志があれば人の心を動かせる演技が可能だと感じ、参加を決めました。その後、どういった作品なら実現可能なのか、どうしたらより良い作品になるのかを部員一人一人に意見を求め、全員が納得できる作品案を作り上げました。さらに経験者から体の動かし方や全体のバランスなどを提案してもらうことや経験の少ない人へ積極的に助言を行うことで一致団結して練習を行いました。結果として本番で全員が笑顔で終われた演技ができ、チームが一つになる瞬間を感じることが出来ました。そのため私は自ら【目安箱】となることで、円滑に物事を実行するために【チームを繋ぐ】ことを大切にしています。 続きを読む
-
Q.
あなたの特徴を表すキャッチフレーズを2つ挙げ、それぞれを裏付けるエピソードと合わせて教えて下さい。 【ふたつめ】
-
A.
【不屈の挑戦者】です。自身の興味・関心の高い “皮膚”をどこまで解明できるか挑みたくなり、数多くの人が実現できなかった困難な装置の開発に挑戦しています。実際、研究においては課題が多く、失敗の連続でした。それでも「自分が決意したことは絶対に諦めない」という気持ちを絶やさず、日々の研究で鍛えた仮説検証型の思考から、一つ一つ問題を解決へと導きました。例えば装置に用いるレーザーの種類を変えると信号が検出できないという問題です。これに対して装置の他の部品がレーザーに適した配置になっていないと仮説立て、部品配置を1nm刻みで制御可能な機構を導入することで微弱な信号の取得を可能にしました。しかしここでノイズが多く目的の信号が埋もれてしまうという更なる課題が生じました。そこで着目したのが類似原理の装置においてノイズの低減が見込めるミロー干渉計です。自身の装置にこの手法を組み込むことでノイズ除去が可能と考え、装置への応用に挑戦しました。最終的に、モデル皮膚膜から目的信号のみの検出を達成することができました。この様に、困難に直面しても仮説検証型の思考を武器に【不屈の心】で挑み続け、成功に導くことができます。 続きを読む
-
Q.
あなたはKOSEに入社後、何に挑戦したいですか。
-
A.
肌の弱い人でも健康的な肌を維持できる化粧品の研究開発に携わりたいです。私は肌が弱く、製品によっては肌荒れすることに悩んでいました。しかし、化粧品選択は『合うか合わないかは、試してみないと分からない』という現状です。そのため体質や体調によって異なる肌状態に適切な化粧品に出会うことは非常に困難だと感じていました。そのため『一度は試さなくてはいけない』製品を変えるべきだと思います。そこで私は貴社において皮膚科学研究に携わり、肌のバリア機能を定量化やその変化要因の特定に関する研究に挑み、パーソナライズ化した化粧品を開発したいと考えています。さらに化粧品と肌のリアルタイムでの作用予測に発展させることで、店頭での適切な化粧品選択を補助し、多くの人の美と健康へ貢献したいと考えます。国内有数の研究開発力を有し、皮膚科学研究にも注力している貴社であればこの貢献が達成できる、また貴社の海外進出に合わせてこの貢献を全世界に届けられると考えています。研究活動で培った多角的分析力と論理的思考力を活かし、素材の組み合わせや肌との相互作用など、様々な観点から研究を行い、お客様の体質に合わせた製品を作り出したいです。 続きを読む
-
Q.
あなた自身が一番興味や関心をもったことについて画像を1枚使って紹介して下さい。
-
A.
メイクアップブランドであるKATEから今年発売された「小顔シルエットマスク」です。新型コロナウイルスによりマスクが欠かせない日常でも、美しくありたいという女性の願いを叶えるこの発想に関心を持ちました。私は従来の概念に囚われない斬新な発想がどんな分野の研究開発においても必要だと思います。従来のポリエステルマスクの様に、カラーバリエーションや柄だけに囚われていないこの商品の発想の様に、柔軟で独創的な発想のできる研究者になりたいと考えています。そのために私は既存の概念に囚われずに様々な事に挑戦する広い視野を養いたいと思っています。この考え方は現在の新規研究テーマに取り組む姿勢に繋がっています。 続きを読む