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テルモ株式会社 報酬UP

【20卒】テルモの臨床開発職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6722(京都大学大学院/女性)(2019/6/26公開)

テルモ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2020卒テルモ株式会社のレポート

公開日:2019年6月26日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 最終面接
職種
  • 臨床開発職

投稿者

選考フロー

企業研究

テルモの短期インターンや説明会に積極的に参加することで、どういった製品があるのか、今後どんな製品を開発していきたいのかを知るように心がけた。医療従事者や患者のニーズを満たせる製品を生み出すことに力を入れている会社だからこそ、各製品が人々のどういったニーズから生み出されたかを考えるようにした。製品について調べることで、製薬企業とはまた違った医療機器メーカーならではの医療への貢献の仕方が見えてきて、志望動機等を言う際に役に立ったと思う。また、自分が志望している職種の方にOB訪問も行い、医療機器メーカーの臨床開発、薬事というニッチな職種領域についての理解を深めるようにも心がけ、職種自体への理解も深めるように心がけた。

志望動機

私がテルモを志望したのは、御社の多様な製品の開発に携わることで、人々の健康に貢献していきたいからだ。私は自分や周囲の人々の健康が、人々の豊かな暮らしに必要不可欠だと考えている。私は、ヘルスケア事業に取り組むことで人々の健康に貢献し、人々の豊かな暮らしの根本を支えていきたいと思っている。その中でもテルモは、バイオ医薬品が入った状態の注射器を販売するなど、多様な観点で医療従事者や患者が求めるニーズに答えられるような医療機器を開発し、また、ハートシート等を代表する再生医療の新しい技術にも積極的に取り組まれている。私も御社で多様な技術を用いた製品の開発に携わることで様々なニーズに答えて、人々の健康に貢献していきたいと考えている。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2019年02月

1次面接 通過

実施時期
2019年03月
形式
学生3 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
研究開発から人事になった人1人
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

ESについてかなり深掘りをされ、答えづらい質問もあったが、全て前向きな返答で返すように心がけた点が評価されたと感じている。

面接の雰囲気

和やかな面接だった。面接官も学生の話していることをうなずきながら聞いてくれて、落ち着いて話すことができた。

1次面接で聞かれた質問と回答

自己PRで研究室のゼミでの論文紹介で、論理立った説明を意識しているとありますが、そうしたことを行おうとしたきっかけはありますか。

私が論文紹介で論理立った説明をしようと思ったきっかけは、学部4回生のときに先輩方の論文紹介の発表を聞いていてもったいないなと思った時です。普段喋っていてとても優秀であることは知っており、また、非常に論文の内容も読み込んでいることも伝わってくるのですが、どうしても論理の流れを理解しづらい発表が多いな、と思ってしまいました。どれだけ自分が理解できていても、話している相手に伝わるように話さなければ、完全に理解してもらうことはできません。私は、そうした発表を見ている間に、相手にどうしたら伝わるのだろうか、自分は今、どういう風に伝えてもらったら理解できるのだろうか、と考えました。その結果、論理の流れを強調して話すことを意識するようになりました。

ESの学生時代頑張ったことで、後輩がやめてしまったため、それ以降は後輩が辞めない環境を整えたとありますが、環境を整えることで辞めてしまった後輩が戻ってくることはなかったのですか。

ありませんでした。辞めてしまった後輩の中には、サークルとは関係なく個人的に飲みにいくことなどはあり、友好的な関係はその後も続けており、サークルの現状や、後輩が辞めてしまった後に良くなった点を伝える機会はあったのですが、残念ながらサークルに戻ってくることはありませんでした。私はそうした経験から、人の気持ちを変えることは難しいと改めて思わされました。一度決心したことは、他人から何かを言われようと、なかなか変えることは厳しいと思います。そのため、私はやはり、人が決心する前に、まだ迷っているというような段階で相談に乗ったり、そもそも辞めたいと思う前に良い環境を作り上げていくことが非常に大切だと考えるようになりました。

2次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生4 面接官2
面接時間
90分
面接官の肩書
臨床開発の社員/薬事部の社員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究概要について学生同士で質問し合ったが、どんな質問が来てもわからないことはわからないと述べつつ、現状わかっていることをしっかり伝えるように意識することを心がけた。

面接の雰囲気

とても和やかだった。最初は軽く雑談も交えながら、自己PRを各自が喋り、それから面接になったので、とても落ち着いて話すことができた。面接自体は、学生同士がホワイトボードを使って研究概要を説明し合うことが中心だった。

2次面接で聞かれた質問と回答

自身が行っている研究が何の役に立つか。

私の研究は、カイメン動物において、既に機能を持って働いている分化した細胞がどんな細胞にもなることができる幹細胞に変化する現象が、いつ、どのように起きているのかを解明することを目標に行っています。分化細胞から幹細胞への変化の現象は、iPS細胞などを筆頭に、再生医療の技術に広く使われている現象で、どのようにして起きるかを解明することでこうした再生医療の技術に広く貢献することができると考えています。また、カイメン動物は一番最初に生まれたとされる複数の細胞を持った動物で、カイメンでこうした幹細胞の仕組みについての研究を行うことは、幹細胞の最も基本となる仕組みを明らかにすることにつながると考えています。

研究概要を説明していください。

既に役割りを持った細胞をなんにでもなれる細胞に変化させることで、iPS細胞は作成されます。私が研究しているカイメンでは、この現象が自然環境下で起こっています。カイメンでは、通常時は同じ細胞同士で接着しながら栄養を摂取する役割りを持った細胞が、何にでもなれる細胞接着を持たない全能性幹細胞に変化する現象が知られています。しかし、この現象が、いつ、どのような分子機構で起こっているかはまだわかっていません。私は、カドヘリンと呼ばれるタンパク質に着目して、この変化の分子機構の手がかかりを得ようとしています。カドヘリンは哺乳類などの動物では、細胞接着に働くことが知られていますが、カイメンでの機能は明らかになっていません。私はカイメンでのカドヘリンの機能を調べることで、カドヘリンが接着している細胞同士から接着を持たない細胞への変化に関係していないかを明らかにしようとしています。

最終面接 落選

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事部長1人/薬事役員1人/臨床開発役員1人
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接では志望動機をしっかりと言うことができるかを一番評価されているように感じた。自分は、医療機器の臨床開発でできることをうまく捉えることができなかったため、落選してしまったように思う。

面接の雰囲気

役員面接ということもあり、これまでの面接に比べて厳しい雰囲気の面接だった。かなり鋭く志望動機を中心に深掘りされた。

最終面接で聞かれた質問と回答

リーダーシップを発揮する際、何が原動力になって発揮しようと思えるのですか

私がリーダーシップを発揮しようと思うのは、自分1人の力でできることは限られていると思っているからです。自分にとって達成したい大きな目標がある時に、それを達成するためには、自分だけではなく周囲の人の力を借りなければいけないと思っています。具体的には、大学時代所属していたマンドリンオーケストラサークルでの活動で、演奏会を成功させるためには、自分たち最上級生だけではなく後輩の力が必要だと思い、後輩たちのモチベーションをあげるような取り組みを行っていくことで、リーダーシップを発揮していました。後輩たちが楽器がうまくなるよう積極的に指導を行ったり、サークルの雰囲気を好きになるようにイベントを多く開催することで、後輩たちのやる気を引き出し、演奏会を専攻に導きました。

製薬企業と比較して、医療機器メーカーの面白い点はどこだと思うか

製薬企業と比較した医療機器メーカーならではの面白い点は、製品、そして作る人の多様性にあると思います。薬という観点にとらわれず、医療機器メーカーでは様々な製品に取り組み、患者様や医療従事者のニーズを満たしていくことができる点がまず面白い点だと思っております。特に御社は、再生医療など細胞を利用した製品から注射器など機器に分類される製品に携わっており、様々な観点を取っている点が魅力的だと思っています。また、そうした多様な製品を作るには、様々なバックグラウンドを持った人が必要だとも思っています。生物、化学、物理、数学、様々な分野を勉強してきた人が互いの専門を活かすことで、1つの製品が生まれていく、そうした過程に携われるのも医療機器メーカーならではの面白い点だと思っています。

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テルモの 会社情報

基本データ
会社名 テルモ株式会社
フリガナ テルモ
設立日 1921年9月
資本金 387億1600万円
従業員数 30,350人
売上高 8202億900万円
決算月 3月
代表者 高木俊明
本社所在地 〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目44番1号
平均年齢 40.5歳
平均給与 765万円
電話番号 03-3374-8111
URL https://www.terumo.co.jp/
NOKIZAL ID: 1130500

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