【未来への技術挑戦】【20卒】NTTデータ先端技術の夏インターン体験記（理系/エンジニア（プラットフォーム事業部））No.6255（群馬大学大学院/男性）（2019/7/5公開）

・インターンシップを通して、現在の研究テーマに近いネットワークインフラの技術を学びたいと考えたため。
・ネットワークエンジニアの仕事を体験し、将来へのビジョンを身につけたかったから。
・首都圏での働き方を体験し、どのような生活になるか体験してみるため。

自分の研究テーマである通信技術と志望部署、実施内容を比較し、できるだけ経験を生かせるような内容の部署を探した。

エントリーシート → 最終面接

研究内容と業務の内容が非常に近く、実際に技術面においては問題がなさそうに感じたから。
また、面接時にもコミュニケーションに問題がないとおっしゃっていただき、落ち着いて向き合うことができたことも評価していただいたと思う。

NTTデータ先端技術のインターンシップ志望動機

私はネットワークエンジニアリングを通して、安定かつ高速な通信を行うネットワークを構築したいという思いから貴社のインターンシップを志望します。
研究を通して通信の様子を調査しているうちに、ネットワーク、ITインフラの重要性を再確認し興味を持ちました。
そこで、貴社のネットワーク、サーバなどのシステム基幹部分への高度な技術力と、その専門性でお客様のビジネスをより発展させることができる仕事に魅力を感じました。特にITインフラ設計・構築のトータルサポートに興味があります。
中でも、プラットフォーム事業部を希望部署として選択した理由は、ネットワーク構築の一連の流れを実際に体験することができると考えたからです。
以上のように私は貴社のITインフラへの高度な専門性を身近で実際に体験することで、ネットワークエンジニアやSIerという職種に対する明確なビジョンを身に着けたいと思っています。

自分の強み・学生時代に力を入れたこと

私の長所は計画性があるところです。
一例として大学時代所属した馬術部で主務を経験したことが挙げられます。
中でも印象に残っているのは、国立大学対抗馬術大会の運営です。まず開催にあたり、全国から参加校を集めることと場所・馬の準備をすることが必要でした。
そのため私は遠方から参加してくださる選手のことを配慮して、事前の開催連絡・出欠確認と駅からの送迎や宿泊場所の手配等を早めに行いました。さらに参加校が決まってから人数を踏まえて自馬以外に借用する馬の頭数を見直し、申請を行いました。
このような事前の準備の成果もあって、全国から14校を招いて無事大会を開催・終了することができました。
私はこの経験を通じて予定から逆算して計画を実行することの大切さを再確認しました。この強みを仕事に対しても生かしていきたいと思っています。

BIG-IPを用いたロードバランサ（LB）の構築・試験

1週目にやったこと

1～3日までは座学形式でVM（サーバ仮想化）についての講義を行った。4日目からプログラムに本格的に着手し、元来実機で実現していたロードバランサ（LB）を仮想化する作業に取り掛かった。5日目にはLBの試験のため仮想化サーバを作成し、テストをした。

2週目にやったこと

6～8日目ではLBを冗長化し、セキュリティ面の強化を行った。実際にワンタイムパスワードを設定し、ログインが可能になっているかどうかなどの試験も行った。9日目はLBを用いて各人が行いたいことということで、研究内容とすり合わせて技術を試した。最終日は午前中に発表資料を作成し、午後には発表から懇親会で終了。

人事担当者

なし

問題が発生した際、何がなぜ起きたのかを整理して質問をしたことを評価していただき、指導がしやすかったといっていただいた。今後プログラム中で解決できなかった部分に関しては自力で取り組んでみてほしいとのアドバイスもいただいた。

VMに関する講義の際は、新しい知識を得られて充実していたが、ほとんど触れたことがない深い部分への理解も求められたので大変だった。また、実際にプログラムに取り組む際も想定外のエラー等が発生し、担当者の方に助けていただくことが多く、自分の技術不足を実感した。

・実際にロードバランサ（BIG-IP）を用いてネットワークの構築・試験を行うことで、これまで知識として持っていたものを実際に活用する手段を体験することができた。
・仮想化技術に関しても、普段触れにくい領域まで試させていただいて非常に充実していた。
・首都圏での勤務体系、生活を体験することができ、将来のビジョンを身に着けることができた。

・UNIXのコマンドをある程度使えるようにしておくと良い？
・実際にサーバ・ストレージ等を用いて行いたいことがあるとより明確に実習できる。
・知識があるに越したことはないが、トレーナーの方々は技術面で非常に頼りになるので、経験が少なくても十分体験できる。

これまで自分が考えていたオフィス環境よりもずっと研究室のような感じに近く、各々のプライバシーが確保されていると感じた。また、上京して首都圏での生活になったが、実際に住居を提供していただいたおかげで一人暮らしして働く様子をイメージしやすかった。

実際に選考を受けたが、落選してしまった。技術面では自分の分野とマッチしていたが、何をしたいかという動機の部分で詰め切ることができなかった。また、インターンシップ受け入れ人数もそうだったが、本選考からの参加者も増加することを考え、倍率が高くなるのではないかと考えていた。

業務形態が非常に良く、いい意味で緩い部分が魅力に感じた。本社が東京にあるのにも関わらず、出社時間が10時～なので満員電車に巻き込まれない部分も魅力だった。
業務内容的にも自分の専門分野と一致し、自分の長所を生かすことができると考えたため志望度が上昇した。

本選考の際に一次選考を免除される権利がインターンシップ参加者に与えられた。しかし、二次選考以降はフェアな選考になっているらしく、インターンシップ参加者だからといってフリーパスというわけではなかった。
ここの面接は遠方の学生へ配慮してWEB面接を取り入れている部分は非常に助かった。

最終発表後に人事担当の方から課題と発表についてフィードバックをいただいた。
さらにインターンシップ参加者は一次選考を免除される旨が説明された。

ICT・通信インフラ業界をメインに、現在の研究内容を生かすことのできる業界を考えていた。ぼんやりと他の業界においてもICT技術が用いられていることは感じていたが、どういった使われ方、技術者としての形態をとっているのかが不明であまり強くは志望していなかった。
他には趣味から発展してゲーム業界も少し視野に入れていた。

ICT・通信インフラ業界をメインに、現在の研究内容を生かすことのできる業界を考えていた部分は変わらず、より志望度が高まった。また、他のインターンシップを通して興味を持ったメーカーの選考の際にもこのインターンシップで得た最新の通信技術動向や仮想化技術への知識が非常に役に立った。
また、会社を選ぶ基準として、東京勤務の場合は家賃等の条件を要素に入れて考慮する必要があることを経験を通じて学ぶことができ、視野が広がった。