【未来を照らす光の道】【19卒】東日本電信電話（NTT東日本）の冬インターン体験記（理系/SE、ネットワークプランニングに関するインターンシップ）No.2668（早稲田大学大学院/女性）（2018/4/6公開）

元々大手SIerを見ていて、SIerの側面をもつ通信業界のリーディングカンパニーということで興味があったこと、選考に有利になる可能性があるという噂を先輩から聞いたため興味を持ち、インターンシップに応募した。

選考はES、Webテスト、グループディスカッションだった。ESは結論先行で簡潔に書くように、Webテストは対策本を一周程度した。グループディスカッションは、特に対策はしていないが、他社の選考で経験していてどのように議論を進めていくかなど学んでいた。

グランドデザイン業務体験

前半にやったこと

前半は会社説明、職種に関する講義、社員座談会、本ワークに向けたプレワーク、施設見学会があった。本ワークはとあるエリアに何月何日までに光ケーブルをどのルートで引くかを考えるもので、まずは需要予測を行った。

後半にやったこと

後半では、コストや工数計算、発表準備を行う。また、このエリアにこの種類のケーブルを引いていいのか確認するために道路管理会社などを名乗った、特定の社員と交渉をするようなことも行う。最終日に社員の前で発表し、フィードバックを頂けた。

事業部長

お菓子

発表資料作成時に、思考のプロセスの可視化が説得するにはとても大事だというアドバイスは役に立った。比較した対象を見せて、なぜこの案を選んだのか、なぜ別の案ではダメなのかを論理的に説明できるとよい。

需要予測に時間をかけてしまったり、当初考えていたルートを一から見直したりするなどしてしまったり、とにかく時間が足りなかった。タイムマネジメントを班のメンバー全員で意識していれば良かったと後悔した。しかし、社員の方がかなり親身になってアドバイスを頂けたため、最終的に案をまとめることができた。

簡易的ではあるが、ネットワークプランニングという職種がどのような視点、考えでグランドデザインを策定しているのかを実際に体験してみることでかなり理解できたと感じる。職種理解が深まったため、ネットワークプランニングという職種を志望する人は参加をお勧めする。

基本的にはインターンシップの前半の講義で詳しく説明していただけるし、ディスカッション中もインターネットで調べたり社員の方に質問できるので、事前に勉強する必要はないと思った。

実際の職場で実務経験をすることはなく、基本は学生同士とグループディスカッションを行うだけであるため、実際に働いている自分を想像することはできなかった。しかし、施設見学会ではサービスマネジメントの技術を見ることができ、少しは参考になるかもしれない。

グループディスカッション中に、社員の方に、よく周りをみて行動できていると評価していただけたため。しかし、評価されたのは自分だけではないと思った。インターンシップに参加したなかで、優秀な学生は多かったので、特別自分に内定が出るとは思わなかった。

インターンシップで簡易的なグランドデザイン策定のグループディスカッションを行い、業務内容に面白さを感じたため、この企業の志望度が少し上がった。また、固定回線のシェアは1位であり、この仕事をしたいのであればこの企業しかないと思ったためである。

インターンシップに参加することで本選考で有利になるかは正直分からない。しかし、職種理解は参加していない他の学生より深めることができると思うし、面接でもエピソードとして言うことができ、印象は良いと思う。

この企業のインターンシップに参加する前は、主に大手のSIerやインフラ関係の企業を中心に見ていた。自分は社会貢献度の高い事業に将来仕事として携わりたいと考えているため、そのような業界の中で幅広い分野の会社を見ていた。将来性・安定性や育成制度を特に重視していて、ベンチャーよりも大企業ばかりを見ていた。

このインターンシップに参加したことによる志望企業や志望業界の変化は特になかった。志望企業にこの企業が入ったくらいである。その就職活動への影響については、自分は基本的にシステムエンジニア職を見ていたが、この企業に至っては今回のインターンシップで体験したネットワークプランニングという職種で選考を進めていこうかと考えている。