【19卒】日立コンサルティングの夏インターン体験記（理系/コンサルタント）No.1106（2018/1/31公開）

最初はRPAに興味を持って参加してみたものの、今まで興味のなかったコンサルティングについても興味をもつようになった。クライアントが抱えている問題を解決するコンサルタントは、いわば「企業のお医者さん」であるということの意味を実感し、その難しさややりがいを感じられる有意義なインターンだったと思う。

企業側から、予習はとくに必要ないとは言われているものの、パワーポイントやUiPathに関してある程度予習しておくと、グループワークでも効率的に動けると思う。
時間管理については、タイムキーパー担当を一人設けることを提案したほうが良いと思う。

２日という短い期間だったが、コンサルティングの、限られた時間内で成果を出さなければならない難しさは自分の身で痛いほど実感し、同時に、うまくやり遂げられたときの達成感・満足感を知ることができた。この企業に努めている人は、毎週毎年この業務をやっていると思うととても過酷だろうと思った。

収入が比較的高いとは聞くが、その分難しさもある。メーカーは単純に製品を作ればよいが、コンサルティングは物での商売ではなく、自分で常に考えなければならない。それを日常的に行っているのだから、本当にコンサルティングというものに興味がある人や、根性がある人でないと務まらないと思う。

受けるかどうかはともかく、世の中にはこういった仕事もある、というのは勉強になった。今まで興味がなかった業界でも、インターンシップをきっかけに興味を持つこともあるかもしれないが、自分には向いてないかもしれないと感じた。3ヶ月経った今でも、達成感より過酷さのほうが強く印象に残っている。

今回のインターンシップ参加者には、冬の前述のシークレットなイベント（参加者を集めての懇親会、選考過程へ影響）への参加権が与えられるので、選考に好影響があると感じられた。

インターン終了後、翌年（2018）に参加者を対象として何らかのイベントを開催する予定だという話があった。アンケートにて、参加の意思について尋ねられた。社員の人との懇親会のようなもので、選考の何らかに関わるという話を聞いている。

自分が大学で学んできたプログラミング技術を活かせそうなIT業界、特に、安定していて世間的にも名の知れた、社会への貢献度の高い電機メーカー（富士通、パナソニックなど）や、福利厚生サービスやオフィス環境、事業の幅広さが魅力的と感じたWeb業界（ヤフー、楽天など）に強い志望があった。逆に、IT業界以外にはあまり興味がない。

自分の志望分野に変化はないが、RPAに関して学べたのは大きな収穫だった。近年の大手広告企業での過労自殺を受けて、社会の働き方改革が積極的に唱えられるようになった。
RPAのような、人間の業務を代行してくれるようなソフトウェアが発達すれば、働き方改革に大きく貢献できると思う。
自分も、今まで学んできた情報技術を使って、働き方改革に貢献できないか、そういった事業や取り組みを行っている企業を探してみたいと思うようになった。