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- A.
味の素食品株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒味の素食品株式会社のレポート
公開日:2018年10月10日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
学内の合同説明会や選考段階における会社説明会に参加し、事業内容だけでなく会社の雰囲気なども含めて理解するように努めました。会社のホームページやパンフレットなどを参考に、事業内容や企業理念等についても調べはしましたが、他の食品会社との細かい比較やこの会社だけの強みといったことはあまり調べませんでした。この会社の選考の特徴として、「(おそらく人柄も含めて)どういう人間なのか」「何を考えて行動するのか(行動特性)」を重視して見られるので、どれだけ会社のことを知っているかはそこまで重要ではないように感じました(実際に志望動機も最終選考でしか聞かれませんでした)。疑問点があれば、選考の段階で座談会や面談もあるので、そこで質問すれば良いと思います。
志望動機
クノール食品でものづくりをすることで、多くの人に「食」を通じて笑顔を届けたいからです。私は「食」とは人生で最も幸せを感じることのできるものであり、そのような「食」を通じて多くの人の笑顔に貢献したいと考えています。日本には多くの食品会社がありますが、その中でも以下の理由から御社を志望します。一つ目は「自分が手に取りたいと思う商品を作っている会社である」からです。私はものづくりに携わる以上、自分が欲しいと思えるものである必要があると考えています。御社の商品は私たちが生活においてよく口にするものであり、心も体も温めてくれる魅力的な商品です。二つ目は「企業理念」です。会社という組織に所属する上で、企業理念は自分が一緒に目指せるものであることが重要だと考えます。私は御社において新たな食文化を創造することで、多くの人の笑顔に貢献したいです。三つ目は「社風」です。働く上で人との関わりは必要不可欠であり、一緒に働きたいと感じる人の多い会社が良いと考えます。説明会や面接を通して、御社の社員には非常に魅力的な方が多いと感じました。以上の理由から、私は御社の技術系総合職を志望します。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたが過去1~2年間で取り組んだことの中で、ご自身で成果が上がったと思われる取り組みには、どのようなものがありましたか?(500文字以内)/取組み全体を振返り、なかなかうまくいかず苦労したが、それを克服する為にとったあなた自身の行動事実を第3者にもイメージできるよう記述してください。(1000文字以内)
ES対策で行ったこと
他社のインターンシップや本選考の際に書いていたものを改善して提出した。また他社のものも含めて就活サイト上のエントリーシートを読み、参考にした。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
他社のインターンシップや本選考の際に練習として受験した。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年04月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術社員(若手、中堅)
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ひとつの出来事に対して様々な角度で質問をしてくるが、それに対してきちんと自分の考えを述べられた点が評価されたように感じた。
面接の雰囲気
「昼食は何を食べてきたのか」などの雑談から入り、終始穏やかな雰囲気だった。こちらの話をきちんと聞いてくれる印象だった。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代いちばん力を入れたことは何か
大学の部活動において、スタッフリーダーとしてチームの勝利に貢献したことです。私は大学で女子ラクロス部に所属し、マネージャーを務めました。マネージャーは自分自身がプレーをするわけではありませんが、練習や試合での働き方によって選手に大きな影響を与え、チームを勝利へと導くことができる役割です。そこで私は、どのようなサポートをすればチームを勝たせることができるのかを自ら考えて活動を行いました。特にスタッフリーダーを務めた4年次は、どのようにすれば選手の技術や意識が向上し勝利につながるかを考え、スタッフ側から選手へ発信するという「勝たせるスタッフ」を目標とし、それまで行っていたスタッフの仕事内容の改善を図りました。最終的に、創部以来初の全国大会ベスト4という成績に貢献することができました。
(部活動以外で学生時代に力を入れたことは何かと聞かれ研究と答えたため)研究内容をわかりやすく教えてください
私は出芽酵母を対象に研究活動を行っています。出芽酵母はビールのアルコール発酵などに用いられる、我々に身近な有用微生物です。出芽酵母はアルコール発酵の際に、熱や浸透圧などの様々な環境ストレスにさらされます。したがって効率的なアルコール発酵においては、出芽酵母がどのようにストレスに応答するのかを解明することが重要になります。出芽酵母において、環境ストレスに応答する重要なシグナル伝達因子のひとつにカルシウムがあります。すなわち、カルシウムを輸送するタンパク質はストレス応答に関与すると考えられます。私は、近年出芽酵母において新たに発見されたカルシウム輸送を行うと考えられるタンパク質について、その機能解析を行っています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 中堅社員(部署不明)
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
この企業の面接の特徴として、行動特性を重視した質問が多いと感じた。「どのように考えどのように行動したのか」をきちんと伝えられた点が評価されたと感じた。
面接の雰囲気
一次面接と同様に終始穏やかな雰囲気だった。一対一の面接を連続で二回行った。質問内容はどちらの面接官も似ており、学生時代に力を入れたことについて深掘りされた。
2次面接で聞かれた質問と回答
(学生時代いちばん力を入れたことは何かと聞かれ部活動と答えたところ)その中で苦労したことは何か、それをどのように乗り越えたか
部活動でチーム目標の達成を目指す過程において、スタッフリーダーとして様々な活動内容の改善を図ったことです。それらの中には他の部員の負担を増やすものもあったため、改善の必要性を理解してもらい、部員全員で同じモチベーションで目標に向かっていくことに苦労しました。私はなぜその改善が必要だと思うかを他の部員にも伝え、理解してもらうように努めました。また、逆に何が必要だと思うかを後輩や他の部員に尋ね、それらの意見も積極的にチームに還元するように心がけました。そのほかにも定期的にミーティングを行い、現状のチームにおいて何が足りておらず何が必要なのかを、運営幹部や他のスタッフと積極的に話し合うように心がけました。
(学生時代いちばん力を入れたことは何かと聞かれ部活動と答えたところ)マネージャーとして選手のモチベーションを向上させるために何かしたか
全国大会の試合の前日に、サプライズで用意していたモチベーションアップ用の動画を選手に見てもらい、翌日の試合へのモチベーションを向上させるよう努めました。実際の試合においては選手の技術はもちろん精神面も重要であると感じていたため、直前に気持ちを高めてもらいたいと思い、動画を作成しました。私自身そのような動画を作成したことがそれまでになかったため、技術的に苦労した点も多くありましたが、いろいろと調べたり後輩のスタッフに意見を求めたりと試行錯誤しながら作成しました。最終的に多くの部員から、感動した、明日頑張ろうと思ったなどと言ってもらうことができ、選手のモチベーションアップに貢献できたと感じました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 執行役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接で初めて志望動機を聞かれたが、選考段階でじっくり考えることができたため、きちんと伝えることができた点が評価されたと感じた。
面接の雰囲気
一次面接や二次面接と比べると堅い雰囲気ではあったが、和やかだった。執行役員以外にも人事から二名同席した(進行のみで質問はしなかった)。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ女子ラクロス部のマネージャーをやろうと思ったのか
大学でしかできない新しいことに挑戦したいと考えたためです。私は中学から高校まで6年間吹奏楽部に所属していまし。そのため、大学でも当初は音楽系の部活動やサークルに所属しようと考えていました。しかしながら、興味半分で様々な団体の新歓活動に参加するうちに、大学でしかできないような新しいことをしたいと考えるようになりました。運動は自分でするよりも見る方が好きであったことと、もともと他人のサポートをするようなことには興味があったため、マネージャーをやりたいと感じました。その中でも、部員の先輩方の雰囲気とチームとして高い目標を目指している部分に魅力を感じ、女子ラクロス部のマネージャーをやろうと決意しました。
クノール食品に入社した場合、どのような職種に就きたいか
生産職と生産技術職の両方に携わりたいです。私は御社において、新たな食文化を創造することで多くの人の笑顔に貢献したいと考えています。特に生産技術職は、画期的な技術を開発することで新たな食文化の創造に貢献することができる職種だと考えます。会社説明会でピュアセレクトの新製法についてのお話を伺った際に、私もそのような画期的な技術の開発に携わりたいと強く感じました。しかしながら同時に、生産職にも携わりたいと考えています。ものづくりのいちばん製品に近い場所で働くことで、学んだことを製品に還元したいです。以上のように、生産職、または生産技術職においてものづくりを行うことで、多くの人の食を通じた笑顔に貢献したいです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定承諾の期限を約一週間取ってくれた。他社の選考も含めよく考えるように言ってくれ、催促されるようなことはなかった。
内定に必要なことは何だと思うか
自分が学生時代にいちばん力を入れたことについて、どのように考えどのような行動をしたのかを様々な観点から話せるようにする必要があると思う。人事の方も実際におっしゃっていたが、行動特性を重視して見ているので、自分が頑張ってきたことを相手にきちんと伝わるように話せるかどうかが大切だと感じた。また会社としても、選考の段階で説明会や座談会など社員の方と話す機会が多くあったが、自分が会社の雰囲気と合っていることをアピールすることも大切だと思った。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の行った行動について、「何を考えて」「どのような目的で」行動したのかをきちんと説明できる人が内定をもらえたと感じた。また食品メーカーはどの会社も比較的そうだが、明るくコミュニケーション能力が高い学生が多いように感じた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
(おそらくだが)面接の質問は大枠しか決まっておらず、一つの質問に対して深掘りをしていくことが多かったため、詳しく聞かれてもきちんと答えられるようにしておく必要があると思う。逆に志望動機は最終面接でしか聞かれないため、それまでに仕上げていけば良いと感じた。
内定後、社員や人事からのフォロー
最終面談前と内々定後の計二回人事面談があった。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
株式会社ベネッセコーポレーション
迷った会社と比較して味の素食品株式会社に入社を決めた理由
就職活動全体を通して、食品業界を第一志望としていたため。元々教員志望であり、教育業界への興味からベネッセコーポレーションの志望度も高かったが、最終的には食品業界であることと、技術系総合職であるため大学や大学院で学んだ知識が生かせると考えてクノール食品に決めた。また会社の雰囲気としても、クノール食品とベネッセコーポレーションどちらも魅力的であったが、クノール食品の方が長く働くうえで自分に合っていると考えた。
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味の素食品の 会社情報
会社名 | 味の素食品株式会社 |
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フリガナ | アジノモトショクヒン |
設立日 | 1958年1月 |
資本金 | 40億円 |
従業員数 | 700人 |
売上高 | 984億5700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 望月俊之 |
本社所在地 | 〒210-0801 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1番1号 |
電話番号 | 044-811-3111 |
URL | http://www.ajinomoto-shokuhin.co.jp/index.html |
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