【未来を創る化学ビジョン】【19卒】住友化学の冬インターン体験記（理系/理系全学部対象（技術系））No.2039（東北大学大学院/女性）（2018/2/8公開）

化学メーカーの技術職のインターンシップに参加したかったため。自分の志望業界が明確に定まっていなく、業界研究も兼ねたいと思っていた。その中で候補の一つであった住友化学のインターンシップを見つけたため応募した。

化学メーカーについて軽くではあるが業界研究を行い、それぞれの会社の特徴を把握するように努めた。またエントリーシートは社会人の先輩に添削してもらった。

ビジネス疑似体験ワーク／課題解決のためのグループワーク

1日目にやったこと

住友化学の経営方針説明及びビジネス疑似体験ワークを行った。ビジネス疑似体験ワークでは、電気、自動車などの業界を相手に、素材メーカーとして付加価値のある素材を生み出せるかどうかを試行錯誤した。

2日目にやったこと

グループワークにより、世の中で課題だと思われることとそれに対する課題解決方法を考えた。課題解決の際には、各自の研究概要を持ち寄ってそれを用いた解決方法を考えた。

人事部の社員

なし

グループは全部で8班あったが、各班にメンター等はつかなかった。人事の社員は進行役が一人と、そのほかの数人は特に発言はせずグループワークの様子を見ているだけだった。

事前課題として研究概要をA4二枚程度で準備する課題があったが、課題を提示されたのがインターンシップの数日前であったため、準備期間が短く苦労した。また当日のグループワークにおいても、グループのメンバーの研究テーマがばらばらであったため、それを一つの解決方法に繋げることが大変だった。

ビジネス疑似体験ワークにおいて、化学メーカーの素材づくりにおける考え方を学ぶことができた。最終製品メーカーではなく素材メーカーであるため、常に市場の潜在ニーズを予測し、最終製品メーカーに必要とされる前に素材を完成させる重要さを実感した。また自分の研究テーマから課題解決方法を考えるというテーマは非常に面白くやりがいがあった。

自分の研究内容を他人にわかりやすくわかりやすく説明する力は、今回のインターンシップのみならず今後の就職活動においても必要なことであると感じた。

今回のインターンシップは、具体的な職種や仕事内容の説明というわけではなく、業界説明や会社説明が主であった。そのため、化学メーカーや住友化学については理解が深まった分、具体的な仕事内容のイメージまでは結びつかなかった。冬季インターンシップにおいて各職種や分野ごとの体験ができるため、そっちに参加すると想像しやすいように思った。

インターンシップに携わっていた人事の社員の数が少なく、名前や顔を覚えてもらえるような感じではなかった。しかしながら、秋季インターンシップのエントリーシート等で優秀な成績を残した場合は冬季インターンシップへ選考免除で参加できるという話もあった。

化学メーカーというと生産職か、研究開発職でも有機系や材料系がメインであると考えていた。しかしながら、今回インターンシップに参加したことで、住友化学はライフサイエンスの分野も力を入れており、生物系でも十分に活躍できるフィールドだと感じたため。

インターンシップに携わっていた人事の社員の数が少なく、名前や顔を覚えてもらえるような感じではなかったため。秋季インターンシップの選考の際に用いたものと同じエントリーシートで冬季インターンシップの選考もされるという話はあったため、冬季インターンシップにも参加できた場合は有利になる可能性があると感じた。

食品、日用品、医薬品などのメーカーを志望していたが、特にどの業界が第一志望と絞っているわけではなかった。会社の規模としては大手から中程度を志望していた。同じ専攻の先輩の進路から、化学メーカーも候補の一つであった。インターンシップに参加することで各業界の業界研究を行い、自分に合う業界や会社を見つけたいと考えていた。

食品、日用品、医薬品などのメーカーについては、特に志望度は変化していない。化学メーカーの中でも、ライフサイエンス等に力を入れている会社であれば生物系の専攻でも十分に活躍できるフィールドだと感じた。化学メーカー業界全体というよりは、化学メーカーの中で自分のやりたい仕事ができる会社を探していく必要があると感じた。