【16卒】日亜化学工業の冬インターン体験記（インターンシップ（ＬＥＤ開発））No.72（山口大学/男性）（2017/12/14公開）

業務の背景について丁寧に説明して頂いて、ＬＥＤ開発業務についてよく理解することができた。見学の際に各所にミーティングブースがあり、チームで仕事を進めていくという雰囲気を感じた。

ＬＥＤについての開発背景とその歩みについて書籍等で調べておけばより学びが大きくなると思う。おすすめの書籍は「小山稔,2014,青色LED開発の軌跡―なぜノーベル賞を受賞したのか,白日社」

普段見ることのできないＬＥＤの開発現場や製造ラインなどのものづくりの最前線を見学でき、社員の方々と話してみてどういった雰囲気の人と働くのかがわかった。また各所に多くのミーティングブースがあり、チームで仕事を進めていくイメージもできたから。

1Dayのインターンシップだったので内定がもらえるかどうか判断はできない。求めている人材は基礎学力のある人物、つまり選考は筆記試験を重視しているということを公言しており、社風等に合うかどうかも面接時に見られるが筆記試験の成績が悪いと総合職に配属されず研究開発職につくのは難しいと思う。

志望度が上がった理由は、業務の背景から丁寧に説明していただいてＬＥＤの基礎について理解した上で、ＬＥＤ開発の難しさや面白さを研究員の方から直接うかがうことができたことやＬＥＤについての実験などがあり、ＬＥＤへの興味が深まったから。

インターン参加者のみのシークレットセミナーや早期選考はなかった。本選考のときにもインターンに参加した旨のことを言ったが面接官の反応は薄かった。

フォローは何もなかった。インターンシップの際にはＬＥＤ製造の後工程を見学したので、前工程の工場も見学したい旨をお世話になった人事の方にメールで問い合わせたが前工程は社外秘の内容が多いため見学コースは設定したいとの回答をいただき見学はできなかった。

素材系のメーカーを幅広く志望していたが、大学で専攻している結晶工学の知識を活かせるようなＬＥＤ、太陽電池などの半導体系の会社を中心に企業・業界研究を行っていた。

もともと志望していた業界だったので志望業界などには影響を与えなかった。就職活動の当初は日亜化学工業を受ける気はあまりなかったが、インターンシップへ参加することでＬＥＤと日亜化学工業への興味がわいて選考を受けることにした。