16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つあげ、各実績について、あなた個人が創意工夫した点を含めて600字以内で述べてください。(実績1)
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A.
英語ディベート全国大会にて、戦略担当としてチームを史上初の団体戦優勝に導きました。英語ディベートでは2人1組で試合を行います。そのため当初私は自分のペアの勝利のみを考えていました。しかし、引退試合にて団体戦優勝を逃し号泣する先輩方を目にし、自分の代ではペアだけでなく団体戦でも優勝したいと意識が変わりました。そこで自らチームの戦略担当に立候補し、チームのレベルアップに取り組みました。当時特に問題となっていたのが実力格差でした。20人のメンバーが上から実力順にペアを組んでいたため、ペア間での実力格差がかなり存在している状況だったのです。そこで私は、上位層にいるメンバーと下位層にいるメンバーがペアを組むことで、全ペアの上位入賞を目指すことを提案しました。しかしペアの勝ちにこだわる一部の上位層のメンバーから猛反対にあいました。そこで、実際に上位層にいた私が下位層のメンバーと組んで大会で結果を残すことで説得に成功。ペアの組み替え後は、上位層には牽引、下位層には追随の意識が芽生え、その相互作用によって全ペアの実力が向上し、1年後の全国大会では史上初の団体戦優勝を果たしました。私は「チーム全員で勝ちたい」という私の強い思いがこの結果を生んだと考えています。またこの結果に至るまでのプロセスの中で、メンバーを動かしチームとして成果を上げるためには、まず自分が行動と成果で示すことが重要だと学びました。 続きを読む
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Q.
学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つあげ、各実績について、あなた個人が創意工夫した点を含めて600字以内で述べてください。(実績2)
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A.
大学2年時の半年間、所属するESSサークルにて、新入生の英語ディベート活動教育担当として尽力しました。当初新入生に格好いい先輩の姿を見せてやろうとはりきっていた私でしたが、活動開始早々、私と共に新入生の指導をする2年生14名が、活動をボイコットする事態が発生しました。彼らにその理由を聞いてみると、「お前が新入生全員の面倒を見ようとしているから、行ってもやることがない」という答えが返ってきました。私が出来もしないのに全ての事を自分1人でやろうとして、2年生の中で孤立してしまっていたのです。そこで私は、それぞれの2年生に新入生2人を担当させ、担当する新入生を勝利させるという明確な目標を与えました。私自身は「何を目標に、いつ何を教えればいいのか」といった指導方法のマニュアルを作成し、他の2年生のサポートに当たりました。その結果、2年生の間に当事者意識と責任感が生まれ、以前に比べ指導の効率と質が向上し、新入生の実力が向上。結果半年後のサークル内新入生大会では、私の担当するチームが5チーム中1位を獲得する事が出来ました。私はこの経験から①自分の間違いを認め、メンバーを信頼し、それぞれに当事者意識と責任感を持たせる事②全員で目標を共有し、そのためにそれぞれがどうすればいいのかを明確にする事、の2つがリーダーとして重要な事だと学びました。 続きを読む
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Q.
あなたが国際協力銀行で取り組みたい仕事を2つあげ、各仕事について、なぜ取り組みたいと思うか、あなたがどのような役割を果たしたいと考えているのかを含めて600字以内で述べてください。(仕事1)
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A.
アジアの成長を日本企業の成長に取り込むためのインフラ輸出に関する仕事。私は大学に入学するまで、自分のためにしか努力をしたことがありませんでした。常に他人に勝つことだけを考え、自分1人で黙々と努力を重ねてきました。しかし、軽い気持ちで入会した大学のESSサークルにて、初めて他の人のため、チームのために努力することを経験しました。そして、自分自身が他人から必要とされることに大きなやりがいを感じました。そのため私は将来、そんな人から必要とされる人間になり、人から必要とされる仕事をしたいと考えています。大学の授業にて御行の田中一彦様の「日本経済の今後の発展の為には、今のトレンドであるアジアの成長を日本企業の成長に取り込む為の、インフラ輸出が不可欠」とのお話を聞いた際、今後世の中で最も必要とされる仕事の1つはこれだと確信を持ちました。そして御行に入れば、自分自身が最も面白いと感じる金融の面から、様々な分野にわたって、それらを支える事が出来ると考えています。日本政府・外国政府・日本企業・外国企業のつなぎ役として、それぞれから求められる人間となり、日本経済の発展のために必要となる政策ビジネスを実現させたいです。また一個人としても、自身の強みである「負けん気」と「傾聴力」を生かして、何事にも粘り強く取り組み、各アクターのニーズを的確に取り込み、プロジェクトを成功に導く事の出来る人間となりたいです。 続きを読む
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Q.
あなたが国際協力銀行で取り組みたい仕事を2つあげ、各仕事について、なぜ取り組みたいと思うか、あなたがどのような役割を果たしたいと考えているのかを含めて600字以内で述べてください。(仕事2)
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A.
資源の確保に関する仕事。資源の中でも、特に日本国内での発電に必要なエネルギー資源の確保に関するプロジェクトに関わりたいです。なぜかというと、仕事1で述べた今後世の中で必要とされる仕事をしたいという思いの他に、父親の仕事の影響が私の中で強く残っているからです。私の父は1年前まで、東京電力で原子力発電所の設計士をしていました。私が幼い頃は、毎年夏休みに福島の原子力発電所近くにある会社の保養所に家族で宿泊し、父親の仕事現場を見学していました。そのため、東日本大地震によって原子力発電所の事故が発生した際は、より身近に事故を感じ、それ以来エネルギー問題についてより興味を持つようになりました。そして現在、新たな発電比率の議論が進む中、より海外においてのエネルギー資源の確保が重要になっていきている現状があります。しかし、エネルギー資源確保のためのプロジェクトは期間が長く、様々なリスクが存在します。そこで御行において、民間の銀行では抱えきれないリスクを負担し、プロジェクトを支えることで、安定したエネルギー資源確保に貢献したいと考えています。また御行の持つ各国の政府や機関との強いつながりを活かし、融資の面からだけではなく、案件の組成の段階から関わり、プロジェクトを成功に導く事の出来る人間になりたいです。 続きを読む
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Q.
あなたのこれまでの人生における喜・怒・哀・楽を象徴する出来事について、それぞれ150字以内で述べてください。
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A.
喜: 所属するESSサークルにて、担当する新入生のチームが大会で優勝し、新入生からも上級生からも感謝されたこと。それまで自分の為にしか努力したことがなかったが、その時人生で初めて誰かの為に努力し、その結果、自分自身が他人から必要とされたことに大きな喜びを感じました。 怒:他人の目を気にして思い切った行動が取れない自分自身に怒りを感じてきました。特にアメリカ交換留学中、つたない英語を話す事が恥ずかしくて、一時期寮に引き籠もってしまった際には、自分自身にあきれる共に、強い怒りを感じました。 哀:中学3年の冬、音楽高校の受験に失敗し、プロのピアニストになるという目標を諦めたこと。小中学校時代、授業以外の全ての時間を犠牲にして練習に励んできたにも関わらず受験に失敗した際、哀しみを感じました。 楽:アメリカ交換留学中、グランドキャニオンを8人の仲間と共に、10日間バックパックで巡った事。風呂もトイレもなく、30キロの荷物を背負って200キロの山道を練り歩く過酷な行程でしたが、未知の自然との出会いや、国籍も年齢もバラバラの仲間達との語り合いなど、常に好奇心が刺激される状況に、ただただ楽しさを感じました。 続きを読む