【医療機器の未来を創る】【23卒】島津製作所の技術系の本選考体験記 No.23526（非公開/男性）（2022/5/16公開）

ゼミ・研究テーマについて/「興味を持った当社のビジネスや製品」/自己PRをお願いします

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

研究テーマは文系の人が分かるような文章で記述した。

就活会議は勿論他の就活ページにも登録しより多くの他の人のESをみて構成を参考にした。また受かっていない人の文章を見るのもどこが悪いのか参考になる。

就活会議

23卒だが2017年verの青本を使用した。新しいのと比べてもさして内容は変わらない。

SPI:言語、非言語、性格

制限時間には余裕があるので完答をめざしましょう

SPI青本

専用のwebミーティングアプリを事前にインストールしておく必要がある。ただしそのままブラウザで行うもok。

質問にはなるたけ長くならないように答えた。30分しか面接時間が無くまた８分程度は逆質問に当てるため実質面接は20分しかない。なのでシンプルになるような深堀前提の回答を行った。

面接は終始和やかな雰囲気であまり緊張せずに受けることができた。しかし時間が30分と短いため越えないように質問には端的に応えた。

なし

就活会議

あなたの研究テーマを文系の人に教える要領で説明してください

私はレトラクタという医療器具の開発を行い、この研究ではハードウェアとソフトウェア二つを開発しました。そもそもレトラクタとは手術中に使われる医療器具で、臓器を押さえる時に使われる医療器具です。例えば脳神経外科手術ですと、脳組織を押さえてその下にある脳腫瘍等、治療したい部分を露出させる時に使います。ただし現在その操作は医師によっておこなわれ、押さえ方が強すぎてしまうと脳組織に損傷を与えてしまう恐れがあります。故に経験則によって操作されています。そこでその損傷がおきてしまう手前で自動停止ができるようなレトラクタの開発を行いました。すでに装置とプログラムは作り終えており、今後マウスを使った生体試験を行う予定です。

島津製作所の興味を持った製品について教えてください

御社のX線TVシステムの「SONIALVISION G4 LX edition」に興味を持ちました。なぜなら私の作りたい医療機器の像と合致しているからです。その像とは「人に優しい」ことで検査時に生じる痛みやまた後遺症を考慮した医療機器を作りたいと考えています。また「人」には医師の先生も含み、感覚的でわかりやすい情報を提供したいです。これは、私の従兄弟で医師の先生の話を聞きくうちに目指したいと思いました。特に本製品はAIを用いて少ないX線且つ高画質な画像を維持し、私の作りたい像と合致しておりました。御社に入社後は人に優しい安心安全な医療機器を作り、検査受診を促進する怖がられない検査診断を実現したいです。

一通り本を一周してから自分の苦手な部分を重点的に行った。

SPI:言語、非言語、性格

問題数はテストセンターの問題なので正答率による
制限時間は30分

SPI青本

専用のwebミーティングアプリを事前にインストールしておく必要がある。ただしそのままブラウザで行うもok。

最終面接ではあるけども、入社に対する熱意とかよりは自分の研究のどのような技術が貴社で役に立てるなどをアピールできた方が良い。自分の研究テーマについて事前に用意した資料を用いた5分間の説明があったり、それの技術に関する質問が多かったためそう思った。

２次面接とくらべると厳かな雰囲気がある。それでも他の企業と比べたらまだ和やかな方かもしれない。一人は強面だがもう一人は優しそうな方だった。

なし

就活会議

なぜその研究テーマにしたのですか

技術の視点から多くの患者様の役に立ちたいと考えたからです。私は中学生のころから従弟の医師の先生の話を聞くうちに患者様の役に立ちたく自然と医療業界を目指すようになりました。始めは医師を目指していたのですが、技術からであれば目の前の患者様だけでなく医師を含め、より多くの方に貢献できると思い技術から医療業界に携わりたいと思いました。そして医療系の研究に携わるとなると自然と医師の方と連携を行いながら研究を進めていくことになります。そのため普段学ぶことが出来ない機械系とは違う分野の事を知ることが出来ると思いました。そして、この研究では医療器具のさらなる発展に貢献することが出来る研究で現在真摯に取り組んでいます。

ゴール地点を製品化としたとき今何割まできているか

今現在でいうと、6割程度と考えています。それは医療器具が商品化になるためには厳しい品質をクリアしないといけないことと、この研究がまだ途中段階であるからです。現在この研究は未だ生きた生体での試験をしておらず、データを正当化、正しいデータが取れているのか数値で表すには数百匹の生体試験を繰り返す必要があります。まだ一匹も行えておらずまだ商品化は難しいです。また今の装置は押してる最中に破壊兆候を検知し止めることはできますが、抑えている状態から自動で離すことが出来ていません。完全な自動化を目指す本研究ではまだ途中なため今後も研究を重ねていく所存です。以上の理由から現在の商品化までの進捗としては6割と考えています。