【革新的な男性用商品開発】【20卒】ピアスの冬インターン体験記（理系/総合職（技術系））No.5277（奈良女子大学/女性）（2019/4/10公開）

人々の生活に身近な商品を展開している会社の、開発職のインターンシップに参加したいと考えていた。この会社は知名度は高くないが誰しもが知っている程有名な商品を手がけており、非常に大きなやりがいを持って働くことができると思っていたから。

特にインターンシップに向けて準備していたことはなかったが、選考は抽選で決まるためその必要もなかったと感じている。

男性が毎朝使用する商品を開発せよ

1日目にやったこと

化粧品業界全般に関する説明を受けた後に６人程度の班でグループワークで商品開発をした。最後は班の中の代表者１名が開発した商品の説明をホワイトボードを使って行った。

総合職（事務系）の社員と、総合職（技術系）の社員

なし

グループワークでの製品開発の後、それぞれの班の発表に対して社員の方からフィードバックをいただくことができた。私達の班はアイデアは斬新だったもののそれをどのようにして実現するかというところまで考えることができておらず、そのことを指摘いただいた。

グループワークで製品開発を体験したが、その際に使用した会社から配布される製品開発シートを埋めるのが難しかった。この会社は独自の製品開発の手法をとっており、その方法に則って製品開発しなければならないので他の会社のインターンシップでのグループワークに慣れていたのもあり少し難しく感じた。

この会社がどのような理念で商品開発しているのかを知ることができた。シェア率一位を目指しているのではなく、消費者に満足していただけるような商品を提供することを目的としており、そのことが時代の流行にとらわれないロングセラー商品の開発に繋がっているのだということを知った。

インターンシップ参加前に特別準備していたことはなかったが、当日は化粧品業界全般に関することから説明していただくことができたので必要もなかったと感じている。

インターンシップに参加している学生の学歴水準が今までに参加したインターンシップと比べて特に高いと感じた。それだけ理系の優秀な学生にとって人気のある業界、会社であり、そのような会社に入って技術系として活躍していくことは難しいことのように思えた。参加した学生は当然院生の方が多かった。

インターンシップに参加している学生は国公立の理系の院生が多く、しっかりと研究をされてきた方々だと感じた。化粧品業界は科学を専攻する学生に非常に人気のある業界なのである程度倍率が高いことは想定していたが、このような優秀な学生と戦わなければならないと考えると難しいことのように思えた。

会社の製品開発にかける並々ならぬ思いを感じ取ることができた。全社員がマーケティングスタッフであるという考えから、研究職の方も市場のニーズに敏感に働いていらっしゃることを知り、熱い想いを持って働いていらっしゃるのだと感じた。実際にロングセラーの商品をいくつも世に出している会社なので、皆さん誇りを持って働いていらっしゃることがわかった。

インターンシップに参加した学生が特別に何か選考フローを免除されるといったシステムはなかった。しかし、インターンシップに参加することで会社の理解は深まるので行っておいて損はないと感じた。

最初は食品メーカーだけを志望していたが、食品メーカーを志望した１番の理由が人々の生活に身近であることだったので、食品メーカーだけでなく化粧品メーカーや日用品のメーカーも見るようになった。この会社は化粧品だけでなくメディカル・健康事業も展開しているので人々の生活に身近な商品を幅広く展開していると感じてインターンシップに参加することにした。

化粧品業界の技術系の職種を希望する学生の層を体感することができたのが良かったと感じている。非常に優秀な学生が集まっていることや、応募多数により抽選が行われていたことからも化粧品業界の技術系の職種の人気度がうかがえる。学部卒で就職する予定だったので院卒でない自分はどうしても不利になるのではと感じた。自分の視野を広げてもう少し色んな業界を見てみようと思った。