【19卒】浜松ホトニクスの冬インターン体験記（理系/総合職）No.2283（筑波大学大学院/男性）（2018/4/6公開）

現場で働く人が幸せそうだったことが良かった。社員の方々が昨今話題になっているブラック企業とは全く異なる完全なホワイト企業に勤めているというイメージを持った。ネットの転職サイトなどでホワイト企業であるという情報は知っていたが、改めて確認することができてよかった。

浜松ホトニクスの工場は少量多品種生産の工場であるため、大量生産する工場しか見たことがなかった自分には新鮮だった。少量多品種生産の他の工場を先に見ておいて比較できれば、もっと得られるものがあったと思う。

技術者の方々の仕事内容を聞いていると大学で行っていることの延長線上に仕事があるというイメージを思い浮かべることができたため、自分が働いている姿をイメージするのは簡単だった。工場周辺の田舎の風景も田舎に住んでいる自分にはなじみ深いものであったのも理由だと思う。

ワンデイインターンシップに参加したからといって、内定に影響することはないと思う。インターンシップの期間も短いため、本選考には影響しないと思う。また、参加者と会話した限りだと皆一様に研究をしっかりしているようであったため、彼らと競争することを考えると気楽な気持ちで内定をもらえるとは思えなかった。

製品や技術力の高さについては知っていたが、将来働く上での安定性も持ち合わせている企業であると就活セミナーで理解した。将来結婚して家庭を持つことを考えた場合に転勤がなく、浜松に住めるというのは大きなメリットだと思う。社員の方も楽しそうに仕事をしている印象を受けた。

インターンシップの期間が短いため。インターンシップに参加する人数も40人×2日と人数も多いため、人事の方に顔を覚えてもらえることはまずないだろうと思った。本選考に特別に有利になるような待遇はなかった。

個別のフォローは特になかった。インターンシップの最後には3月に行われる若手社員を交えた懇談会の案内をされた。

ノーベル賞に関わるような技術力を持った企業に入社したいと考えていた。技術者として限界に挑むことにあこがれを感じるからだ。そういう意味で計測機器・測定機器メーカー、センサーメーカーを主に志望していた。日本のセンサーメーカーは企業の分類上電子部品メーカーに入るが、中国などの部品メーカーが台頭してきている中でも世界シェアを伸ばし続けている。

特に大きく変化はないが、企業を経営学的な視点から見ることを教わったため、他の企業を経営学的な視点に当てはめてみるようになった。説明会では企業の売上高の推移を見せられたりする。その際にわが社の業績は好調だと言われても、リーマンショック前と比較すると好調というよりは回復期だったりと企業を見る目を養えたインターンシップだと思う。