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DIC株式会社 報酬UP

【挑戦心と熱意が光る】【21卒】DICの生産系の本選考体験記 No.9828(千葉工業大学大学院/男性)(2020/7/20公開)

DIC株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒DIC株式会社のレポート

公開日:2020年7月20日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 生産系

投稿者

大学
  • 千葉工業大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まず、化学業界全体を把握し、DICはどういうポジションでどういった方向に向かっていくのか確認した。次に、インキ業界としてはDICはどういう立ち位置であり、どういう展開を広げていくのか把握していった。そのために、DICのホームページだけでなく、日本ペイントやサカタインク等のホームページも訪れて違いを確認したり、youtubeやwebに転がっている比較情報等を参考し第3者目線の比較を確認した。DICはいわゆる性格面談が中心である。そのため、自分の過去、現在、未来の中の過去の部分が中心に聞かれる。そのため、今まで自分はどういうエピソードがあるのか、自分はどういう性格なのかというところを今一度確認して欲しい。そして、DICとして求める人物像として失敗しても、繰り返し挑戦していける人物を求めている。自分の学生時代に諦めず挑戦したエピソードがないか確認してそれを言語化できると良いだろう。

志望動機

はい、素材から世界を支える事に貢献するためです。私の夢は機械を軸とした幅広い知識を用いて多くの人を根本から支えられる仕事をすることなんですね。そのためには、私が関わる製品がなるべく多くの人達に様々な形で役に立てばいいなと思っています。その中で御社はインキから始まり、パッケージングやディスプレイなど様々な事業を行い、社会に貢献しています。更に日本だけでなく、アジア、米国等の海外の人々にも貢献しています。また、御社は幅広い事業と職種があり、それぞれに様々な知識が詰まっていると考えます。そこで、御社に入社することで機械やプラントの知識だけでなく、他の様々な知識を付けられるのではないかと考えます。様々な知識を付けることで最終的に新規の生産プロセスを作り出し、世界に送り出せるような活躍ができればと考えています。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

志望動機について教えてください。/学生時代(高校・大学・大学院)に参加したサークル活動・文化活動・ボランティア活動などについて、所属時期や役職も含めて教えてください。/学生時代に行ったアルバイトについて経験年数も含めて教えてください。/自身の長所・短所について教えてください。/自分を一言で表してください。/学生時代において、直面した最大のピンチ(窮地)は何でしたか? それをどのように乗り越えましたか?/自分を突き動かす情熱の源は何ですか?

ES対策で行ったこと

学生時代までのエピソードを書く欄が多くあったので、今までやってきたエピソードを詰め込んだ。また、自分の性格を示すところがあったので、そこはDICが求める人物像に寄せた性格を書いた。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

夏のインターンシップの頃からインターンシップ選考や早期選考を受けることでwebテストやSPIの感覚を掴んでいった。難しい問題についてはSPIの青本を2周することで、難しい問題にも対応できるようになった。

WEBテストの内容・科目

独自のテスト
内容はしっかりと覚えていないが、webテストとSPIの対策をしていれば問題ないレベルの問題である。

1次面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
3,40代の技術出身の人事
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

基本的な態度、姿勢が取れるかどうかがまず評価されており、そこから、過去に行ったことや考え方がDICの求める人物像に合っているか評価されていた。

面接の雰囲気

和やかというか雑談に近く、機械的に答えていくという印象。1次面接で来た人から順々に行っていく形であったので、きっと同じ質問を機械的に聴いていったのだろう。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に頑張ったことはなんですか。それにはどんな苦労がありますか。また、もう一度同じことができるのならば、どんな対策をするか

はい、私の頑張ったことは学生自治会の改革です。私は体育会という学生自治会の副会長として、会員60人を率いて最大400人のイベントを企画・開催をしてきました。しかし、私が1、2年生の頃、この組織は少数精鋭のような体制であり、4年生を中心に学業、研究を犠牲にしてまで行っていました。これはおかしいと思い、組織改革を行うことにしました。まず、部活動に呼びかけることで、募集人数を増やしました。また、イベントは4年生を中心に行うのではなく、2,3年生を中心にして、4年生は管理役に回ることにしました。結果、会員全員が学生自治会に力を入れすぎない体制になっただけでなく、大勢が話しあって行う会に改革できたという体験ですね。苦労は沢山ありますが、中でも苦労したのは、会長を決める時が一番の苦労ですかね。その時の学生自治会は考えが2つに分かれていたんですね。私達が理論で考えて、どうしたら役員が自治会を楽に部活に専念できるかという考え、もう一派が感情的に動き、現状のままでどうしたら、部活にもっと貢献できるようになるかという考え方をしていました。そして会長を決めるとなった時にやはりそのリーダーが出てきてどちらも譲れない状況になってしまったわけなんですよね。そこでじゃあ、しっかりと話し合いをして、長期的にどうしていきたいのか、どうしてその方向性に持っていきたいのかと色々な考え方の方面でお互い話し合うようにしていき、その話し合いをしていく中でこちらのプランが今後、学生自治会を良くできるだろうということになり、そこにもう一派の方の意見も考慮した新しい案を作り直すということをやったんですよね。これが、やはり4年間、考え方が違えど、一緒にやってきた仲間と意見が対立してぶつかり合うというのがとても辛いものがあって、でも、自分の考えを行いたいという気持ちはあって譲れないところがあったので、そこの葛藤はとても苦労しましたね。そして、もしもう一度できるなら、考えが分立する前に戻って考え方の統一をしたいですね。やはり人間ですから、それぞれの考え方があってもしょうがないと思うんですよね。しかし、それを話し合って意見をまとめることはできると思うんですよ。しかし、それを私達は話し合う機会を考え方が似ている人達だけで済ましてしまって、遠い人とはサボってしまった。そのせいで意見が大きく分かれてからこのような大きな衝突が生まれてしまった。そして、負けた派閥は居心地が悪くなってしまい、自治会の意識が薄れてしまったんです。そのため、早い段階で話し合う場を多く用いて自分達の将来性をしっかりと話し合えていれば良かったと思います。

周りの人にあなたはどういう人物だと言われていますか。

そうですね。学生自治会の時に言われていたのは、「行動力あるよね。」とか「よくそういう考えできるね。頭回るね。」とか言われてましたね。やはり、自分としては満足いくようなイベントを作るためにはどうしたらというのを主催者や参加者、役員の立場で良く考えて行っているんですよね。そういうことを考えているうちに、頭が回るようになり、考えたことを行動に移していく内にそれが行動力の向上に繋がったのではないかなと思います。一方、研究室だと、やはり、行動力がありますねというのは言われましたね、それにプラスでリーダーシップがあるとは言われました。研究をやっていると色々な案が浮かんでくるんですよね。その案を実行していたら、行動力があると思ってくれたんでしょうね。また、リーダーシップがあるというのは学生自治会の時に色々なイベントの指揮を執っていたら、研究室でも何か行う時はその時のクセで仕切ってしまってリーダーシップがあると思われたんだと思いますね。そういった意味で、私が言われるのは「行動力、思考力、主体性の高さ」ですかね。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
即日

WEBテスト対策で行ったこと

夏のインターンシップの頃からインターンシップ選考や早期選考を受けることでwebテストやSPIの感覚を掴んでいった。難しい問題についてはSPIの青本を2周することで、難しい問題にも対応できるようになった。ただ、今回は適性検査のみであるので、意味はそこまでない。

WEBテストの内容・科目

適性検査のみ
玉手箱のような4択式

2次面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
技術者40代後半役職あり/技術者30代役職不明/50代人事の方
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

まず、自分が携わっている研究の説明がパワーポイントを使って、知らない人にもわかりやすいように説明ができるかというところを見られていただろう。また、面接官の質問に満足のいくような回答ができていたかというのが評価されていただろう。

面接の雰囲気

和やかな雰囲気であった。質疑応答も答えやすい雰囲気を作って頂けた。優しい先生とのゼミのような形でニコニコ顔で疑問に思ったところを聞かれた。

2次面接で聞かれた質問と回答

どうしてそのような粒子を使用しているのか

はい、実はこの研究の元が共同研究のものでありまして、その時に使った粒子を応用して研究ができないかということでこの研究が生まれたんですよね。確かにこの粒子は浮遊性が高く、電導性が高いため、とても使いにくいところはあるんですよね。しかし、この粒子を実際に使っている企業は少なくはないんですよね。そう言った意味ではこのデータが役に立つ場面というのはとても多いと思います。また、電導性がある粒子というのはそこまで多くないんですよ。そのような粒子でも今回の測定法が成立するのか確かめるのは大事だと思います。そして、今後行う非伝導性の粒子ではどうなるのかというところを見て、比較が出来ればと考えております。研究内容を話した上で、足りていない説明をして、意見を述べた。

どうやって実験データが正しいのか確かめるのか

はい、そうですね。まずは粒子の濃度には5~10wt%の低濃度と10wt%以上の高濃度があるのですが、それによって証明の仕方を変えようと考えております。まず、10wt%までは今まで多くの研究者が研究している範囲であり、とても多くの文献があります。その中でも多くの文献で使われている濃度を求める式があるんですね。そのため、この式に当てはめてみてその値とどれくらい誤差があるのか確かめることによって確かめていきます。次に高濃度の場合ですが、低濃度のように式があれば良いのですがそれがないために、証明しづらいところがあります。まあそれが今回の研究の味噌となる部分になるところなので、仕方ないところなのですが。それで証明方法ですが、まず1つは解析による証明ですね。現在、多粒子でも対応できるような解析環境を作れるように開発中です。もう一つは他の実験装置による証明方法です。私の実験方法に似た実験器具があり、それでは詳細な位置情報は取れないですが、大雑把な拡散状況は明らかにできるため、それと比較することで、2重の証明ができると考えています。

最終面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
生産技術本部長/エンジニアリング部長/総務人事部長/新卒担当人事
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

第一に役員の方々が求めるような人物像であるのかというところを見ていたと思う。次に内定を出した時に本当にDICに来るのかほんとにDICに入りたいのかというDICに対する熱意があるのか逆質問やキャリアプランから評価されていたのだろう。

面接の雰囲気

とても和やか。終始笑顔で終わった。役員ばかりで最初緊張していたが、どの役員方々もみんなニコニコ顔で話し方も穏やかであり、話しやすい環境を作って頂けた。

最終面接で聞かれた質問と回答

エントリーシートに書かれた短所以外のもう一つの短所を教えてください。また、それが現れた場面

難しいですねー。そうですね。1つの目の短所と似てしまうところはあると思うのですが、優柔不断過ぎるところだと思いますね。私はいろいろな可能性を考えてしまうんですね。そのため、即決すべき場面や時間がないような場面でもとても考えてしまって回りよりも1歩2歩と遅れてしまうんですよね。そのせいで直ぐ決めて動けていればクリアできたものでも達成できなかったり、一生懸命考えていざ実行してみると実際は考え過ぎで、すんなりと上手くいったというのがありました。そのため、私としては熟考する前に思いついたものを一度行動してみてダメならば良く考えるようにするべきだと考えます。長所と短所は今までの面接やエントリーシートでできていたが、もう一つというところはしっかりと考えていなかったので思いつきで言ったが、しっかりと話すことができたな感じる。

生産技術とエンジニアリングの仕事どちらがやりたいのか。また、その中でどのような仕事がしたいですか。

そうですね。私としては生産技術とエンジニアリングの仕事どちらも出来ればと考えています。というのも二つの領域を理解することで新しくできるものや他の人には見えない視点が見えてくるのではないかと考えています。私のキャリアプランとしては、1つの目標として海外新工場の立ち上げを私が主体となったマネジメントに挑戦をしたいです。私の夢はより多くの人達に貢献できるような存在になることです。そのためには、海外に自分の案で採用された設備やプロジェクトをできるだけプラントに反映させることが必要だと思います。これにより、プラントが作る製品から世界への貢献度を挙げていきたいです。さらに、1つのプラントに拘らず様々な製品のプラントの保守・改善、を行っていくことでプラントに関する幅広い知識を多く付けていきます。さらに、エンジニアリングから異動し、生産技術に配属され、新しい生産技術の提案やラインの改善案を提出していくことによりプラントをより良く知っていければと思います。これにより、プラントの現場で必要な知識とプラントの中身の構造や詳細を学ぶことで長期的な目でプラント建設を計画していくような役割を担いたいです。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定を頂いた後、それまでの調査票やアンケートで第一志望であることを述べていたので、数週間以内に推薦状と他の会社の辞退を求められた。私としても本当に第一志望であったので、それをすんなりと受け入れて入社を決めた。

内定に必要なことは何だと思うか

一番大事なのは挑戦心があることをアピールすることであると思う。他の企業よりもどこで評価されているのか分かりにくいのがDICの面接であった。というのも性格を見られている面接であり、ほとんど否定されず何が評価されているのか分かりにくい。そのため、DICの求める人物像に近づくことで内定に近づくだろう。また、技術面談はパワーポイントでの説明であるので、これまでしっかりと研究ができているのか見られるため、就職活動だけに熱心になりすぎず、研究もできている人物であると内定に近づくだろう。最後はDICに入社したいという熱意が大事である。頑張ってください。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

挑戦心があるかということとDICに対する熱意だろう。私は学生時代に他の人に負けないほど、色々なことに挑戦してきた。それを全てアピールできたため、内定を頂けたのだろう。また、自分くらいやっていた人がいたとしても最終で役員に気に入られなければ内定を取れない。役員に気に入られるような逆質問やエピソードをもっていた私が内定を手に入れることができたのだろう。

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接官がニコニコしているからといって決して気を抜かないことである。ここの面接官の方々は優しい方が多いので、とても話しやすいように面接してくれる。その分、面接官の回答にそぐわない質問でもきっと笑顔でいるだろう。そのため、少しでも雲行きが怪しいと感じた時はおかしなところがなかったか確認するとより。

内定後、社員や人事からのフォロー

例年通りいけば6月に内定者の顔合わせがあったが、コロナウイルスの影響により、今のところ特にない。人事の方のメールアドレスを頂けるため、疑問に思ったこと心配なところは質問ができる。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 海外拠点で働きたい
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所

入社を迷った企業

東洋紡株式会社

迷った会社と比較してDIC株式会社に入社を決めた理由

一番大きいのは関東圏を中心に事業所展開をしていることである。東洋紡は面白い技術力がたくさんあり、製品も独特のものが多いため、プラントエンジニアリングとして充実しただろう。しかし、東洋紡は宇都宮事業所以外はほとんど関西圏が中心であり、結婚しなければ昇給もあまり望めない。それでは関東出身の私には寂しすぎるし、結婚欲もあまりない私には辛いところがあると考えた。それに対してDICは昇給は独身世帯持ちも関係なく、昇給し、関東圏を中心に事業所が存在する。また、私が体験したいプラントエンジニアリングと生産技術の両立ができるというのはとてもやりがいを感じる。また、地元の近くで仕事ができる可能性があるというのは両親も安心し、なおかつ地元では知られた企業であったため、親の顔を立たせることもできるだろうという考えも少しあり、入社を決めた。

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DICの 会社情報

基本データ
会社名 DIC株式会社
フリガナ ディーアイシー
資本金 300万円
決算月 12月
代表者 日下雅章
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋3丁目7番20号

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