22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
Q1.ソフトバンクバリューの5つの項目の中で、 あなたの強みと合致する項目を教えてください(複数選択可)。 また、その強みを発揮して成し遂げたエピソードを教えてください。 (字数:200字~)※ソフトバンクバリュー:No.1、挑戦、逆算、スピード、執念*
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A.
私の強みと最も合致する項目は、「挑戦」です。なぜなら私は、常に自分の現状に満足せず様々な挑戦を重ねることで、成長してきたからです。私の「挑戦」力を発揮したエピソードとして、インドの孤児院における教育支援ボランティアに参加した経験を挙げます。「貧困」や「教育格差」への問題意識から、少しでも自分にできることがしたいという思いで参加しました。多国籍で構成される5人のメンバーに対して1ヶ月間、30人の子供達の授業が任されるという内容です。インドの中でもインフラの未整備が著しく過酷な地域であったことに加え、慣れない環境で日本人は自分のみというアウェイな状況は、今までになくチャレンジングでした。また現地では、授業方法の具体的な指示が一切なく、まさにゼロベースの任務でした。そこでは最初の数日間、価値観の異なるメンバー同士の意思疎通が不十分で各々がバラバラに暗中模索し、チームとしての連携が取れない日々が続きました。そこで私は思い切って、リーダーシップを取ることでチームとしての力を引き出そうと努めました。①話し合いの場の設置や、②メンバーの目線を合わせるための「共通目標設定」の提案、③教育支援の方針策定に向けた論理的提案の継続、といった工夫から始めました。これを機に、メンバー同士の議論が活発になり、オリジナルのカリキュラムを全員で作り上げることができました。行動指針ができてからも、意見交換と試行錯誤を頻繁に行い、最後はボランティアを成功させることができました。ボランティアへの参加、また積極的にリーダーシップをとるという二つの挑戦を成し遂げることができました。この挑戦の結果、自分の目標であった「途上国における教育支援をする人材」に一歩近くことができました。これからも、自分にとって、また社会にとっても、無謀だと思われるような挑戦に果敢にチャレンジしていくことで、より良い未来を作っていけるビジネスマンとして活躍したいです。 続きを読む
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Q.
Q2.30年後、世界の人々にもっとも必要とされるテクノロジーやサービスは何でしょう。 その実現のためにソフトバンクでどのような挑戦をしたいですか。(字数:200字~)*
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A.
2.30年後、世界の人々に必要とされるのは、「国籍や住む地域に関わらず全ての人々が、高度な教育にアクセスできるサービス」であると考えます。そう考える背景には、私が途上国の教育事情に関心を持ち、ボランティアやバックパッカーを通して各国の教育格差問題を目の当たりにしてきた経験があります。 例えば、今やIT先進国として名を馳せるインドの実状には、非常に問題意識を抱いております。アメリカを中心としたIT企業のオフショア拠点として発展したインドでは、多くの人々が高度なITスキルを身に付け、かつての途上国であった頃の生活水準を抜け出しています。しかし未だにインドでは、貧困層が世界の4分の1を占めるほど溢れ、また義務教育課程を卒業できる子供たちの割合が50%にも満たないという現状があります。この背景には、戸籍すら持たず義務教育を受けられない貧困層の存在、また貧困地域における著しい教員不足があります。 こうした現状から私が危惧するのは、昨今の目まぐるしい技術革新の中でも、依然としてその恩恵を受けられない人々が残り続けるという未来です。日本という先進国に住む私にとっては、今後如何なるイノベーションが起き、どれ程世界が豊かに、便利になろうと、それは驚くに値しません。様々なイノベーションを通して、発展していくのは人間の文明における常だからです。 しかし、有史以来、度重なる革命の中では、常に時代に取り残される人々がいるという事実にこそ私は関心があります。インドの貧困地域のようにインフラが未整備な地域に住む子供達は、IT化する社会の中でも、挑戦する機会を得るのが非常に難しいどころか、その変化に気づく余裕すら持てずに生きているという現状があります。 そこで、私は常に先見の明を持ち未来の常識を作ろうとする貴社でこそ、「全ての人々が教育にアクセスできるサービス」を作り、生まれながら将来が決まってしまう子供たちなど存在せず、全ての子供達が平等に挑戦できる未来をつくりたいと考えています。日本においては、ハード面におけるITインフラの整備は米国のような情報先進国に比べて遅れています。一方、教育分野においては、ITを活用した先進的な教育のあり方が着々と構築されています。こうした日本ならではの力を、イノベーションニーズが飽和する豊かな日本ではなく、途上国のニーズに向け活用することで、日本は再びイノベーションを起こせる国になると考えます。 私が構想する具体的なサービスは、①発展途上国にいながら世界中の遠隔高等教育プログラムにアクセスし単位や学位の取得も可能な仕組み、②ITの教育利用を行う途上国教育の研修支援、③途上国におけるIT分野の専門技術者の人材育成が可能な仕組み、等です。 5Gなどの通信技術分野における強みと、イノベーションに対する情熱を持つ貴社で、言葉通り全ての人間がテクノロジーの恩恵を享受できる未来作りに挑戦したいです。 続きを読む