【実体験からの成長】【20卒】パーソルビジネスプロセスデザインの総合職の本選考体験記 No.8162（東京農業大学/女性）（2020/2/7公開）

「学生時代頑張ったこと」の一つの質問に対してそこから次々に質問されたので、その質問に対して明確に答えることができたのが評価されたのだと思う。

面接といった堅苦しいものではなく、5人掛けのテーブルに面接官も含め座り順番に話していくスタイルでとても和やかな雰囲気で行われた。

学生時代頑張ったことを教えてください。

私は、実体験を踏まえて解決策を考え、実行することができることが強みだと思っています。
長期インターンで古民家の宿泊施設の運営に携わりました。
私は、地元の方と住み込みで働くことを通じて古民家やその地域が持つ自然や歴史の良さを感じていましたが一方でその良さが上手く発信することができていない現状に気づきました。そこで地域の魅力を含めて古民家のことをSNSを利用して積極的に発信していきました。
発信する際は、内容が古民家のコンセプトとずれていないかを根入りに吟味することや古民家の魅力を客観的に把握するために100人にアンケートを取り、外部からの視点を取り入れることを大切にしていました。
結果、顧客がわずかながら拡大することができました。

（学生時代頑張ったことを聞いて）チームで活動することで大変だったことは何か。 それをどう乗り越えることができたか。

私は、現場に足を運び、古民家の良さを感じていましたが他のメンバーとの熱量の違いから現状の認識のずれによる意見の相違が多くあったことが大変なことの一つでした。そこで、課題を解決するためにメンバーと活動する時間帯を合わせて個人でコミュニケーションをとり、密に関係性を築きました。加えて、現地で活動する際には地域の方とメンバーを取り持つ役割を担い、働きやすい雰囲気づくりを生み出し、現地で一緒に活動してくれるように努めました。
現地で働くメンバーが増えることで、現場目線での気配りができるようになりました。さらに、宿泊施設としてだけではなく地域の方の交流の場にもしたいといった共通の思いがメンバーの中に生まれることで地域の方に向けたWSを企画し、実現することができました。

過去に頑張ったことや、苦労したことを明確に答えることができたことは評価されたと思う。働いたあとに頑張り続けることの理由も言えたのは良かったと思う。

口調も物腰も穏やかで、終始雑談のような雰囲気でした。ただ、育った環境や両親の事を聞かれ、過去のことを根ほり葉ほり聞かれるような面接でした。

うちでやっていく自信はあるか。その根拠は？

今までの面接でもお話させていただいていましたが、私は長期インターンで地方の宿泊施設の運営を行いました。その際、始めは地元の方に受け入れてもらうことができず、自分たちの活動を否定され、続けていく意味を見失った時もありました。しかし、メンバーと支えあいながら何度も地域に足を運ぶことで地域の方に認めてもらい現在では良好な関係を築き、運営することができています。このように、人との関係を時間をかけて築いていく粘り強さがあります。
加えて、今までの選考で出合った社員の方たちは皆さんとても良い方ばかりでこうした人たちに助けていただけるのだったら、これからの営業職としての仕事を全うできるのではないかと思っています。

学業で頑張ったことを教えてください。

私は、政府が積極的に行っている地方創生事業に対して市町村ごとの課題を分析し、そういった課題に対する取り組みを様々な資料や数値を通じて読み解き、自分なりに積極的に評価することを特に力を入れて取り組みました。自治体が正式に出している戦略等に対して、半ば批判的な目線を持ち評価することに抵抗もありましたが、多くの資料を読み解き、実際に足を運びその町の観光状態等を把握していくことで自信をもって意見することができました。こういった努力が報われ、優秀なレポートとして選ばれ、授業の中で先生からフィードバックをいただくことができました。この経験から、あきらめずに時間をかけて取り組み、受け身にならず自分自身で考えることの大切さを学びました。