
20卒 本選考ES
研究開発コース
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Q.
在学中に力を入れた学業について、どのように取り組んだか具体的に教えてください。 400文字以下
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A.
半導体結晶GaN(窒化ガリウム)の低コスト化に向けた新規原料の検討を行っています。GaNは省エネルギーデバイス材料として期待される物質ですが、製造のコストや難しさから、そのデバイス応用はLED等にとどまっています。今後のさらなる応用を可能にするため、GaN結晶のコスト削減が求められます。GaN結晶のコスト削減にはいくつかのアプローチが考えられますが、私は根本の生成原料を変えなければ大きな成果は得られないとの考えから、従来手法で使われていた原料の組成を変化させたいくつかの原料を検討し、一回の生成で多量のGaN結晶を生成可能な原料探しに尽力しました。従来手法はすでに一つの方法として確立されているものであったため、原料の再検討は容易ではありませんでしたが、複数の熱力学解析を重ね、新規材料の発見に至りました。そして、新たに装置構築を行い、新規材料でのGaN成長に世界で初めて成功しました。 続きを読む
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Q.
学業以外に力を入れたことについて、どのように取り組んだか具体的に教えてください。 400文字以下
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A.
部活動での活動内容の向上に取り組みました。私が所属する茶道部では、私が部長時代、在籍部員の退部による部員数減少問題がありました。私は他部活動に比べ部費が高いことが一因と考えましたが、部費の削減という一時しのぎの対策では再び綻びが生じると考え、部費に見合うレベルの活動を提供するため、外部講師の依頼を計画しました。当初は外部講師の参入に懐疑的な部員もいましたが、講師の協力の下、3か月間お試しで活動を行った結果、学生のみの稽古では得られない満足感を得、全員の納得の下改革に乗り出しました。さらに合宿や外部茶会への参加など密度の濃い活動を行い、他部員の意見も取り入れながら活動内容の変革を行った結果、在籍部員は一人も辞めることなく、さらに4人の再入部員を獲得しました。この経験から、全体の改善を目指し新たな取組みに挑戦する姿勢は、周囲の協力を引き出し最善の結果をもたらすことを学びました。 続きを読む
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Q.
周囲と協働して何かを成し遂げた経験について、苦労したことも踏まえて教えてください。 400文字以下
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A.
研究活動において、新規物質の作製を成し遂げました。私は研究者として0から一を作り出したいという思いから、チームリーダーとして新規物質の研究を行っています。対象は先行研究が少なく、私達の実験でも失敗が続きました。次第にチーム内で研究対象を別の物質に変えるか否かで意見の対立が生じました。私は、「一度やると決めたことはやり通したい」と考えましたが、全員で意見をぶつけ合ううちに、チームにとって最善の選択をするには現状の実験方法を変えることが必要であると気付かされました。これまでは一部の人と先生で実験方針を定めていましたが、多角的な意見を取り入れるため全員で同じ文献を調査し、新たな観点での実験を試みたところ新規物質の作製に成功しました。この経験から、多様な意見をぶつけ合い、取り入れ、ブラッシュアップしていくことで良い選択が出来、目標達成に近づくことを学びました。 続きを読む
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Q.
エステーで挑戦してみたいことや、興味のある仕事について教えてください。 200文字以下
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A.
私は人々の「あったらいいな」に寄り添う製品を作りたいです。具体的には、私が実験で培った材料選定の知識やノウハウを活かして、人々の日々の生活における小さな不満をなくす製品作りに、材料研究の観点から貢献したいと思っています。貴社は、顧客のニーズが顕在化する前に、生活のどこを変えれば快適になるかを考え新しい価値を提供し続けています。このような貴社のチャレンジ精神の下、新たな価値創造の一員になりたいです。 続きを読む
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Q.
あなたの人柄や個性を表すキャッチコピーを教えてください。 20文字以下
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A.
チームを盤石に守る守護リーダー 続きを読む
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Q.
そのキャッチコピーをつけた理由を教えてください。 200文字以下
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A.
私は、中学高校の部活動から、研究活動に至るまで常にリーダーとしてチームを支えてきました。その中で常に信念として考えてきたことは、「チームにとって最善の選択をする」ことです。そのため、誰か一人でも不満があればその不満を解消するために動き、全員が同じ方向を見て進めるように、チームを後ろから支えるリーダーとして活躍してきました。突出した能力で引っ張る訳ではないけれど、確実にチームに貢献する人材です。 続きを読む