17卒 本選考ES
研究職
17卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
研究内容(400)
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A.
私の研究テーマは、粘液細菌由来の新規生理活性物質の探索、というテーマです。 粘液細菌は培養が難しく、希少であることが知られていて、生産する二次代謝産物は新規で多様な生理活性をもつものが多いため、放線菌や真菌に代わる、新たな抗生物質の探索源として注目を集めています。私は、この粘液細菌を培養・抽出し、HPLCやオープンカラム等で精製した後で、NMRやMSなどの機器分析によって化合物を同定しています。化合物を単離することが出来たら、がん細胞に対する毒性の有無を検定したり、真菌に対する阻害活性の有無を試験したりすることで、抗生物質となり得るかどうかを判断します。また最近では、粘液細菌の培養液に様々な添加物を加えるなどして、二次代謝産物に変化があるかどうかをHPLCで分析し、新たなピークが観測されたら単離・同定するというような研究も行っています。 続きを読む
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Q.
学生時代頑張ったこと(300)
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A.
私は大学時代、研究に力を入れて取り組みました。私は菌を培養し、そこから抗生物質となり得る成分を単離するという実験をしていたのですが、扱っている菌は生育が遅く、培養に1か月かかってしまうような菌でした。培養日数が長いと、他の菌が混入するリスクも高く、また有効成分も微量であることが多いため、解析に必要な量の有効成分を集めるのが非常に大変でした。辞めたいと思うことも何度かありましたが、諦めずに毎日実験に取り組みました。私の持ち前の「粘り強さ」で培養を続けた結果、半年間で約50 L培養することに成功し、ようやく解析に必要な4 mgの成分を単離することが出来ました。この結果で私は今後学会発表する予定です。 続きを読む
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Q.
趣味と特技(150)
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A.
私は音楽が趣味です。音楽を聴くことが好きだったのですが、実際に弾いてみたいと思うようになり、大学時代にベースという楽器を始め、学園祭等で演奏しました。練習して演奏することが楽しくなり、他の楽器も練習し、ギターやドラムでもライブで演奏しました。 続きを読む
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Q.
自己推薦すごい経験1位(120)
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A.
私は中学時代、ほぼ機能していなかった部活を再建しました。私の部活は、15名いる同級生のうち3人ほどしか参加していませんでした。しかし、部長として毎日声掛けすることで、最後の試合では全員参加し、初の団体戦勝利に導きました。 続きを読む
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Q.
グローバル侍度(400)
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A.
「勝つまでやめないタフさ」は超級であると自負しています。私は研究室で、いくら実験しても成果が出ないということが続いていました。同期にはすぐに結果が出て学会発表する人もおり、私は悔しい思いをしたのですが、諦めずに粘り強く毎日実験を続け、最終的に学会発表することができました。グローバルコミュニケーション力については努力中です。私は現在、アルバイト先の外国人や同じ研究室の留学生と積極的にコミュニケーションを取ることで意思疎通を図っています。創造力、リーダーシップ、マネジメント力に関しては、学園祭で新しい企画を提案し実現したという経験と、部長として同級生と後輩を引っ張ったという経験から上級だと判断しました。異文化の環境でチームをリードしていくというのは、まだ私に足りていない部分であると思います。そのため、「侍魂」は超級ですが、「グローバル侍」となると修行が必要なため、努力中とさせていただきました。 続きを読む
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Q.
いま世界中でこんなこと私しか考えていないだろうということ(100)
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A.
私はカップラーメンが大好きです。しかし、いつも3分を計り損ねてしまいます。そのためいつも、お湯を入れたら音楽が始まり、3分で音が止まるようなカップ麺があればいいのになあ、と思っています。 続きを読む