17卒 本選考ES
事務系総合職
17卒 | 北海道大学 | 男性
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Q.
弊社を志望された理由と入社後にやってみたいことをお聞かせ下さい。
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A.
用地取得の業務を通して、高速道路網の拡充に携わりたいと考えているためです。生まれ育った市川市は東京外環道の建設地域で、住民の視点では高速道路に対する感情は良いものではなく、完成を迎えると想像もつきませんでした。しかし、地域の自然環境や住民生活に配慮しながら建設を進め、20年以上をかけて完成を迎えようとしている現在、利用者の視点で外環道を見ると、東京外環道によって移動時間の短縮、渋滞の解消等生活が圧倒的に便利になることを知り、まだ高速道路網の整備されていない地域、特に現在私が生活する北海道の高速道路網の整備に携わりたいと考え、貴社を志望しました。高速道路網の整備にあたって、必ずしも全員が良い感情を抱いて協力をして頂けるものではない、と私は理解しています。その中で、自身が培ってきた「素早く関係を構築し、環境に適応していく」強みを活かし、双方にとって納得ができる、更には高速道路を利用するお客様の利益を第一に考えながら、用地取得の交渉を粘り強く行いたいと考えています。私たちにとってお客様である、土地の権利者の方と最前線で向き合う「会社の顔」を担い、最終的には日本の高度な高速道路の建設技術によって、発展途上国の渋滞問題を解決できるような高速道路網を世界に発信することが私のイメージする最終的なゴールだと考えます。 続きを読む
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Q.
学業面で、あなたが学生時代に最も力を入れて学んだ、又は学んでいる内容をお聞かせ下さい。また、そこから得られた成果や、学んだことを弊社でどのように活かせるかをお聞かせ下さい。
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A.
「野外調査法実習」という科目で行った「北海道当別町のコミュニティバス事業に関する調査」です。この科目では、自身が設定したテーマについて半年間自身で調査を行い、最後に成果を発表します。私は北海道当別町の町営バス事業を題材に、地域交通システムを維持するための課題を明らかにすることを目的にしました。毎週1時間かけて現地に赴き、町役場や出資企業、地元の住宅会社など多くの利害関係者に聞き取り調査を行い、他の市町村と比較して事業が成功する理由を調査しました。これを更に発展させて、卒業論文では他の市町村でも同様の調査を行うことで、最終的には北海道全体の課題を明らかにしていきたいと考えています。私が最も得られた成果として考えているものは、主張の異なる関係者から意見を引き出す技術です。町役場の方や出資企業の方などの多くの利害関係者の方に初対面で話を聞くだけでは、全ての情報を得ることができませんでした。そこで、毎週のように現地に赴き、実際にバスを利用したり、地域の交通政策の審議会に参加したりして、徐々に情報を引き出すことができました。「何度も会うことで関係が構築され、より詳しい情報をいただくことできる」という経験は、地域の方と粘り強く交渉することが求められる用地取得の業務においても活かせるのではないかと考えます。 続きを読む
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Q.
学業面以外で、あなたが学生時代、又は卒業後に最も力を注いだ活動・取り組みをお聞かせ下さい。また、そこから得られた成果や、ご自身が成長したと思う点をお聞かせ下さい。
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A.
所属していた生協学生委員会で履修制度説明会を行ったことです。2500人の新入生を対象とし、履修制度の説明会を10人程のスタッフで行いました。私は説明会の発表資料の作成、発表を担当しました。努力した点は「説明会の位置づけや目的の折衝」です。場所提供の支援を受けた大学教務課は「絶対的に正しい情報を提供したい」意図を持っていた一方で、私たちは「先輩としての声、つまり履修誌面では伝わらない情報を提供したい」という意図を持っていました。対象者である新入生にとっては双方とも大切なことでありながら、2つの意図は食い違う部分も存在します。履修制度説明会の位置づけや目的を新入生の利益を考えながら大学の教務課と折衝しました。教務課の職員と資料を何度も推敲し、新入生にとって良い情報を提供できる説明会を実現させるために、当事者の間に立ち、資料の作成、内容の考案を行いました。結果9割近くの新入生が説明会に参加し、更に5点満点の評価で4点を超える評価を貰うことができたので、新入生にとって「価値ある情報」を提供できたと考えます。得られたことは大切にすることを意識しながら、相手と交渉を行い、お互いの意見をすり合わせていくことです。自身の意見を通すためには、「意見を主張すること」だけでなく、まずは「相手の意見をしっかりと聞き、相違点を見出すこと」であると体感したことが最も自身が成長できたことではないか、と考えます。 続きを読む
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Q.
自由記入欄(自己PRなど)
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A.
私の強みを記入します。「人懐こい」性格で初対面の人と打ち解け、環境に適応する強みがあると考えます。幼い頃から引っ越しなどで環境の変わることが多かったために、初対面の人と打ち解け、いち早く環境に適応していく必要がありました。所属していた生協学生委員会では、大学を受験する受験生を対象として、試験の前日に試験会場までの道を案内するイベントを企画しているスタッフがおり、私自身は当日に受験生の道案内をする役割を担いましたが、1日で30人以上の受験生に自ら声をかけ、結果的に20人以上の受験生を試験会場まで案内することができました。初対面の人と共通点を見つけ、相手に合わせて話すことでいち早く関係を構築することができるのは、自らの強みであると考えます。高速道路の維持にあたる上では、関係省庁、工事関連の会社の方、グループ会社の方、お客様、地権者様など様々な利害関係者の方と物事を作り上げていく必要があると考えます。その場面で自身の強みを活かし、便利な高速道路網を日本に広げていきたいと考えます。かつての私が子供ながらにそうであったように、高速道路に対して必ずしも良い感情を抱いてない人もいると考えます。その逆境の中で用地取得の職に挑戦していくことで、十年単位で時間が過ぎた後に「より良い高速道路網」が完成し、地権者の方が高速道路に対して良い感情を抱いて頂ける世界を実現したいと考えます。 続きを読む