22卒 本選考ES
クリエイティブスタッフ(総合職)
22卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
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Q.
現在の研究の概要を以下2点が分かるように作成ください。 ・テーマの位置づけ(どのような科学技術の発展に必要な研究なのか、等) ・新規性、独自性、独創性
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A.
本研究では自動車などの表面を保護するコーティング材料の軽量化、塗布の簡便化を目指します。近年ハードコート剤では硬度付与の無機樹脂と柔軟性や密着性付与の有機樹脂の両方の利点を併せ持つハイブリット型が注目されています。従来は上層に無機樹脂、下層に有機樹脂の2層構成でしたが複数回の塗布が必要なため、コストや時間がかかるほか、高重量や界面剥離などの問題が生じています。そこでこのテーマの新規性である有機と無機を混合した1層の樹脂を塗布した後、無機樹脂のみを表面に浮き出させ、上下に分離させる「傾斜構造」を形成します。これにより簡便に硬度と柔軟性・密着性が良好な膜の軽量化を可能にします。また低燃費な自動車の製造も可能になり地球温暖化対策にも貢献できます。実験内容としては1.膜表面に偏析する無機樹脂の設計と合成2.混ざり合いにくい有機と無機の相溶性の制御の2つが大きな課題です。まず無機樹脂では、有機専門が故の知識不足を補うために自身で座学を行うだけでなく、研究室の枠を超えて、無機を専攻する友人や他大学の教授に意見を求めました。また相溶性の制御では製膜過程で外的・内的に様々な影響を受けると考え、昼夜や休日問わず効率的に多くの条件検討を行い、深い考察のもと研究を突き詰めました。その結果、報告例のない傾斜構造をもつ有機無機複合膜の作製に成功しました。現在は半永久的に利用可能な膜の作製を目指しています。 続きを読む
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Q.
現在、研究以外で力を入れていることについてご記入ください。
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A.
アルバイトでの責任者としての仕事に注力しています。私は現在まで4年間、和食屋でアルバイトをしており、2年目に責任者を打診されました。経験を積みたいと思う一方、既にサークル長を務めて忙しい中さらに負担を担うと、役割を十分に果たせず周囲に迷惑を掛けると懸念しました。そこで1ヶ月間、仮の責任者を務めたところ、初めてお客様からクレームを受けました。この時、サークル運営での横並びの意識とは異なり、社会に出ると相手(お客様)への意識も必要だと気付きました。この経験は自己成長に繋がると考え、責任者を引き受けました。そこで実際に自店舗へ客として訪問すると、待ち時間や案内の態度など些細な点に気付き、仲間と共有して改善した結果、店全体が活気づき月間売上で過去最高を更新しました。これより新たな経験が幅広い視野を育てると学びました。貴社ではたとえ困難な道でも自ら挑戦し続け、自分の成長に貪欲であり続けます。 続きを読む