私が営業を志望する理由は、大別して二点ある。
第一に、貴社における営業職の担う役割に魅力を感じているからだ。まず、貴社は「みんながハッピーになる」を掲げ、革新的なサービスを提供している。私自身も人の幸せを探求したいという思いを抱いて政治学を勉強することを選んだ。そのため、貴社の掲げるその価値観に対して共感を抱いており、その事業に関わることで共に人の幸せを実現していきたいと感じている。そして、営業職というのは、生み出したもの、または今後生み出されるものを、それを必要としている人に届ける仕事であると理解しているのだが、これはつまり、ものに価値を与えることと同義だと私は考えている。どれだけ優れたサービスや事業、物、プログラムが生み出されても、必要とされなければその価値は失われてしまう。それを役立てるためになくてはならないのが営業職であり、私もその仕事に就くことで、みんなをハッピーにするために生み出されたサービスに価値を付与することに貢献したい。
二点目は、私の能力が、営業に向いていると考えているためだ。私自身話すのも聞くのも、会話が得意だ。また、問題解決能力が高い。例えば、授業で海外との売買契約を結ぶ課題を課されたときには、グループ全体の方向性をまとめ、一人ひとりの意見や教科書、資料、レジュメの内容などを照らし合わせて何が求められているか理解し、契約上の穴や不利な点を一つ一つ埋めながら最終的には担当教授にも褒められる契約書を完成させた。このように、何が問題なのか、それを解決するにはどうしたらいいのかを見つける洞察に優れ、さらに人との意思の擦り合わせができるという点で、自分は営業職に適性があると考えているため、営業を志望する。
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