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日立Astemo株式会社 報酬UP

【未来を拓くソフトウェア革命】【21卒】日立Astemoのエンジニアの本選考体験記 No.9929(豊橋技術科学大学大学院/男性)(2020/7/14公開)

日立Astemo株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒日立Astemo株式会社のレポート

公開日:2020年7月14日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • エンジニア

投稿者

大学
  • 豊橋技術科学大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

自分はインターンシップに参加していたため、そこで聞いた社員の方々の話が一番役に立ちました。1日のスケジュールや業務内容、働いてきた経験や辛かったことなどを一通り聞いて企業の強みを考えました。インターンシップに参加していない人は様々なサイトなどでそのようなことを調べるといいと思います。この会社は世界に目を向けている会社なので、グローバルで働くことに関する質問は面接でされます。自分のやりたいことを含めて答えられるようにしておくべきです。
また、OBの方が何人も入社しているようなところでは各大学・学科のリクルータの方がおり、インターンシップ後に紹介していただきました。リクルータは技術者の方なので、実際のワークライフについて色々聞くことができると思います。学校ごとのリクルータが学内で説明会を開いてくれる学校もあるので、積極的に参加するべきです。

志望動機

私は、大学で情報系を専攻しており、そこで学んだ知識をそのまま仕事に生かしたいと考えています。また、IoTやテクノロジーを用いて、今よりも便利な生活を送りたいと考えており、さらに、そのようなことが実現できる仕事に携わりたいと考えています。自動車は日常生活で最もよく用いられる機械の一つであり、自動運転や電動化を進めることで、移動の負担の軽減や安全な移動の実現、電動化による金銭的な負担の軽減が実現でき、より便利な生活が実現できると考えています。貴社はアイサイトをはじめとする先進運転支援システムに向けた取り組みが進んでいること、コネクティッドに向けた取り組みも進んでいます。さらに、貴社の企業理念である豊かな社会の実現に貢献するという部分と自分の考えていることがマッチしていると感じ、貴社の一員としてそのような社会を作り上げていきたいと考え、貴社を志望いたします。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

SPI試験とは違う形式ではあったものの、基本的には変わりないと考えSPI試験の教本を繰り返し解いた。

WEBテストの内容・科目

国語、数学、英語、性格

1次面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事/技術者/技術者
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

落ち着いて話をすることが一番大事だと感じ、そこが評価されたように感じる。緊張すると早口になりがちなので、いつも以上にゆっくり話すように心がけるべき。

面接の雰囲気

オンラインでやったものの、面接は固めの印象を感じた。基本的には提出済みのエントリーシートに従って面接は進んだ。

1次面接で聞かれた質問と回答

大学での研究の内容を説明してください

現在、CASEという言葉に代表されるように、自動運転技術はとても重要なものとなっています。自動運転を行うためには、外部の情報をもとに速度制御を行う必要があり、その一つの手段として、車載カメラで撮影された画像を用いる方法があります。私は、その画像から画像処理を用いて標識の検出を行う研究を行っています。
近年、物体検出の分野では、機械学習が多く使われています。しかし、機械学習を用いる場合には事前に適切なパラメータを設定した上で学習を行う必要や、学習させたターゲット以外の検出を行う際に再学習が必要などといった問題点があります。私はこの問題点のうち後者に着目し、ターゲットの画像とカメラの画像との間の特徴量をもとにして、機械学習を用いずに標識の検出・認識をする手法の研究を行っています。現在は、検出の精度を向上させることを目標として研究を行っており、将来的にはオンボードPCなどを用いて実際に車両に搭載できるようなシステムにしたいと考えています。

なぜ今通っている大学、大学院、学科に進学したのか

私は高専出身で、編入学で今の大学に進学しました。私には同じように高専から大学に編入した姉がいます。姉は他の大学に進学したものの、授業内容が高専での学習の復習だと聞き、それはもったいないのではないかと感じていました。その点、この大学は高専からの編入生向けに大学院進学を前提とした、学部3年から大学院2年までの4年間のカリキュラムが組まれており、高専で学んだことに上積みをして様々な知識を得ることができると感じ、進学しました。
高専では機械や電気、情報のことなど、幅広い分野のことを学びましたが、その中でも自分でプログラムを作成し、そのとおりにものが動いたことがとてもおもしろいと感じ、情報科に進学をしました。

最終面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事/技術者/技術者
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

論理的に説明ができていたということを評価してもらった。研究のことや自己PRなど、難しい言葉は使わずに誰が聞いてもわかるような説明をするように心がけた。

面接の雰囲気

人事の方は緊張をほぐそうとしているものの、面接官の方は第一印象からは固めの印象を受けた。最終面接ということもあり、初回より踏み込んだ内容を多く聞かれた。

最終面接で聞かれた質問と回答

学生時代に力を入れたことはなんですか

私が最も力を入れて取り組んだことは、個別指導塾での講師のアルバイトです。私の勤めている塾では、担当する生徒が決まっておらず、毎回違う生徒を指導することになっています。また、担当する生徒の成績もばらばらです。アルバイトを初めてすぐの頃、生徒ごとに集中力のもつ時間が異なることや、理解できるための説明方法が違うことが大きな問題として立ちはだかりました。そこで、他の先生に協力を求めたり、生徒とコミュニケーションを取る時間を増やしたりしてどのようにすべきか考え、問題を解決しました。具体的には、1問ごとに制限時間を設定して問題を解かせたり、説明を行う際にも細かい単位で区切って説明を行い、その都度理解しているかの確認を行うように指導方法を変更しました。その結果、多くの生徒のテストの点数を上げることができ、また、多くの生徒を第一志望に合格させることができました。私はアルバイトを通して、個人個人に対する適切な説明の方法というものを学びました。

希望コース・希望業務とその理由を教えてください

IoTやテクノロジーなどのソフトウェアから自動車業界に携わりたいという思いがあり、ソフトウェア分野を希望いたしました。私は大学では情報科に所属しており、そこで学んだソフトウェアに関する様々な知識や、研究や実験で行った開発の経験を最も活かすことができるのは、ソフトウェア分野であると考えています。また、開発分野を希望していることに関しては、自分が大学で行ってきた開発の経験を最も活かすことができると考えたことが大きな理由です。また、インターンシップで先輩社員とお話をする機会があり、さまざまな業務に携わっている方々の話を聞きましたが、その中で自分は「1を10にする」業務が一番向いていると感じています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

この分野に合格しましたという連絡は4月末にあり、6月の面談をもって内々定となった。特に就活に関する指示や応援等はない。

内定に必要なことは何だと思うか

なんでそう感じたのか、なんでその研究を行ったのか、なんでその行動をとったのかなど、原因や理由となる部分はしっかりと説明できるようにするべき。また、説明するときにも起承転結に心がけて説明を行うべき。例えば志望動機であれば、こういった理由でこの業界に興味を持ち、その中でもこのような理由で貴社を志望しますといった感じ。また、面接に同席するのが技術者だからといって、自分の専門分野の知識を持っているとは限らない。難しい言葉は言い換えや説明を挟む。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

自分の考えを持って、それに基づいた行動ができることが評価されたように感じる。上にも書いたように、バックグラウンドをしっかりと説明できたことが良かったのではないか。また、落ち着いて受け答えができたことも少なからず評価していただけたと感じている。

内定したからこそ分かる選考の注意点

マッチング面談という形式をとってはいるものの、中身は普通の面接と変わらない。インターンシップに参加すると、選考開始後の面談が優先されるらしく、また、リクルータを紹介してもらえることもあるので、インターンシップは是非参加するべき。

内定後、社員や人事からのフォロー

6月の面談で人事に逆質問をする機会をいただけた。また、リクルータから個人的に連絡が来て、質問する機会などを設けてもらった。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所

入社を迷った企業

アイシン・ソフトウェア株式会社

迷った会社と比較して日立Astemo株式会社に入社を決めた理由

自分がどのような内容に携わりたいのかと考えたときに、日立オートモティブの方が上流の工程に携わることができるという点が一番の決め手。また、日立は子会社、アイシンは孫会社ということや、会社としての規模・営業実績・取引相手の企業も日立のほうが上だった。更に、自分の周りに日立の系列会社に勤務している人が多く、働きやすさの想像ができたことも大きい。
自分は関東地方出身で、ソフトウェア分野では関東地方勤務ということも日立に入社を決めた理由の一つである。

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日立Astemoの 会社情報

基本データ
会社名 日立Astemo株式会社
フリガナ ヒタチアステモ
設立日 2009年7月
資本金 1291億2600万円
従業員数 40,400人
売上高 7883億6600万円
決算月 3月
代表者 竹内弘平
本社所在地 〒312-0062 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地
URL https://www.hitachiastemo.com/jp/
NOKIZAL ID: 1130761

日立Astemoの 選考対策

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