【水インフラを革新する未来】【18卒】メタウォーターの総合職の本選考体験記 No.3059（法政大学/男性）（2017/12/7公開）

充実した就職活動に必要なこととは？

グループディスカッションでは協調性が見られていたのではないかと思います。私たちのグループでは積極的に発言していく学生が多く、私は正直あまりいい意見を出せたわけではありません。しかし、極端に発言の少ない学生に話を回したり、ディスカッションの雰囲気をまとめていく試みをしていったことでこの選考を通過できたのだと思います。

要点をまとめた自己PRプレゼンを自信を持って簡潔にまとめられたことで、自分のアピールポイントを相手に伝えることができたと思います。

メタウォーターの面接は初めの15分間程度で自己PRプレゼンを行い、プレゼンに対する質疑応答で前半部分が終わります。その後、後半部分で一般的な面接に入っていきます。

あなたの卒業論文について、どのような研究をされているのか教えてください。また、そこから学んだことも教えてください。

私は卒業論文で、仏教寺院が地域社会で果たす役割について調べています。仏教寺院は少子高齢化や核家族化によって、近年地域社会の中で急速にその役割が衰退しています。そんな状況下で、今までにない革新的な取り組みをしている仏教寺院が増加傾向にあります。私は実際に日本各地で革新的な取り組みをされているいくつかの寺院を訪れてインタビューの実施や行事の参加をする中で、既存の研究では注目されてこなかった、仏教寺院での女性の立場や役割がこれからの仏教寺院の在り方を変えうるということに気がつきました。寺院でいかに女性が活躍できるかに焦点をあてることで論文の独自性を創出しました。
このように、私は卒業論文を通して、現場に足を運ぶことでそれまで気がつかなかった様々な情報を得ることができることに気付きました。

あなたの会社選びのポイントは何ですか。

私の会社選びのポイントは二点あります。第一に、社会貢献性の高い仕事をしていることです。そのなかでも私は学生時代に興味を惹かれた水業界に絞って就職活動をしています。私は震災時や発展途上国にも貢献できるような水インフラ会社で働きたいと考えています。そして第二に、挑戦できる体制や風土が社内で整っていることです。仕事での挑戦を通して自ら成長でき、その仕事が社会に役立っていると実感できることは働くうえでの大きなモチベーションになると思います。またそのためには、新たな挑戦をしていくための基盤となる技術やノウハウを持った会社であることが必要だと思っています。この二点を重視しているため、御社を第一志望とさせて頂いております。

最終面接であることから、あまり人間性などに関しては聞かれず、就職活動に関して聞かれました。私はメタウォーターが第一志望だったので、会社への熱意は伝わったと思います。

二次選考と同様自己PRプレゼンからの面接という流れでした。面接官はやさしさのにじみ出ている穏やかな方々だったので、雰囲気はよかったと思います。

あなたのESを見ると上水道にばかり注目しているようですが、下水道事業には興味はありませんか？

下水道事業にも強く興味を持っています。フィリピンでボランティア活動をしている時も、下水処理施設の大切さを強く感じました。フィリピンでは下水道の整備や処理施設の品質が悪く、台風の際に二次被害が拡大する様子をヒアリングしました。また、国内の災害救援活動でも下水道が止まっている現場に赴き、下水道のない生活の不便さやその大切さを痛感しました。
御社は震災の際にも上下水道の復旧に対して効果的なプロジェクトチームや技術を持っているので、このような現状に対してしっかりとアプローチができると思います。下水道事業をはじめ、御社の高品質な水インフラ技術全般を世界の水インフラに還元できるように働いていきたいと思っております。

水ing(水インフラ大手）からも内定をもらっているのに当社を第一志望として就職活動をしている理由は？

私は御社が第一志望ですので就職活動を続けさせていただいております。理由としましては御社独自の技術や特徴に惹かれていること。そして、日本における水インフラ業界でのリーディングカンパニーであるということ。この二点でございます。重電メーカーと機械メーカーをバックグラウンドにした会社であり、セラミック膜などの高度な独自技術ももっていることから、御社であれば、世界で日本発の水メジャーとして戦っていけるのではないかと思います。親会社である日本ガイシの説明会にも足を運び、セラミック膜が世界の中でも御社だけの技術であることがよくわかりました。以上のような理由から私は御社を第一志望としており、御社で働かせて頂きたく思っております。