18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 首都大学東京大学院 | 男性
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Q.
就職先を選ぶ際に大切にしているポイントとSMMに関心を持った理由について記述してください。
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A.
私が就職先を選ぶうえで重視する点は2つあります。1点目は少数精鋭で若手でも活躍できる環境が整っているかという点です。私が所属している研究室では学生の数が少なく、各学生は独立して研究を進めています。私は当研究室での経験から、個人に与えられる仕事の裁量が大きいこと、周りの学生と積極的に交流してお互いの意見を常に共有できる環境にいることは、仕事を効率的に進め、責任感をもって自ら動ける人材を養ううえで重要であると考えています。また、当研究室では学生が自身の研究の中長期的な方針を考えるという、他研究室では教員が担う役割を学生に任せる慣習があります。このような背景を基に、経験が少ないなかで多くの知見やスキルを学ぶことで、様々な視点をもって主体的に研究ができるようになったと実感するようになりました。 2点目は技術力を武器に社会貢献できるかという点です。これは、技術を開発・確立することは、多くのメーカーが取り組む製品開発と比べて、応用できる分野が広いことから社会貢献度が高く、高品質な製品を生み出せると考えているためです。 貴社は以上の2点を満たしていると考えており、強い関心を持っています。貴社は少数精鋭の組織であり、若手社員も裁量の大きい仕事を任されることから、いち早く技術者として成長できると考えました。また、貴社は資源、製錬、材料の三事業を展開し、一貫した独自の技術力を武器に、様々な産業分野に製品を提供すると同時に、積極的な事業拡大を行ってきました。このように、非鉄金属メーカーとして継続的な成長を実現し、中長期的な視点で事業を展開する貴社であれば、多様化する社会のニーズに応え、より多くの産業分野に貢献ができると考えました。以上の理由から私は貴社に関心を持ちました。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も力を入れて取り組んだことは何ですか?(特に苦労したことを記述してください)
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A.
安全意識の向上を目指して自転車部の活動に取り組んだことです。私は大学の体育会自転車部に所属し、日本全国を複数人でツーリングすることに注力しました。この活動において、公道を走行中に自転車の整備不良が原因となる事故が定期的に発生するという問題点がありました。このような事故を減らし、安全な走行を実現することに苦労しました。苦労した理由として、部員一人ひとりが持つ、安全に対する意識が希薄であったことが挙がります。そこで私は、部員一人ひとりが身につけるべき自転車整備のスキルを教えると同時に、部内の安全意識を高めることに注力しました。具体的には、事故防止のために自転車整備をレクチャーする講習会を開きました。さらに、これまでに発生した事故の原因究明を徹底的に行い、部員一人ひとりが持つべき安全意識を議題とした討論の呼びかけを行いました。活発な意見交換の結果、走行中のリスクを軽減するためには、自身の力量やその日の自転車の状態を正確に知り、天候や行程などの環境をあらかじめ調べることが不可欠だという結論に至りました。このような意識を根底に据えつつ安全な走行を実現するためには豊富な走行経験や自転車整備のスキルが必要です。そこで私は、更なる試みとして、走行に不慣れな下級生の危ない場面を見逃さず指導することや、自転車整備についてまとめたマニュアルを作成し、知識や技術を後輩に継承することで、「個々人」が高い安全意識をもって活動を楽しめる環境作りに注力しました。その結果、以前に比べて走行中の事故が減少し、部員一人ひとりが持つ安全意識も向上しました。 続きを読む
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Q.
ご自身の強みとそれを発揮したエピソードについて記述してください。また、その強みをSMMでどのように生かせると思いますか。
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A.
私の強みは「開拓者精神」と「創意工夫」を重視して行動することです。この強みは、独自性の高い考えや工夫をモノや技術に変換し、社会に新たな価値を提供するうえで重要な役割を果たすと考えています。このような自身の強みを発揮した例として、自身の卒業研究への取り組みが挙がります。私は卒業研究のテーマを決める際、これまで研究室で扱われてこなかった半導体や無機合成を扱うテーマを自ら進んで選びました。これらに関する知見を一から学ぶため、関連分野の英語論文を読む習慣を身につけ、基礎から勉強しました。実験においては、合成が失敗することが多々ありましたが、合成物を複数の装置で分析し、様々な観点から合成経路を独自に改良・最適化することを繰り返しました。このような試みを続け、研究室にこれまで存在しなかった知見を着実に増やしていきました。その結果、新規半導体材料の合成法の確立に成功しました。このような経験を通じて、新たなプロセスを一から設計すること、臆せず多くの視点を取り入れてプロセスを最適化することが私の強みであることを再認識しました。 このような自身の強みは貴社の事業の発展に活かせると考えています。貴社が目標として掲げている、「世界の非鉄リーダー」として確固たる地位を確立するうえで、技術力の向上や新規事業の導入等が不可欠となります。このような試みを行ううえで自身の強みを生かしていきたいです。具体的には、既存技術の強化や新しい市場の開拓などを繰り広げていき、貴社の非鉄金属メーカーとしての社会的価値を向上させていきたいと考えています。 続きを読む