【製鉄革新への一歩】【22卒】日本製鉄の冬インターン体験記（理系/理系向けプログラム インターンシップ）No.13921（東京工業大学大学院/女性）（2021/4/17公開）

研究室のOGの人に日本製鉄へ入社した方がいたため，その関係でインターンへ参加した。また，その先輩がインターン参加をきっかけに本選考へ進んだとの話を聞いたため，本選考への足掛かりになるのではないかという考えもあった。

ES提出とWEBテストの受験が必要だったが，ほとんど選考という観点はなかったため，特に対策は必要ないと思われる

上述の通り，ほとんどそれらしい対策は必要なく，提出とテスト受験だけでいいかと

製鉄効率に関する課題解決型のグループワーク

テーマが送られてくるため，それに対して説明を受けた後，課題解決策をグループで話し合った。

製鉄の工程，規模感

製鉄所での生産性を向上させよ

1日目にやったこと

製鉄所の操業についての説明を受けたあと，その一部の工程に着目して，生産性を向上させるにはどうしたらよいのかというグループワークを行った。最後には発表と模範解答の説明があった。

2日目にやったこと

化学系出身の人との座談会であった。エンジニアリングと研究開発の職種の人がおり，それぞれの仕事内容などを教えてもらった後に，こちらから自由に質問をする時間が与えられた。

現場の社員

なし

グループワークの発表後に，それぞれのグループの発表に対するフィードバックがあった。その後，模範解答としていくつかの課題解決案が示された。しかし，グループワーク中の助言はほとんどなかった。

発表までの時間が少ないため，その中で案をまとめてパワーポイントを作成するのは大変だった。また，具体的な数値を予想して算出するようにともいわれていたため，その予想が難しかった。製鉄工程についてはほとんどの学生が知識を有していなかったため，まずそれを調べるところから始めた。

グループワークを進めていくうえで，材料や機械系を専攻している学生が主体となって進めていた。

製鉄業界についての理解が深まった。
また，製鉄の工程や規模感などを具体的に説明してくれるため，そのスケールの大きさを数値の上では認識することができた。
工場で機械が動いている様子などを動画で見せてくれるため，工場見学の代わりの役割も果たしていた。

製鉄関係について，多少なりとも知識があると楽になるかもしれない。
しかし，ほとんど準備はいらないと思う。

今回の日本製鉄のグループワークの内容は，製鉄工程での生産性の向上にはどうするべきかというものであり，その説明としての大部分も機械系や操業に偏っていたため，化学専攻としては，実際にその業務をおこなうことへの想像がしにくかった。機械や材料専攻であれば，親しみやすいインターンであると思う。

インターンの参加学生を見る限り，材料や機械系の人が多く，化学系専攻としてはインターンの課題内容への理解をすることが難しかったため。また，課題の内容や説明に関してもそのほとんどが工学系であるように感じたため，化学系の割合が少ないのではないかと思ったため。

製鉄所の中で実際に働く姿は想像できなかったが，説明のなかで製鉄業界のスケールの大きさを知り，社会への影響力が大きい企業であると感じたため。また，鉄という素材は社会や産業に必ず必要とされていることから，安定した地盤のある事業であると感じたため。

インターン参加後に人事の人から連絡がきて，リクルーター面談が設定された。その面談の中で様々な話をし，本選考へと繋がっていくような選考ルートであるように思われる。

インターンシップ参加前は，製鉄業界に関しての知識が全くない状態であったが，参加してみて日本製鉄が世界的にもかなり大きなシェアを有していることがわかった。それまで製鉄業界は見ていなかったが，鉄という産業に必要不可欠なものを扱う企業であれば安定しているという風にも感じたため，同業他社についてもしらべるようになった。

製鉄関係の企業のインターンを受けたのはこれが初めてだったが，業界への理解を深めるのにはよかったと思う。また，2日目では実際の社員の方からの話を聞けたため，具体的な仕事内容の話についても聞けた。しかし，どのような職種の社員にあたるかはその時の運しだいであるため，自分のつきたい職種の話がきけない場合もある。