- Q. 志望動機
- A.
日本製鉄株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒日本製鉄株式会社のレポート
公開日:2020年11月18日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
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- 内定辞退
- 職種
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- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
この企業の主要製品である「鉄」に対する理解を深め、自分が鉄に対して非常に興味を持ち、そして製鉄を通して社会を支えていきたいという思いを伝えられるようにした。実際に製鉄業界では日本で1番のシェアを誇っており、他社との比較で日本製鉄を選ぶ理由は言いやすいが、どういった製鉄の側面で自分が貢献できるか等をまとめて伝えられるかがかなり大事になってくると思う。特に、鉄のみではなく、発電事業も一部手かげており、そして製鉄の過程もある程度理解しておく必要がある。そして、工場見学会に必ず足を運ぶ必要があり、OBからも工場を見学したことのない人はほとんど選ばないと言われた通り、見学会も選考の一部であることを覚えておきたい。内定した先輩には見学会が非常に選考として大事な側面を持っていることと伝えられた。実際にその見学会で感銘を受けたことや自分の意欲を見学会後の社員との交流会で伝えることが重要で後の面接でもその時話した内容について聞かれる場面が多々あった。
志望動機
私は産業の根幹を支えるモノづくりがしたいと思い、御社で製鉄に関わって社会に貢献したいと思います。モノづくりの中でも特に生活や社会全体にとって必要不可欠であるものに携わりたいと思っています。「鉄」は産業の米と言われるほど、現代になくてはならない存在で、世界3位の粗鋼生産量を誇る御社を地元千葉の誇りに感じてきました。
工場見学で非常に緻密に計算して作られた製鉄の工程や大きな鉄の塊を1mm以下の精度で加工する技術に感動を覚えました。また、一つ一つの小さな技術による進歩でも生産量が多いため、圧倒的な生産性の向上を産むことができる生きがいを社員さんから聞き、是非ともその現場に携わり、日本のモノづくりである製鉄をより高めていきたいと思っています。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年01月
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年02月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 中堅人事
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官から「非常に論理的で分かりやすかった」と評価されました。それと同時に学生時代にバックパッカーをやったことのある経験が人事と共通であり、インドの旅に関して非常に話が盛り上がり、最後に面白かったよと言ってくれたのが嬉しかったです。志望理由を論理的に伝えられただけでなく、一緒に働きたい人に思ってくれたのが評価されたポイントだと思います。
面接の雰囲気
かなり気さくな面接官ではあったものの、質問は鋭く、自分の志望度が本当に高いか試しに来るような質問があった。論理的に答えていくことで次第に打ち解けていき、徐々に空気が明るくなった気がする。
1次面接で聞かれた質問と回答
夏に日立のインターンに冬にソニーのインターンに行かれているらしいですが、本社を選んだ理由は何でしょうか。
私は就活を始めた当初、モノづくりが行いたいということで家電メーカーを見ていました。日立の研究開発部門においてはIT化に伴い機械学習やデータサイエンスに注力をしており一方で、興味のあった材料開発や半導体加工に関しては社内で衰退していました。また、ソニーは半導体のイメージセンサーを部署全体で取り組んでおり、まさに最先端のものを作っているところでしたが、社風が「ワクワクとドキドキのエンターテイメントを届ける」といった感動や娯楽を届ける方向性が強く、生活や社会になくてはならない「根幹のモノ」を作りたい自分の方向性とズレを感じていた次第です。何か一つのモノに対して極めて深め、それを社会に還元したいと思うようになり、御社の「鉄」に興味を抱き、さらに世界に誇るモノづくりができるということで自分のやりたいモノづくりがここではできるのではないかと思い、志望しました。
入社した場合、どのような貢献ができると思いますか。
私は主に研究開発と設備維持の2点で貢献できると考えております。まず、研究開発に関して、今の大学の研究では水素の研究を行っているのですがその知見を生かして、御社で行われている水素による製鉄の還元法技術に関する貢献ができるかと思います。それは大きく二酸化炭素を削減する可能性のあることで元々地球環境にも興味があって今の大学の研究を行っている自分がモノづくりと社会貢献のどちらにも価値を見出せることの一つだと思っております。
また、設備維持に関しましても大学の研究で結晶成長装置のメンテナンス等を日々行なっている経験から、巨大な製鉄機械の仕組みや原理の理解し、改善していくことに携えると思っております。特に、機械に欠かせない電気設備に関して専攻の電気電子の知見を生かせると思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事部長/電気部門の技術部門課長2名
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
論理的にハキハキ話せたことが評価されたと思います。また、話している中で自分の熱意を感じてくれたのか「なるほど、気持ちは分かりました」と言ってくれる場面が最後にあり、嬉しかったです。自分の研究内容や志望理由、また、考えてきたことを理路整然と話して納得していただくことができれば評価が高いと思います。
面接の雰囲気
オンライン面接でありながら、非常に重苦しく、人事と技術部門の課長に順番に質問された。ずばり、第一志望であることの確認や、自分の研究についても掘り下げて聞かれ、かなり鋭かった気がします。
最終面接で聞かれた質問と回答
我が社を知った最初のきっかけは何ですか。また、そこからどうして我が社に関心を持つようになったのですか。
私は大学生の頃、君津の学習塾で講師のアルバイトをしておりました。そこの生徒の親子さんは日本製鉄に勤めていらっしゃる方が多く、それが御社を知るきっかけになった次第です。よく、生徒であるお子さんから「父さんは製鉄所を作っているんだよ」や「ドローンを工場に飛ばしてるんだよ」といった話を聞くことがあり、そこで働いていらっしゃる父母の姿に誇りを持っている生徒が多かったところから興味を持ちました。
そして、就活の工場見学で規模やものづくりに対する情熱に触れ、実際にここで一緒に働きたいと思うようになりました。仕事に対する意識やその根底にある「鉄への愛着」が非常に印象的でそういった情熱を持って斜陽化しつつある日本の「ものづくり」をはじめとした産業を盛り返していきたいと思っています。
大学院を変えられていますがどうしてですか。また、どうして今の研究室を選ばれたのですか。
私は、学部時代にカンボジアに小学校を建設した経験から、専攻していた電気電子も知見を生かし、学校に太陽電池を導入することで、夜も勉強できる環境を途上国の子供達に提供することができるのではないかと思い、太陽電池に興味を持っていました。しかし、学部で再生可能エネルギーについて学ぶにつれ、太陽電池では限界があり、具体的には大規模な蓄電に不向きであることを痛感しました。そこで、太陽光のパワーを何かうまく蓄電出来る方法はないかということで目をつけたのが今の太陽光を水素に変えて保存する技術を研究している研究室になります。水素に変えれば燃料電池によっていつでも電気に変換できますし、大規模な貯蔵も可能だということでこれからの時代に必要になってくる研究だと思い、大学院は研究室を変えるに至りました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
すぐに推薦書を取るように言われました。5月に入らないといただけない旨を伝えると教授からの推薦状を4月中にもらってくるように指示されました。
内定に必要なことは何だと思うか
「鉄」への熱意があることを伝えることが大事です。その上で、工場見学やOB訪問をすることで製鉄をある程度理解し、自分の志望理由に結びつけることが大事であると思います。また、工場見学会は選考のなかで非常に重要であり、そこで社員さんと話した内容等、最終面接でも把握されていますので、気を抜かないようにした方がいいです。むしろ、工場見学会後の交流会で自分の貢献できることなどを周りの社員さんと親睦を深めながらもアピールしていくことが大事だなと感じています。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
早い段階から、OB訪問や見学会を通し、鉄への理解深められるかというのが大きいと思います。そうすれば、そうした経験から鉄への熱意を面接で語れますし、評価されると思います。シェアの大きさ等基本的なネットから得られる情報のみならず自分の感じた製鉄の現場を伝えることが大事になると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
電気系の学生に対しては2回工場見学会があり、1回目の見学会と立食形式の交流会の後、評価がよければ、2回目に呼ばれる。そして2回目で社員との会食での評価もよければ次は人事面接に呼ばれることになるので選考での見学会が重要となってきます。
内定後、社員や人事からのフォロー
自分は四月に入ってすぐに内定辞退したため、特にありませんでした。
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日本製鉄の 会社情報
会社名 | 日本製鉄株式会社 |
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フリガナ | ニッポンセイテツ |
設立日 | 1950年4月 |
資本金 | 4195億円 |
従業員数 | 113,639人 |
売上高 | 8兆8680億9700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 今井正 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 |
平均年齢 | 39.9歳 |
平均給与 | 829万円 |
電話番号 | 03-6867-4111 |
URL | https://www.nipponsteel.com/ |
採用URL | https://www.nipponsteel.com/recruit/hq/ |