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【失敗を恐れず挑戦せよ】【22卒】東ソーの技術職の本選考体験記 No.13763(北海道大学大学院/女性)(2021/6/7公開)

東ソー株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2022卒東ソー株式会社のレポート

公開日:2021年6月7日

選考概要

年度
  • 2022年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 北海道大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
なし

選考時の新型コロナ感染症対策

すべてオンラインでの選考。

企業研究

企業のホームページを読んだ。採用ホームページや就活生向けのパンフレットページだけでなく、一般に向けた事業紹介、CSRのページも読んだ。面接ではほとんど志望動機・興味のある分野などは聞かれず、自分の研究内容に関すること、自分のパーソナリティや性格に関することが中心だったため企業研究が評価にどれだけ影響しているかはわからない。一つ二つ程度、特に興味を持ったと言える技術や事業を見つけておけば十分だと思う。ただ、逆質問の時に企業研究をしたというアピールはできた。ホームページを見ればすぐわかるような質問は避け、ホームページを見たからこそ浮かんだ疑問をぶつけた。OB訪問はしていない。また、推薦も利用していない。

志望動機

私は専攻している有機化学を活かして社会に貢献したいという思いから、化学メーカーを志望しています。化学による素材づくりは、単純で特徴のない石油原料から、独自の機能を持った素材を作ることができ魅力的だと思います。また、その素材は身の回りの数えきれないほど多くの製品に用いられるため、多くの人に影響を与えており、社会への貢献度が大きいといえます。御社は基礎化学品のみならず、高性能のゼオライトや機能化学品を幅広く手掛けており、広い視野を培いながらより新しいものづくりができると考え志望しました。特に、アルデヒド補足材などの他にはない環境配慮型製品に強く惹かれています。また、アカデミアと違いせっかく製品を作ることができるので、研究もしたいと思う一方で、大きなスケールに関われる生産職を志望しています。

説明会・セミナー

時間
120分
当日の服装
自由
実施時期
2021年03月 中旬
実施場所
オンライン

セミナー名

説明会

セミナーの内容

事業内容や選考フローについて

参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。

採用ホームページを読んで疑問点を整理した。できるだけ多くの質問に答えようとしていたように感じる。特に不満点などはない。

このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?

セミナーの出席確認の後ES提出ができるようになった。

エントリーシート 通過

実施時期
2021年03月 中旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

研究テーマの中でのあなたのオリジナリティ(ご自身が考え、実行したこと)をご記入ください。学部生はどのような研究をどのように進めていきたいかをご記入ください/あなたがこれまで組織で成し遂げたことについて、「組織内でのご自身の役割」と「組織でその役割を担った動機」を交えて教えてください /あなたの人生の中で挫折を乗り越えた経験はなんですか?挫折前後に「どのように思考と行動を切り替えたのか」について具体的に記載してください。その際、「挫折を乗り越える前後を比較して」お教えください/志望動機、もしくは当社に興味・関心を持たれた理由をご記入ください/当社で取り組んでみたいことについてご記入ください/趣味・特技をご記入ください/部活動・サークル活動等の経験があれば、ご記入ください/経験したアルバイトがあれば、ご記入ください/長所をご記入ください/短所をご記入ください

ESの提出方法

採用サイトのマイページから提出

ESの形式

Webで入力

ESを書くときに注意したこと

ES全体で自分のパーソナリティが一貫して伝わるように気を付けた。長所、短所に書いた内容が、他の設問の中に具体的なエピソードとして現れるようにした。

ES対策で行ったこと

研究室の過去の先輩が提出していたエントリーシートを参考に、自分がもともと書いたものを改善していった。他社のエントリーシートと似た設問は内容を使いまわしブラッシュアップしていった。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

WEBテスト 通過

実施時期
2021年03月 中旬
実施場所
自宅
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

完全に初見だったので面食らった。あらかじめどのような問題が出るか確認しておいたほうがいいです。富士フイルムさんも同じ形式のウェブテストで、かなり似た問題ばかりだったので、一度やって慣れれば大丈夫かと思います。

WEBテストの内容・科目

eF-1G

WEBテストの各科目の問題数と制限時間

語彙、図形、連想問題、一問ずつの制限時間で、全体で60分程度だったと思う。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

座談会・懇親会

形式
学生10 面接官3
実施場所
ウェブ
実施時期
2021年03月 下旬

座談会・懇親会の内容

質問会

1次面接 通過

実施時期
2021年04月 中旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
中堅以上の技術系社員
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

入室、あいさつ、面接、失礼しますと言って切断

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究内容に関して深く考え、うまくいかなかった実験について考察し理由づけをしたこと、これからの展望を明確に話すこと、ESで書いた自分の長所を織り込むことを注意した。

面接の雰囲気

朗らかで話しやすい雰囲気だった。時々冗談も言ってくれた。志望動機はあっさりと聞かれたのみで、すぐに技術面接が始まった。研究発表10分ののち研究に関する質問。逆質問。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

自分で考えたテーマですか

反応の形式自体は研究室で先行研究として知見があり、また、私が研究室に入る直前に盛り上がっていたテーマで、当時ホットなものでした。それで、この形式の反応をしようというのは教員に提示されました。その中で、この元素を含む基質を使うことは私が提案しました。この形式の既存の反応では例がほとんどなく、チャレンジングだと思ったので。他の形式でも、目的物の骨格を作るのは難しいです。また、医薬品に使うことができるかもしれないという点も魅力的だと思いました。他の基質についてもいくつか案がありましたが、これが一番チャレンジング、面白いと思って。(研究内容に関わる質問だったので具体的な用語は一般的なものに変えています。)

残り一年、どうやって研究を進めるか

研究発表の中でも申し上げた通り、不斉反応に展開しようと思っています。(スライドを示しながら)私が用いた試薬と似た形で、不斉反応のためのものによるこのような反応の例があります。まずは、この不斉反応のための試薬を作るところからやろうと思います。あと基質の適切な形も検討しないといけませんね。基質を検討してそれにマッチする試薬を作ってを繰り返していきます。残り一年と短い中でするのは多分すごく大変で、時間もかかると思いますが。(実際には面接時点で研究テーマが変わっており、残り一年は全く別のことをする予定でしたが、技術面接で発表した内容に沿った展望を準備していました。話した内容は論文を参考に考えたことなのででまかせではありません。)

最終面接 通過

実施時期
2021年04月 下旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事/所長クラスの技術系社員二人
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

入室、あいさつ、面接、失礼しますと言って切断

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接で幼いころからの性格を聞かれるという情報を入手していたので、準備していた。ES、技術面接から一貫した性格を伝えるよう気を付けた。性格はかなり深堀され、付け焼刃の嘘はバレると思う。面接官から、「ふつうは皆さん、失敗を恐れず挑戦するとかそういうことを言うので、珍しいですね」と言われ、あえて短所を話すほうが印象に残りやすいのかもしれない。

面接の雰囲気

人事の方が先に入室されており、「緊張していますか?落ち着いて、ゆっくりでもいいのでご自分の言葉で話してくださいね」と声をかけていただいた。3人とも面接の間は真摯に言葉に耳を傾けてくれた。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

みんなの就活

最終面接で聞かれた質問と回答

幼いころからの性格はどうですか。それを形成した要因も教えてください

失敗を恐れる、というのが昔からの性格だと思います。小さいころから、器用貧乏というか、たいていのことは上手くできて、失敗という失敗をしたことがありませんでした。成長するにつれて、失敗が怖くなって、無難で安全なことしかしなくなっていました。でも、大学に入って…特に研究室に入ってからくらいですかね、私から見れば完璧超人みたいな人でも、意外と失敗していることが分ってきました。授業の単位を落としていたり、実験中に爆発させたり。失敗するのは私だけじゃないんだと思えるようになってきました。それから、研究室に入ってすぐのころは、教員とディスカッションしたり、質問されたりしたとき、分からないことがあったらすぐに、分からないので調べてきますと胡麻化していたんです。変なことを答えて、失敗したくなくて。でも、ある時教員から、それはよくないんじゃないの、と言われました。もっと泥まみれになってあがいてみろ、考えて話してみろ、自分の力で失敗してみろ、と。その言葉がすごく印象的で…。今は、以前よりも失敗に対しての恐怖は薄れて、失敗しても大丈夫、それを活かすチャンスがあると思えるようになりました。まあ、失敗を恐れるのは変わりないんですが、恐れて挑戦しないというよりは、事前の準備を周到にするようになりました。これだけ準備したのに失敗したなら、それはもう仕方ないことだとも思えます。

ESには挫折経験として研究の行き詰まりと書いてあるけど、浪人経験がある人は受験の失敗と書きがちなんですよ。受験失敗より研究の行き詰まりのほうが挫折だったんですか

正直、受験に関しては、こりゃ志望校には到底届かない、無理だと諦めていたフシがあって、なので浪人は計画通りでした。取り返しのつかない失敗とは思わなかった。でも、研究は受験と違って滑り止めもない。大学に居る短い時間でやり遂げないといけないから、浪人とかもない。その制限のなかで、とにかく他の同期より早く論文を出したいと必死でした。今思えば、そんなに気に病むこともなかったんですが、当時はそれしかないと思っていましたね。
(「そんなに研究が好きなのに、生産技術を志望しているの?化学工学とかは勉強してないよね。」と深堀された。)研究と正直迷っていました。でも、せっかく大学を出て、モノづくり、製品を作ることに携われるなら、そこでしかできない大きいスケールでやりたいと思ったんです。研究と製品を繋ぐ架け橋だということも魅力に感じました。ただ化学工学については、もし御社に入社して働くことになれば、他の人よりたくさん勉強する必要があると思います。教授にも相談して…研究が本当に好きでしたいならアカデミアがいい。せっかく企業に行くなら、人生長いんだし、新しいことに挑戦してもいいかもよと言われました。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年05月 中旬

内定を承諾または辞退した決め手

他に内々定がなかったこともあるが、面接や説明会でお世話になった社員さん方がみな朗らかで優しい雰囲気だったことが大きい。エチレンプラントを持ち、かつ独自の機能化学品を手掛けている事業の幅広さも魅力に感じた。

内定後の課題・研修・交流会等

内定者懇談会、TOEIC受験、入社前面談など。

内定者について

内定者の人数

不明

内定者の所属大学

不明

内定者の属性

不明

内定後の企業のスタンス

内々定後には座談会があり、社員と話をしたうえで内定承諾するかを考えてくださいと言われた。期日に返事ができない旨を連絡すると、その理由を聞かれ、こちらが提示した期日まで待ってくれた。

内定に必要なことは何だと思うか

技術面接の準備と自己分析に特に力を注ぐといいと思う。技術面接に関しては、多少専門的な話をしても相手が理解できないということはなく、むしろあまり易しい内容だと専門性がないと思われるのではないか。質問されそうなことは追加スライドを準備した。研究室内の先輩や教員にも見てもらった。自己分析に関しては、正直楽しいものではないが、自分史を書き出してみるとよいと思う。ESに書いた自分の特徴を深堀していく。志望動機などは同業他社に話しているのと同じことで問題ない。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

研究内容にせよ自分自身のことにせよ、矛盾なく説明できるかどうかだと思う。一貫した一つのテーマを提示して相手に理解してもらうことが重要ではないか。内々定者懇談会では他の内定者ははっきりと発言の意図・内容を話していて、正直自分が一番ショボいと思った。

内定したからこそ分かる選考の注意点

ESをしっかり読まれている。面接では二回ともESに触れられ、ESではこう書いてあるけどそのような印象は受けなかった、ご自身ではどう思われるか、というような質問もされた。厳密な話を求められていると思った。

内定後、社員や人事からのフォロー

今後の予定について教えられた。質問があれば連絡してほしいとのこと。

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東ソーの 会社情報

基本データ
会社名 東ソー株式会社
フリガナ トウソー
設立日 1935年2月
資本金 552億円
従業員数 3,337人
※[連結]12,292人(2017年3月末現在)
売上高 5145億円
※[連結]7,430億円(2017年3月期)
決算月 3月
代表者 山本 寿宣
本社所在地 〒746-0006 山口県周南市開成町4560番地
平均年齢 39.3歳
平均給与 757万円
電話番号 03-6636-3700
URL https://www.tosoh.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131469

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