【未知の挑戦、知識の限界を超えて】【22卒】三菱ＵＦＪ銀行の冬インターン体験記（理系/システム）No.13439（大阪大学大学院/女性）（2021/4/2公開）

文系のイメージが強い銀行の中で、理系の論理的思考力を最大限に活かせる場所なのではないかと思ったから。また、ITの知識もなく、銀行のシステム部門での仕事内容が想像できなかったため、それを知るために申し込んだ。

事前にインターンシップ選考内容を調べ、それを基にESを書いた。また、先輩方の体験記から面接で聞かれる項目を準備しておき、しっかり話せるようにした。

面接において、1つ1つを深掘りされたため、行動の根拠がしっかりあるかを見られていたように思う。

三菱UFJダイレクトというユーザー向けアプリに関する新規事業立案型グループワーク

基本的にずっとグループワーク。班ごとに1人行員の方がついたくださり、定期的に現状考えていることを報告し、フィードバックを貰う。最終日に発表。

アプリを開発するにあたって、どのような手順が必要かということや、安く品質がいいものを作るために協力会社を選定する難しさを学んだ。

プロジェクトリーダーとして「三菱UFJダイレクト」のあるべき姿を考え、新たなサービスを生み出せ！

1日目にやったこと

・資料を用いて、銀行システムを取り巻く外部/内部環境の分析を行う
・それを踏まえて、どのような方向性で考えていくかを決め、行員の方に報告
・フィードバックを貰う

2日目にやったこと

・1日目に考えた方向性に従って、詳細を考える
・プロジェクトにおいて考慮する必要のあるリスクについて考える
・資料を用いて協力会社の選定を行う
・発表用スライド作り

3日目にやったこと

・発表用スライド作り
・案を班全員で振り返り、スムーズな話の流れを作る
・発表
・部門人事の方から各班へのフィードバックを貰う
・インターンシップのまとめ講義

システム部門の行員の方、部門人事の方

なし

機能と概念を混合しないように言われたことが印象的だった。○○という機能をつけます、と言うのではなく、顧客に提供できる価値ベースで案出しを行い結論付けることで、顧客の欲しい概念を提供できるということを学んだ。

全く知識のないものの新規事業立案を2日間(13-18.5時だったので実質1日)で考えるのは非常に大変だった。新しい知識が多すぎて、頭がパンクしそうだった。また、班にあまり発言しない学生がいたので、その人に気を回しながらワークを進めるのが辛かった。

同じ班に、メンバーをぐいぐい引っ張っていく学生、まとめが非常に上手な学生、アイデアマンなど、様々な学生がおり、学びの多いワークを行うことができた。メンバー全員の解釈が一致しているか定期的に確認することの重要性を学んだ。

インターンシップのプログラムを通し、銀行システムの詳細な仕事内容、コミュニケーションの重要さを学ぶことができた。また、上記の通り、同じ班に学べることが多い学生が複数人いたので、銀行業務以外にもチームで仕事を進めるために必要な人間性についても学ぶことができたと思っている。

ＭＵＦＧシステム部門が実際に手掛けた案件を見ておくこと。三菱UFJダイレクトを自分のスマホにダウンロードし、今ある機能を把握しておくこと。

最初は、上記の通り新しい知識で頭がいっぱいになっていたので、正直難しすぎてこの部門では働けないと感じてしまった。しかし、色々考えていく内にこの部門で自分のやりたいことを見つけ、このインターンシップで学んだチームワークやスケジューリング能力を活かすことの想像ができた。

班についてくださっていた行員の方も経済系でない文系出身で、情報系や経済系の学生が有利ということは全くないと感じたから。インターンシップで得た情報や、自分が感じたこの部門の雰囲気などを本選考でも話し、説得力のある志望動機を話していきたいと思った。

全く業務内容のイメージが湧いていなかった銀行システムの業務内容について知ることができたから。システムというとＰＣに向かうことが多くプログラミングばかりしているのかと思っていたが、人と関わることが非常に多くコミュニケーションが大切な部門であるということを知り、人と関わって仕事していきたいと思っている自分に合っていると思った。

本選考自体にインターンシップ参加の有無が関係するのかはわからない。しかし、上記の通り、インターンシップ参加者へのフォロー座談会があり、様々な経験を積んでこられた行員の方とお話させて頂くことができた。

インターンシップ参加前から、①社会に広く影響を与えることができる②理系が活躍できる③無形商材である、という理由からメガバンクを見ていた。しかし、今回のインターンシップを経て、システムを使って銀行をより便利にすることで、より社会に広い影響を与えられ、自分のやりたいことに直結するのではないかと考えを変えることができた。

チームで動く、人とたくさん関わる、というところがギャップだった。このインターンシップで、営業とは違うチームで働くことの面白さに気づくことができた。行員の皆さんが、三菱ＵＦＪ銀行という日本を牽引するメガバンクのシステムに携わっていることを誇りに思いながらお仕事されている様子が伝わり、自分も世界に誇れる仕事に関わりたいと感じるようになった。