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三菱ケミカル株式会社 報酬UP

【環境と技術の融合】【20卒】三菱ケミカルの技術系総合職の本選考体験記 No.6647(大阪大学大学院/男性)(2019/6/25公開)

三菱ケミカル株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒三菱ケミカル株式会社のレポート

公開日:2019年6月25日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術系総合職

投稿者

大学
  • 大阪大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

企業のホームページ、採用活動用のホームページを隅々まで読みました。さらに、大学開催の合同説明会に参加しました。書類選考後に見学会があるので、それに参加し先輩社員に積極的に質問しました。見学会でたくさんパンフレット等を頂くので、それに隅々まで目を通してホームページの会社組織図を見合わせながらどの部署でどんなことをしているのか把握し、自分の興味のある事業分野とそれはどこの部署でやっているのかを確認しました。IR情報から自分の興味のある事業分野で最近どんな進展があったのか、今どんな研究をしているのか調べました。さらにIR情報から中期経営計画を見ることが出来るので、それを読んで会社全体の今の方針、力を入れている事業、企業全体の課題と課題への取り組みを把握しました。これらに加えて、新聞記事をオンラインで検索できるサイトを利用して三菱ケミカルを取り上げている記事を探し読み込みました。

志望動機

私が御社を志望する理由は二つあります。一つ目は御社が技術革新と環境保全の両立を目指しているからです。私は学生時代にゴミ拾いのボランティアをしたことから環境問題に強い関心を持つようになりました。この環境問題への取り組みという点で、御社は持続可能性の考えを経営方針にまで取り入れ、実際に生分解性樹脂や、多孔性材料、バイオエンプラ等、高い技術力で環境に配慮しながら高品質の製品を生み出しています。そういった環境にやさしい商品の研究開発に関わる仕事を通じて御社そして環境保全に貢献したいと思い、御社を志望致しました。二つ目は合同説明会や事業所見学会から御社の先輩社員と一緒に働きたいと感じたからです。御社の事業所見学会で坂出事業所の生産技術の先輩社員とお話させて頂いたときに、業務中の機器の不具合から機器の経年劣化を評価する方法を考え出して学会で賞を頂いたというお話を聞き、自ら動いて変えていこうという意識、言われたこと以上の事を行い発展させていく創造性を感じました。そのような課題発見能力と行動力をもった人たちと一緒に働いて刺激を受けて成長したいという思うようになり、一層志望度が高まりました。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

志望動機、志望職種、志望職種を選んだ理由、研究内容、研究で自分が行った点

ES対策で行ったこと

エントリーシートの書き方を指南しているサイトを参考にしてエントリーシートの文章の流れを作った。複数の就職支援サイトに登録して投稿されているエントリーシートから受けたい企業の特色を掴んだ。

1次面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
人事/研究開発
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

常に笑顔でハキハキと話すことを心掛けた。聞かれた内容は一般的なもので、ESからの質問が多いので、人柄や話し方を見ているのかなと感じた。

面接の雰囲気

終始温厚な雰囲気で、面接官が笑ってくれる時もあった。基本的にESの内容に沿って質問された。ESの深掘りが中心だった。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に学業以外で力を入れて取り組んだことを教えてください。

今年から、趣味で絵の上達に向け取り組みました。絵を描き始めた当初、自分のイメージしたものとは全く違うものしか描けず、絵の描き方・練習法も全く分かりませんでした。ネット上で絵を評価してもらうサイトに描いたものを投稿しても、好評価を付けてくれる人は5人未満でした。そこで、以下の三点の取り組みをしました。
1.絵の描き方についての入門書を読んだり自分の周りの絵が上手い人にどんな練習をしたか聞いたりして練習法を調べた。
2.そうして集めた色んな練習法を片っ端から試して、自分に合うと感じたものを10か月続けた。
3.こまめに上級者に自分の描いたものを見せておかしいところがないか尋ね、修正点・修正法を教えてもらった。
これらの取り組みによって、絵を上記のサイトにすると50人以上の人に好評価を付けて貰えるようになりました。この経験から何か新たにスキルを身に付けようとしたとき、以下の三つのようなポイントがあることが分かりました。
➀文献を読んだり詳しい人に聞いて知識を増やす。
②試行錯誤で正しい方法を探す。
③自分より詳しい人や上級者にこまめにフィードバックをもらう
貴社においても、研究や開発で困難な課題に直面したときに、これらの努力を成果に繋げるコツを活かして課題を解決していきたいと考えております。

あなたは普段周りの人からどんな人だと言われることが多いですか?

面白い人だとよく言われます。私はおっちょこちょいなところがあり、普段うっかりミスをしてしまうことがたびたびあります。そういった日常での失敗を自虐的に語ってよく笑いを取っています。なぜ笑いを取るのが好きなのかというと、人と初めて話すときや人と打ち解けたいときに、相手を笑わせることが出来るとグッと距離が近くなる気がするからです。
また、相手が自分のしたことで笑顔になってくれるということそのものがとても嬉しいので、いつもどうしたら人を笑わせることが出来るか考えています。具体的にどんな話で笑いを取った?と尋ねられたので、就活での初めての面接で入室の際にノックするのを忘れて入室してしまい、逆に退室の時に部屋の内側からノックして退室してしまったことなどを話しました。

2次面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
50分
面接官の肩書
人事/技術者/技術者
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

正直に思ったことや自分の考えを話したところ、納得して頂けた。自分の考え方を相手に伝わるように素直に話すと良い。逆質問の際に相手の目をキチンと見て話を聞くことを心掛けた。

面接の雰囲気

物腰も口調も柔らかく、こちらの回答をなるべく拾おうとしてくれた。話している間も相槌を打ってくれたりと話しやすい雰囲気だった。

2次面接で聞かれた質問と回答

この会社でどんな事業分野をやりたいか。

私が御社でやりたいことはバイオプラスチックの更なる普及に向けた素材の研究開発です。研究開発の方針としては生分解性プラスチックにさらに特性を与えてより色んな場面で用いられるようにする、あるいは現在市場で用いられているプラスチック素材よりもより低価格で大量生産可能なバイオマスプラスチック素材の開発をしたいです。具体的にどんな用途の生分解性プラスチックを開発するかと言うと、生分解性プラスチックの生体との適合率が高いという特徴を利用して、絆創膏のように傷口に貼るシール、外さなくて良い縫合糸、骨折した時のボルトなどを考えています。また、近年見つかったポリエチレンテレフタレート(PET)を高い効率で分解できる酵素をプラスチック内部に埋め込み、海洋でプラスチックが崩壊してプラスチック内部が水分に触れると酵素が働き出す仕組みを持ったPET素材を考えています。

その事業分野であなたの知識や技術がどう生かせるか。

私は研究の中で測定のための標識分子を合成しており、有機合成の技術と有機化学の知識を持っています。合成した分子を分析・同定したり、紫外線吸収スペクトルを読み取る測定もしているので分析技術もあります。さらに、私の研究テーマは主に生命現象の解明を目的としているため、生物の知識も持っています。この生物の知識がどう活かせるかということについて、例えば御社で取り扱っている植物由来のバイオエンジニアリングプラスチックに関して、御社ではプラスチックの表面が菌をはじく性能を高めて感染症の予防に繋げる研究などをしています。このような研究において、私の生化学・生物に関する知識や分析技術を活かすことが出来ると思います。

最終面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事/技術者/技術者
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接ということもあり、具体的に働くイメージが出来ているか、職種の理解が十分かという確認の質問が多かった。それに対して、しっかりと理解していることを伝えられたことが評価されたと思う。

面接の雰囲気

温厚な雰囲気の面接官ばかりだった。質問、選考というよりは業務内容の確認、働くイメージのマッチングを見ている様子だった。

最終面接で聞かれた質問と回答

業務の中で年上の人に指示したり、意見する場面もあるが年の離れた人と十分にコミュニケーションを取れるか

私は現在もかなり年上の教授と話し合いながら研究を進めているので、年の離れた人ともコミュニケーションを取れます。研究を始めた当初は教授の言うことに反論できず、いいなりになるばかりでした。しかし、知識を蓄え研究を進める中で、教授や担当講師が前提としている考えが正しくないのではないかと考えるようになりました。そのため、教授にこういう理由で教授の考えは正しくない可能性があるので今後研究をこういう方針で進めたいと伝えたところ、教授にも納得して頂けました。それ以降は報告会においても積極的に教授に意見しディスカッションをすることが出来ています。このように、私は年上の人にも意見しコミュニケーションを取りながら仕事を進めることが出来ます。

生産技術という職種が実際にどんな業務をしているのか分かっているか

工場見学会で生産技術の先輩社員と会話させて頂き、実際に働く姿を見せて頂いたので働くイメージは十分に出来ています。もともと、見学会に行く前は生産技術という職種についてあまり良いイメージを持っていませんでした。勝手に毎日同じ仕事の繰り返しなのではないか、自分で考えて改良していくことなどほとんど出来ないのではないかと思っていました。しかし、実際に見学会で先輩社員にお話をお聞きした結果、思っていたよりもずっとクリエイティブで、自分の仕事次第で大きな影響を社会に与えることも出来る仕事だということに気づきました。先輩社員に聞いたお話の中でも、通常業務での改善策を提案するだけでなく、再発防止策を提案して学会で発表したという話に感銘を受け、そのような仕事を自分もしてみたいと感じました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

もともと内々定を頂いたら他社選考を辞退する旨を伝えていたので、就活を続けるかどうかということには言及されませんでした。

内定に必要なことは何だと思うか

面接においては、話し方や人となりを重視しているようです。明るく元気にハキハキと答えることを心掛けましょう。また、面接は基本的にESの内容に沿って行われるため、ESを作成する段階で十分に企業研究を済ませておき、志望動機についても固めておく必要があります。研究内容の説明については、自分のやった実験なのか、研究室の先輩が行ってきた実験なのかしっかりと区別して説明しましょう。考察についても、先生が考えたのか自分の考えなのか分かるように説明出来ると良いです。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

自分の知っている範囲内では、入ってからやりたいことが曖昧だったり、志望動機から志望度の強さが上手く伝わらなかった人は選考を通過出来ていないようでした。ES、一次、二次、最終で話した内容が矛盾しないようにすることも重要だと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

見学会や面談は選考とは関係ないと人事の方は言っており、実際選考にはあまり関係がないようでした。しかし、面接や選考の中で実際に働くイメージが出来ているかどうかを問われることもあるので、可能ならば行っておくべきです。

内定後、社員や人事からのフォロー

まだ特にこれといったフォローはありませんが、今後内定者懇親会などが開催されるそうです。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境

入社を迷った企業

花王株式会社

迷った会社と比較して三菱ケミカル株式会社に入社を決めた理由

一般的な知名度に関しては入社を迷った他企業の方が優れていましたが、事業内容や研究分野が自分の専攻や研究分野とより近く、業務内容がイメージしやすい方を選びました。さらに、実際に見学会で話した先輩社員や、面接官の雰囲気が自分により合っていると思いました。そして、福利厚生についてはあまり差がないようでしたが、給料や会社の規模、安定感で三菱ケミカルホールディングスの方が優れているように感じたことも入社を決めた理由の一つです。

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三菱ケミカルの 会社情報

基本データ
会社名 三菱ケミカル株式会社
フリガナ ミツビシケミカル
設立日 1933年8月
資本金 532億2900万円
従業員数 13,462人
売上高 1兆2890億300万円
代表者 下平靖雄
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目1番1号
電話番号 03-6748-7300
URL https://www.mcgc.com/
採用URL https://www.m-chemical.co.jp/saiyo/
NOKIZAL ID: 1131776

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