20卒 本選考ES
事務系総合職
20卒 | 法政大学 | 男性
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Q.
他人と協力して成し遂げた最も大きな出来事について(400字)
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A.
大学2年から、水泳教室のアルバイトで子どもを指導してきましたが、その中で、コーチ陣と問題解決を実現しました。当初の私は、クロールの際、本来顔を横向きに呼吸すべきところを、上向きに呼吸していた生徒に対し、単純に向きを修正させようとしました。しかし、これでは問題は解決されませんでした。そこで、他のコーチと協力し、助言を受けながら生徒の問題を洗い出しました。その結果、腕と首の動作のタイミングのずれを発見しました。そして、このずれによって呼吸の際に腕が顔の支えにならず、顔が水中に沈んでしまい、やむを得ず上向きに呼吸しているという仮説を立てました。この論理から、腕と首の動作のタイミングを問題の本質ととらえ、これを修正するメニューを計画、実行しました。この試みにより、生徒を上達させることができました。以上のように、他のコーチの助言を受けつつ問題解決に取り組み、改善に結びつけることができました。 続きを読む
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Q.
トラブルと、そこから何を学び、どのように生かしているか(400字)
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A.
私は、大学3年以来、ゼミ長を務めていました。しかし、就任初期は、途中でやめる人が相次ぎ、上級生は全滅、同期も自分以外全滅、後輩も早々に3割減少という状況でした。これには、ゼミの在り方に問題があると考え、改善に取り組みました。まず、辞めた原因を洗い出し、個人の課題について周囲に相談せず、一人で抱え込んで挫折したケースが大半であることを突き止めました。これを踏まえて、問題の本質は我々ゼミ生のコミュニケーション不足にあったと考えました。そして、課題の進捗状況をゼミ生で共有し、簡単に相談できる環境を整備すれば改善されるという仮説を立てました。以上の考えを踏まえて、ゼミ長の私が定期的に進捗状況を聞いて回ったほか、授業後に食事会を開催し、課題の取り組みについての本音を打ち明ける場を設ける工夫をしました。この結果、追加的なリタイアは発生せず、残ったゼミ生全員が辞めずに論文を書き上げることができました。 続きを読む
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Q.
自己PR(400字)
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A.
私は、仮説構築能力を発揮して問題解決を実現できます。これは、ゼミの論文を通じて発揮しました。論文のテーマは、JR東日本の多角化による企業価値の変化でした。この取り組みでは、多角化と企業価値の正の相関は容易に確認できましたが、これだけでは因果関係を説明できず、2要素を結ぶ論点を考えることが課題でした。そこで、各事業の投資の回転率を比較し、鉄道業よりも、流通業のほうが投資の回転が速いということを発見しました。そこから、流通業の拡大によって全体の資金流動性が改善したと仮説を立て、調査しました。これを皮切りに論理関係をつなげ、「多角化によって資金流動性が改善され、それに伴って有利子負債と支払利息が減少し、純利益が増加して自己資本額が増加し、財務安全性が高まったことで最終的に企業価値が向上した」という因果関係を構築しました。このように仮説構築能力を発揮して、論文を完成させることができました。 続きを読む