【化学×製品革新】【21卒】レゾナックの冬インターン体験記（理系/生産技術コース）No.10986（長崎大学大学院/男性）（2020/7/16公開）

今まで目を向けていなかった、機械系の会社ではなく、化学系の会社にも目を向けてみようと思ったのが、興味を持った最初の動機。その中でも聞いたことがあるような大企業を一度訪れて、化学系の会社がどのようなものか知りたかったから。

事前に化学系の会社での機械系の仕事はどのようなものか調べた。また数ある化学系の会社の中でのこの会社の差別化を図った。

製品をよりよく作成する方法を考える

1日目にやったこと

最初に企業説明を行い、その後テーマに沿ってグループワーク、各チームごとに発表を行った。その後工場見学に行き、各事業ごとの社員の方々との座談会の時間があり、たくさん話を聞くことができた。

人事

なし

課題を達成するために、安全面であったり、コスト面、納期のスピーディーさなど何に重きをおいて考えるかは人それぞれであるが、一つ自分の中でコンセプトをもって、課題に取り組めていたことがよかった。

グループワークの課題の内容に対して与えられる時間が少なく感じた。そのため限られた時間の中でグループの意見をまとめる必要があり、グループ内で意見を言い合いつつ、それぞれの意見を尊重しながら答えをだすのに苦労した。まとめ役の人がグループにいてくれないとかなりきついと思う。

インターンシップで取り組んだ課題を通して、何か課題に取組み、答えを出すときにひとつコンセプトをもって考えることが大事だと学んだ。しかし、そこだけにこだわってほかの内容がないがしろになっていいというわけではなく、さまざまな視点から考えることも大事だと学んだ。

それぞれ職種ごとに分かれたインターンシップであれば、仕事内容など事前に調べておくと、企業の方の話をより理解できると思う。

化学メーカーであるこの会社での生産技術職とその他メーカーにおける生産技術職との仕事内容の違いを何度か話していたが、具体的にどのように異なるのか分からず、普段の仕事内容がどのようなものかイメージしにくかったため、自分が働いている姿は想像できなかった。

インターンの参加学生を見る限り、参加している学生は大学院生が多いようだった。また、化学メーカーであり、機械系の採用枠も多くはないと思うので、この会社を第一志望に考えていたり、学校の推薦状を取らなければ、簡単には内定は出ないだろうと感じたから。

化学メーカーのインターンシップに参加して、自分は製品のもとになる素材をつくる仕事より、実際の製品だったり、それらの設計や開発を行う方が、面白そうだと改めて感じた。そちらの方がやりがいも大きく感じられるだろうと思い、化学メーカーは自分には合っていないと思った。

インターンシップ参加生を対象とした、イベントへの招待が何度かきた。自分は参加しなかったが複数回インターンシップに参加するとかなり選考も簡単になったのではないかと思った。

機械系の学生として大学での勉強を大いに生かすことができる、重工系や建設、農業機械など大規模なモノづくりを行っている企業を志望していた。その中でもバイクやロボットなど自分の興味がある製品を扱っている企業がいいと思っていた。しかし、まったく違う分野である化学系の会社でも機械系の活躍の場が多くあるので、視野を広く持ってさまざまな企業を見てみようと思っていた。

やはり化学メーカーなどの製のもととなる素材ををつくる仕事より、実際の製品をつくり、それらの設計だったり開発を行う方が、面白そうだと感じたし、そちらの方がやりがいも感じられると自分は思った。だから、当初の志望通り機械系の重工系や建設、農業機械など大規模なモノづくりの設計開発に携わることができる企業により絞り込んで、企業を選ぶようになった。