- Q. 志望動機
- A.
日本オラクル株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒日本オラクル株式会社のレポート
公開日:2022年6月23日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種名
-
- ITコンサルタント
投稿者
- 大学
-
- 非公開
- インターン
-
- PwCアドバイザリー合同会社
- セールスフォース・ジャパン
- SCSK
- オービック
- 内定先
-
- シンプレクス
- アクセンチュア
- 日本IBM
- 日本オラクル
- フューチャー
- 入社予定
-
- フューチャー
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- あり
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインでした。
企業研究
企業研究で行ったことは大きく3つあります。1つ目はIT業界の中でもどのような立ち位置にいるのかということ。こちらに関しては業界地図などで調べた。2つ目はITベンダーの中でどのような立ち位置にあり、どのような企業が競合に値するのかを調べた。結果的にERPの領域だとSAPやAWSやMicrosoftが、CRMだとSalesforceが、広告などの領域だとAdobeなどが競合に値する。3つ目はオラクル製品の特徴だ。ベンダーを志望する上で大切なのは、その製品を信じ切れるか。←3次面接官の方が仰っていました。従って信じるためには、その企業の製品の特徴をまずは把握する必要があります。自分は実際に社員の方にお話を伺うなどして特徴を把握しました。
志望動機
前提として私が将来働く上でやりたい事として「大小問わない様々な企業のDX支援を通して成長に導く」でした。それをやり遂げる為の手段として企業を選んでいます。そうなると選ぶにあたって企業の評価軸が必要になると思います。私は企業の評価軸を以下の3つに設定しました。1)企業のブランド・実績→DXは巨額。これを任せられるだけの信頼や実績が必要。2)導入後も手厚く保守運用をすること→クライアント企業の基幹システムなどを受け持つことも多いです。従って何かトラブルがあった際、すぐに問い合わせができるというサービスは必須だと思います。3)価格→大小問わずDX支援をしたいなら、小規模の企業にも導入できるようなリーズナブルな製品が好まれます。オラクルのクラウドシステムはAWSやmicrosoftに比べ安価な製品が多かったです。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2022年03月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
自由。私は志望理由とガクチカを書いた。
ESの提出方法
メールにて提出。
ESの形式
Wordなどで自作する。日本語Verと英語Verを作成する必要があるが、英語Verは住所や経歴などの基本情報のみで大丈夫とのこと。日本語Verは基本的に書くことは自由だが、自分は志望動機とガクチカを400字ずつくらいで書いた。
ESを書くときに注意したこと
論理的で構造的なわかりやすい文章を書くことを心がける。
ES対策で行ったこと
論理的に志望理由やガクチカを書いた。興味を惹きつけるように、敢えて全て書きすぎないことを意識するようにした。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接官の肩書
- 中途3年目の人事の方
- 面談時間
- 60分
- 面談タイプ
- オンライン面接
- 実施時期
- 2022年04月 中旬
- 実施場所
- オンライン
リクルーターからの連絡が来た時期・経緯
ES提出後自分は2週間後に案内が来た。
会場到着から選考終了までの流れ
URLを踏んで入室。
自己紹介5分、面接30分、逆質問25分程度だった。
面接では志望動機やオラクルをいつどんなきっかけで知ったかなどが聞かれた。
面接の雰囲気
最初は堅苦しかったが、徐々に穏やかになっていった。自分から笑顔を見せつつ、志望熱意を適度に見せれば穏やかになる気がした。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
オラクルという会社について仮説を立てて逆質問する。〇〇が御社の強みだと思うのですが〜など。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年04月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 70分
- 面接官の肩書
- 中途5年目のコンサル職の方
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
URLを踏んで入室。
自己紹介5分、面接40分、逆質問25分くらい。
面接ではガクチカの深掘りや、インターンでどのような立ち位置であったか、チームで仕事をする上で大切にしていること、志望動機(なぜIT、なぜオラクル、なぜコンサル職)が聞かれた。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
事前にたくさん調べたことで、そこから志望する熱意が伝わったと思いました。また、わかりやすく話すことは常に心がけていました。
面接の雰囲気
非常に全体を通して穏やかだった。かなり優しく真摯に学生のお話を聞いてくださる方だった。緊張させないよう工夫しているようだった。
面接後のフィードバック
構造的でわかりやすく話せていると褒められました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
oracleのホームページ
1次面接で聞かれた質問と回答
チームで仕事をする上で大切にしていること
私がチームで仕事をする上で大切にしていることは「全体で認識を擦り合わせ、全員が同じ方向を向くこと」です。数ヶ月前、他社のGD選考の際に、言葉に対しての意味の認識がチーム全員で統一されていないまま議論がなされてしまい、悲惨な結果に終わったことがありました。その際に議論を進める上で、言葉の擦り合わせが大切であることを学びました。以降、私は様々な企業のインターンシップに参加しましたが、ほとんど全ての会でファシリテーターを務め、チーム全員で言葉の意味や認識の擦り合わせができているのかを確認しながら議論を進めました。そのような議論の進め方が評価され、とある企業のインターンでは最優秀賞を受賞致しました。この経験から上記の事は大切にしています。
テクノロジーコースとアプリケーションコースどちらに進みたいのか。
私:アプリケーションコースに進みたいと思っています。
面接官:理由を教えてください。
私:前提として私が思うテクノロジーコースとアプリケーションコースの違いをお話しします。まず、両者で異なる点は、「関わる顧客の役職」だと思います。前者のテクノロジーコースでは、OCIなど、サーバーなどに対する事業が多いため、必然的に関わるのは顧客企業のデジタル事業本部のような方々だと思います。これに対してアプリケーションコースはERPなどの導入が多いため、関わるのは顧客企業の現場の方々だと認識しています。私はより現場目線で、顧客の意見を汲み取りながら仕事をしたいと思っています。したがって私はアプリケーションコースを志望します。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2022年04月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 新卒入社20年目の方
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
URLを踏んで入室。
自己紹介5分、面接30分、逆質問25分程度だった。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分のやりたいことが明確にあり、それを伝えることができた点が評価されたと思います。熱意を前面に出す事とを心がけてました。
面接の雰囲気
大変穏やかであるが、鋭い質問が要所要所で飛んでくるような感じ。志望度がとって作ったものではないか、見定められているようだった。
面接後のフィードバック
ITベンダーとしてやっていく覚悟をもう少し見せて欲しかった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし。
2次面接で聞かれた質問と回答
オラクルをファーストキャリアで選ぶ上での良い点は何か。
オラクルをファーストキャリアで選ぶ上での良い点は2つあります。
1つ目は成長できる環境が整っている点です。
私にとって成長できる環境とは尊敬できる人がいる環境であり、尊敬できる人とは他人の強みを十分に引き出すことのできる人です。これまでOB訪問や面接を通して、私は一番自分を表現できた会社でした。従って社員の方々は人の強みを引き出すのが上手な方が多いと感じ、尊敬できると思いました。
2つ目はやりたいことができる環境が整っている点です。
御社はSaaS、PaaS、IaaSで全ての領域をカバーする製品を持っており、選択肢が多いことから本当に自分がやりたいプロジェクトに従事することができると思います。
このように志望動機について回答しました。構造的に話すことを一番に心がけました。
どのようなコンサルティングを行なっていきたいですか?
私:2つあります。1つ目は本質を求め続けること2つ目はお客様の期待値を超え続けることです。
面接官:本質とは何でしょう。
私:お客様の真のニーズだと思っています。あくまで主役はお客様であり、私たちの仕事はお客様の課題解決だと思っています。ここで気をつけなければいけないことは、自分達の製品ありきで考えないことだと思います。お客様が本当に求めていること、本当の課題は何なのか。これをはっきりさせた上で導入のための製品を考えるという手順は乱してはならないと思います。
面接官:なぜお客様の期待値を超え続ける必要性があると考える?
私:今ITベンダーは溢れている。その、数あるベンダーの中で一番に選んでもらう企業になる必要があるからです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年05月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 中途15年目の方
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
URLを踏んで入室。
自己紹介5分、面接30分、逆質問25分程度だった。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ベンダーとしてやっていく覚悟を見せることだと思います。そのために、SIerとの違いやベンダーの良さを仮説立てておくことが大切だと感じたし、そこが評価されたと思う。
面接の雰囲気
緊張感漂う感じだった。最終面接ではあるが、しっかり見定められているように感じた。内定出したらちゃんと承諾するのかが見られてる感じ。
面接後のフィードバック
熱意が非常に感じられた。一緒に働きたいと思った。と言われた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
なんでコンサル職を志望したの?
前提として私はセールス職は営業、課題の大枠を把握すること、ソリューションエンジニア職は顧客に対して技術的なアドバイスをすることが求められる職種だと認識しています。一方でコンサル職は、セールスやソリューションエンジニアが把握してきた課題に対する具体的な導入案を考え、実際に製品を触りながら導入する、その後の保守運用もする仕事だと認識しています。一番顧客と長期的に関われ、オラクルの製品を生かすも殺すも、このコンサル職にかかっていると思っています。そのような責任の大きな職種で、自分達の製品を信じて、日々顧客と最も近い環境で仕事をするようなこの職種に最も惹かれました。重圧を感じながら努力することが好きな私にとってベストな職種でした。
SIerとベンダーの違いってなんだと思う?
Sierは顧客の要望に対してニーズを汲み取り、一から製品を作っていく(スクラッチ開発を進める)のがメインだと認識しています。一方でベンダーは顧客の要望を聞いた際に、類似案件などを模索しつつ、最適な自社製品を顧客に組み込むというのがメインだと認識しています。結果的に2つの違いが生じると思います。1つ目は導入までのスピードです。ベンダーは既存の自社の製品を組み込むのみであるため、スクラッチ開発するより、早く導入ができると認識しています。2つ目はトラブルへの対応スピードです。ベンダーは様々な類似案件を抱えているため、たとえトラブルが起こったとしても、その類似案件の中から最適なソリューションを提供できると思います。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年05月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
オラクル製品が好きだから。叶えたい目標が叶えられそうだと思ったから。
内定後の課題・研修・交流会等
6月頃にある予定
内定者について
内定者の人数
10数名
内定者の所属大学
不明。
内定者の属性
不明。
内定後の企業のスタンス
自分は1週間以内と言われたが、体験談を見る限り、同じような期間を設けられた人が多い気がした。すぐに就活をやめてほしい意図が伝わった。
内定に必要なことは何だと思うか
(1)ベンダーとしてやっていく覚悟を見せることと、(2)ベンダーの中でなぜオラクルを選んだのかを説明できることだと思います。
(1)に関してはやはりSIerとの違いを自分なりに把握した上で、ベンダーを志望する理由を述べること、(2)に関してはAWSやSalesforce、Microsoft、Adobe、Ciscoなどの競合との違いを把握した上でオラクルの良さを述べることが大切だと思います。製品ごとに比較すると良いと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
本当にオラクルを理解して、その上で志望しているのかということ。本当にオラクルを理解するというのは、業界での立ち位置や製品の特徴などが含まれる。これらは1日2日くらいの調査ではわからないと思う。OB訪問などを通して社員の声を聞くのが最も効率的。
内定したからこそ分かる選考の注意点
ベンダーとSIerを併願して志望しているならば、その2つの違いをしっかり認識して、その上でベンダーが良い!という意志を見せることが大切だと思う。これは両者のプロジェクトの例などを調べることで徐々についてくる知識だと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者座談会などを設けることで、同期の仲を深めようという意図が見られる。
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- A.
日本オラクルの 会社情報
| 会社名 | 日本オラクル株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | ニホンオラクル |
| 設立日 | 1985年10月 |
| 資本金 | 251億7500万円 |
| 従業員数 | 2,258人 |
| 売上高 | 2635億1000万円 |
| 決算月 | 5月 |
| 代表者 | 内海 寛子 |
| 本社所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山2丁目5番8号 |
| 平均年齢 | 44.1歳 |
| 平均給与 | 1259万円 |
| 電話番号 | 03-6834-6666 |
| URL | https://www.oracle.com/jp/ |
