
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
研究テーマ
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A.
CBDCの現実的な発行形態である。背景はデジタルに適合した通貨需要の高まり、先行研究で『現金を全面廃止』などの非現実的な仮定が見られるからだ。対象はトークン、口座、併用を想定し、各々に付利有無等、8種の要件を掛けた計24個を対象とする。評価項目としては、日銀の提示する発行要件、法律上の障害の少なさ、個人情報保護とAMLとの両立性等、15項目程度を設け、最も評価の高いものを実現可能性が最も高い発行形態と考える。 続きを読む
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Q.
あなたが将来成し遂げたいこと
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A.
私は金融の面から成長を土台として繁栄した日本を作りたい。日本を意識したきっかけは中国にGDPで抜かれた際に悔しかったことである。また私は地方出身でシャッター街などの急速な拡大を通して、地方経済衰退を肌身で感じたことで危機感を覚えたこともあり、日本を再繁栄させたいと考えている。私の考える繁栄とは経済成長のみならず環境問題なども取り込んだ社会の健全な発展のことである。そのためには日本の強みである技術力を伸ばしつつ、既存の技術を結び付けてより価値の高いものにすることが必要で成長資金、リスクマネー供給が不可欠だ。貴行は投融資一体という特色の強みを生かして、将来の為に中長期的な投融資を行ってきた実績とノウハウがある点、また政府系としての意義を追求するとともに環境格付けを独自に作るなど常に挑戦してきた点が魅力的である。私は貴行において様々な関係者との議論を通じて、高い技術力を持ち、新しい挑戦をする企業に対して成長資金やリスクマネーの供給を行っていき、日本の長期的な繁栄を常に追求し続けていきたい。 続きを読む
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Q.
あなたを形成する経験を三つ述べよ
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A.
1つ目は中学時の柔道団体戦である。元々、出場予定だった部員がケガになり、私以外の部員に関する勝敗は事前に予想されていたので、私の勝敗が事実上のチームの勝敗となった。その重圧の中で対戦相手の観察、分析を自主的に進めるほか、根気強く練習を行い、ストレス下での責任感や観察力などを養えた。2つ目に大学1年次、衆議院議員事務所のインターン生統括役として議員立法通過をチームで行ったことだ。過去に一度法案通過が失敗しているため、通過へメンバーの挑戦心は低かった。そこで私は失敗原因が通過の鍵となる代議士の了解を取らずに議題にしたことと突き止め、その代議士の了解を取り付けるという明確な目標を共有した。結果、メンバーの一体化が成し遂げられ、代議士の了解もチームでの地道な努力と提案により成し遂げられた。ここから私は目標の共有や挑戦心などの重要性を学んだ。3つ目にフランスに行った際に、現地大学で日本のプレゼンス低下を肌身で感じたことだ。それにより将来は日本のプレゼンス向上の為に当事者として関わりたいと決心した。 続きを読む
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Q.
これまでの人生で経験した困難や挫折について、その時自らがどのように考え行動かを他者への働きかけを交えて述べよ
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A.
私は衆議院議員事務所で働いた際に、市長選において○○チーム責任者として赴き、当選に寄与した。当初、私のチームは投票率等の数値重視の戦略を地元チームに提案したが受容されず、投票日まで残り短いにも関わらず、選挙戦略が一本化できない困難に直面した。そこで私は自らと相手の立場が異なるために受容されないと考えた。そこで第1に地元チームの責任者と食事の時間を合わせ、毎回、選挙以外に世間話などもすることで、信頼関係を築いた。その後、第2に地元チームの戦略を地道だが精力的に探り出し、彼らが地縁重視の戦略を立案済みだと導き出した。この時に初めて元々の戦略軸が定量的か、定性的かの違いが戦略全体の違いになっていると認識された。そこで、第3に地元チームと頻繁に連絡を取り、彼らの戦略の良い部分を如何に自分の戦略に取り込むかを主体的に粘り強く、毎晩、提案した。こうして積極的に信頼関係を築き、熱意をもって提案を繰り返した結果、双方の意見を満遍なく取り入れることに成功し、両チームは一体となり、候補者は当選した。 続きを読む