22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 豊橋技術科学大学 | 男性
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Q.
志望動機
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A.
専門技術や知識を身に付けることが出来、かつ領域や国籍を超えた様々な人と関わりながら仕事が出来る点に魅力を感じたからである。私は仕事をする上で、まずはある専門領域を深くかつ幅広く身に付け、それを自分の強みとして「専門家」になりたい。そしてその強みを活かして、様々なバックグラウンドを持つ「専門家」の方々と協力することで、社会に与えるインパクトの大きい事業を成し遂げたいと考えている。このように考えた経緯はスポーツの経験からである。各々が技術を磨き、そしてお互いの強みを相乗し、または弱みを補完することで、一人では到底成し得ない大きな目標をチームとして目指すことが出来た経験から、このように考える。以上を踏まえたときに、高い技術力を活かし、グローバルに製品を供給している貴社であれば、メモリーデバイスの最先端の技術に常に触れながら、知見を身に付けることが出来る上、部門や年齢、国籍などに関係なく、自由闊達にコミュニケーションを取りながら仕事を行うことで、世の中に良い製品を生み出すことの出来ると考えた。自身の理想とするキャリア像の実現を目指せると感じたので、志望する。 続きを読む
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Q.
研究テーマとその概要
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A.
現在、再生可能エネルギーや電気自動車の普及に伴い、大型の二次電池の需要が増加している。一方で、リチウム二次電池の大型化には、電解質として用いられている有機溶媒の安全性と、リチウムの希少性・地域偏在性という2つの問題点がある。そこで、電解質を有機溶媒から難燃性・難揮発性をもつ◯◯に、電荷担体をリチウムから広範に存在するナトリウムに転換した、より安全かつ安定供給可能な二次電池が期待されている。先行研究では、◯◯を用いたフルセルの動作が確認されている。更なる性能向上の余地として、電解質の高濃度化が挙げられる。過去の報告によると、電解質中のナトリウムイオン濃度を増加させると、ナトリウムイオン伝導率が低下するにもかかわらず、レート特性が向上するという特異的な現象が報告されている。そこで本研究では、このような一見矛盾した現象を解明することを目的としている。実際に、フルセルの電位変化を観察したところ、低濃度系と高濃度系に違いが見出された。高いレートでの◯◯の◯◯はNaイオンの◯◯反応であることが示唆されたのだが、◯◯に比べて◯◯においては、この◯◯挙動が大きく変化しており、このことがレート特性の向上に関与している可能性が示唆された。この理由を、◯◯から考察を試みた。この◯◯では、Naイオンに◯◯が配位して錯体を形成していると考えられている。もし仮に◯◯よりも◯◯において◯◯に配位している◯◯の数が少なければ、◯◯が小さくなり、電極へのナトリウムイオン挿入反応が起こりやすくなる可能性がある。これを定量的に確かめるため◯◯を行った。しかしながら、◯◯は確認出来ず、得られた結果のみでは、特異的な現象を十分に説明出来なかったので、追加検証が必要であると思われた。 続きを読む