【設計力UP! CADで挑む】【20卒】ＳＯＬＩＺＥ　Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇの夏インターン体験記（理系/CADエンジニア）No.6334（福岡大学/男性）（2019/6/24公開）

CADを使用した設計に興味を持っていたのがインターン参加の一番の動機である。この会社を知った経緯としては、就活支援サイトに送られてきたインターン募集の案内を見てそこで初めてこの会社とインターンの存在を知った。

インターンは大きく分けて二種類の参加手段があり、一つ目が学校の紹介による応募、もう一つが就職支援サイトからの応募である。私は後者の方法で応募したため、書類を提出して応募するようなことはなかった。しかし、会社のほうから電話が突然かかってきてその場で抜き打ちの簡単な面接があるため、ある程度自分の中で志望動機を整理しておくと、基本的には大丈夫だと思う。

応募

CADを使った設計の体感ワーク

前半にやったこと

最初は企業の説明からスタートし、アイスブレークの時間を経てCADのマニュアルを見ながらCADの基本操作を覚える時間があった。その後、オリジナルの設計を行うようになった。

後半にやったこと

自分の設計したものの性能をさらに上げるべく改良を進めた。さらに、簡単な構造解析も行い、強度なども考慮しながら設計を行うようになった。最後に自分の設計したものをプレゼンして終了。

CADエンジニア

なし

設計をするときは自分だけがわかる設計図を作るのではなく、その設計図を見た人がわかりやすいような設計をしなければならないとのフィードバックをいただいた。自分もその通りだと思った。

自分が設計したものに不備があったとき、特に根本的なミスが発覚した場合CADデータを作り直さなければならないので、そこが最も苦労した。また、常に性能評価のことを頭に入れて設計をしなければいけないため、適当に設計すると結局やり直すことになったので適当にするのはあまりよくない。

設計をするときに、自分ひとりのことしか考えない設計ではなく周りの意見も取り入れつつ、相手の期待している性能以上の性能を出せる設計を目指していかなければならないということを強く感じた。また、設計はただ図面を書くだけではなく、性能にについても頭に入れながら行わなければらないためむずかしいと思った。

会社のことだけではなく、その業界についての知識や会社のひとに聞いておきたいことなど。技術的な勉強はいらない。

インターンの際は、実際に働いている社員も近くにいたため、どのような環境、雰囲気で仕事を行っているのかがわかりやすかったため、この企業で働いている自分を想像しやすかった。また、インターンで行ったCADの基本操作のマニュアルは実際に正社員が使っているマニュアルとほぼ同様であるため、その点においてもどのような研修なのか、などイメージできた。

インターンの際に、ほかの学生よりも特段優れていたわけではないが、劣ってもいなかったから。また、ほかの学生や企業の方とのコミュニケーションを積極的に行い、インターンの内容についても情熱をもって積極的に活動をしていたため。そのような点から、内定の可能性を感じた。

就職支援サイトの紹介通り、うそ偽りなくCADのプロフェッショナルな集団であると感じ、CADの使い方の研修においてもわかりやすい説明があったため、実際に就職してからの研修にも満足いきそうであると感じたため。また、社員からの話を聞いて一層興味を持てたのも一つの理由である。

インターン参加者には早期段階で選考が進み、インターンに参加していなかった学生が面接を開始するころには内定をもらっていたため、インターン未参加の学生とは差をつけられると思った。

定期的に人事の方との面談、また、自己分析のワークなども定期的に行って就職活動に活用できる有用な働きかけもあった。

自動車設計の会社、自動車部品設計の会社、CAD設計の会社を中心に志望していた。しかし、アウトソーシングの会社は調べていなかったため、調べようと思っていた矢先にこの会社と出会った。また、完成車メーカーも一度は考えたが、興味のあることが一つもなかったため、自動車設計会社、その他関連会社を中心に調べるようになった。

このインターンに参加するまではあいまいであった自分のやりたいことを見つけられるきっかけとなった。設計にもともと興味はあったが実際の設計の現場はどのような雰囲気なのかいまいちつかめていないところがあったが、このインターンに参加して、その一部を感じ取ることができた。その結果、興味から確信へとこの業界・業種が変化した。