【魅力あふれる挑戦】【19卒】ビズリーチの冬インターン体験記（文系/総合職）No.2196（東北大学/女性）（2018/4/4公開）

エンカレのメンターにビズリーチの内定者がいて、その方にビズリーチの人事の方とつないでもらったのがきっかけ。その人事の方が就活イベントで仙台にいらした際に一時間ほど面談をしてもらい、私の就活に至る経緯の話を親身に聞いてもらって好感を覚えた。

この選考のために特別準備をしたということはなかったが、当時は私の就活の後半で、慣れもあって面接で話すエピソードは整理されていたし、面接そのものにも必要以上に気負わなくなっていた。

1次面接 → WEBテスト → 最終面接

ゼロイチの経験をしていて、その中で自分なりに工夫を凝らしていたところが良かった、と面接後に言われた。

学生時代がんばったこと、そこで工夫したことを教えてください。

Web漫画を連載し、そこでPVやコメントをたくさんもらうためにがんばった。初めは日本のプラットフォームサイトに日本語で投稿していたが、一年で数千PVしか得られなかった。そこで、私が絵以外に得意なことは英語であるし、日本語話者より英語話者の方が多く・英語のサイトの方が活発にコメントが書き込まれているようなので、英語で漫画を投稿することにした。そのサイト上のランキングを観察して人気ジャンルを絞り込み、結果的に数十万PVを得た。

このインターンで達成したいことを教えてください。

意見の伝え方のバリエーションをもっと持てるように訓練をしたい。以前に参加したべつのインターンで、自分の意見がどうしても伝わらず、それでも主張を続けてしまってタイムロスをし、結果に響いてしまった経験があった。そこで自分の意見に強く自信を持てることは良いことであるが、伝え方がワンパターンだと相手によっては通じないので、別のパスを持てるようになりたいと思ったから。

自分がどうして現在の、またはエピソード中の一時点のように考えるようになったのかについて日々考えていたことを率直に伝えられたから。

（中学時代を振り返って）どのように人と違ったのか、どうして人と違うようになったのか。

周りの人より老けていたんだと思う。両親が私が4歳の時に離婚をしていて、そのせいもあって私は小さいころからほとんどただ一人の母の話し相手だった。その中で同世代の人よりも大人との会話によく馴染んでいった。母に「あなたは大人の話がわかるね」と言われたことが純粋に嬉しかったのもあって、そういう他の子とは違う価値観を持つ自分が好きだったのだと思う。

あなたの中で、感情と理論を割合で示すとどうなるか。

感情：理論＝8:2。昔は自分は理論的・合理的に行動していると思っていたが、実際自分の行動を振り返ってみるとかなり感情的だった。私が（学生時代頑張ったことである）漫画を描こうと思ったのは単に描きたいという感情のためであるし、（前段で人生を変えるような良い経験をしたと話していた）イギリスに行ったのも行きたいと感情で思ったからである。

人材のリクルーティングを通して2013年当時ビズリーチが抱えていた課題を解決せよ

1日目にやったこと

まずダイレクトリクルーティングについてのインプットがあって、その後チームごとに各部屋に別れてメンバーとメンターとでアイスブレイクを行った。そのままワークに入り、現場社員からのヒアリングを通してチームで課題の設定を行った。

2日目にやったこと

はじめに転職者役の社員をリクルーティングする模擬面接があった。面接後は複数の現場社員と話せるランチがあって、その後面接結果を受けて課題の打ち手を修正し、プレゼンをした。

マーケティング部の社員/採用リーダー

10万円

自分本来の、ひとつだけのパーソナリティにそれにはない性質を取り込もうとすると、せっかく持っている良い部分が失われるような気がして苦しいと思う。別に「ビジネス人格」をいくつか作って、場面に応じて自分B、自分C…と使い分け、それらの自分も自分と認めてあげられるようになると楽だと思う、と言われたこと。

チーム内の協調と議論のバランス。人当たりが良い人たちばかりで、初めて会った時から何の衝突もなく和やかに議論が進んでいたのだが、衝突がなかったことが裏目に出て、議論の納得のポイントが甘かった。それが2日目、面接やプレゼンと具体的なアウトプットを求められる場面になって露呈し、アウトプットの質が落ちた。

メンターの方フィードバックが非常にためになった。チームワークに不慣れでずっと試行錯誤していたが、メンターの方が私のチーム内での振る舞いを客観的に見てどんなだったかを伝えてくれ、私自身が感じる課題点も聞き取りながら、それを解決するための糸口となる視点を提供してくれてすっきりした。

事前にビジネスにおける「現状」「理想」「課題」の基本的な定義づけを確認しておけばもっと議論がスムーズだったと思った。

ワークの内容自体がビズリーチの事業や歴史、組織や考え方のインプットを必然的に含むものであったし、とりわけ面接する側に立って個々のビズリーチ社員の考え方を、彼らにビズリーチに興味があった転職者であった時代に戻ってもらった体で聞けたので、ビズリーチで働くということをイメージしやすかった。

クロージング時のプレゼンで、彼らが論理も大切だが、感情も大事だと思う、という主張をしていて、そこに私との親和性を感じたから。肌感でそういう感情肯定派の学生は少ないと感じていたこともあって、自分が日々考えていることを率直に伝えることが出来れば楽しい面接になって内定も出るだろうというイメージがついた。

彼らの私たちに向けてのプレゼン、ワークの合間にあった現場社員との会話やメンターの方の私たちに対する接し方を通して、彼らが非常にビジョンドリブンで、各々がそれぞれ相対する対象に強くコミットしていると実感したから。彼らの本質的に考える姿勢を見て、純粋に「良い会社だなあ」と思った。

本選考でインターン参加者と非参加者との間でなにか明確な区別がなされるとは思わなかったが、ビズリーチのことをよりよく知れる構成のインターンだったので、参加すると面接でビズリーチに惹かれた点を語る時に説得力を持って話しやすくなるだろうと思った。

担当の人事の方から当日にフェイスブックのメッセージが来て、インターンで感じた成果と課題点について聞かれた。ビズリーチの印象の変化や本選考を受けるかどうかについても聞かれた。

初めに接触したのがITベンチャーと呼ばれる企業群で、なんとなく水が合う気がしたのでそのままITベンチャーを見ていた。中でも夏から冬にかけてリブセンスとオプトとの接触を深め、出会った社員の方の思考の深さや、彼らの読解力に起因するコミュニケーションの気持ちよさに惹かれてリブセンスに行きたいと思うようになった。

なにかミラクルが起きるかもしれないと思って参加したが、志望企業から内定を頂いた後の終盤も終盤のインターンで、これで自分の就活が大きく変わるようなことはなかった。ただこれはひとえに接触のタイミングの問題で、もっと早い時期にインターンに参加していたらビズリーチをもっと強く志望したし、本選考も受けたと思う。