【論理的思考力を磨く】【22卒】ＪＦＥシステムズの冬インターン体験記（理系/コンサルコース）No.13734（愛媛大学大学院/男性）（2021/4/16公開）

JFEグループ本体のことは少し前から知っていたが、JFEシステムズという企業さん自体を知ったのは、インターンシップに申し込みをする直前で、大学の就職資料室に届いていた求人資料を拝見することでJFEシステムズを初めて知った。また、東証二部ながら上場企業であり、そのうえ地元付近にも事業所が複数あり、地元付近で勤務できるチャンスがあると考えたことや、JFEシステムズのことを深く知りたいと思ったことが参加の動機。参加当初は、上流工程にも興味があり、システムインテグレーションのイメージが強い実装やテスト工程のような下流工程ではなく、要件定義や設計にあたる上流工程が体験してみたいと思ったため、コンサルコースに参加した。

私が参加した時はインターンシップの参加自体のための選考はなかった。ただし、事前に当日行う内容に関する資料が採用マイページ経由のメールにて送付され、指示通り、事前に資料を熟読して、あらゆるワークに対応できるように準備を入念に行った。また、社員との座談会の時間も手厚く設けられていたため、事前に企業研究も入念に行って、質問する内容も数多く準備した。

攻めのITでビール会社に新しい価値を創造する情報システムを提案する、課題解決型のグループワーク。

①ガイダンス、自己紹介、Zoomのブレイクアウトセッションを用いたチームに割り当て、アイスブレイク（自己紹介）、チーム名決定・・・約４０分
②会社説明・・・説明約３０分、質疑応答約１０分。
③ワーク概要説明・・・１５分
④課題整理（個人、グループワーク）・・・４５分
⑤昼休憩・・・５０分
⑥IT最新技術の事例紹介・・・３０分
⑦企画提案（午前中の課題整理で議論した意見をもとに議論を重ねながら、グループで形のあるものに仕上げる）・・・９０分
⑧休憩・・・１０分
⑨プレゼンテーション・・・１５分
➉プレゼンテーションの講評、事例紹介・・・２５分
⑪先輩社員座談会・・・４０分
⑫まとめ、２２年卒向け採用計画の説明・・・１０分

一般的なウォーターフォールモデルに基づくシステムインテグレーションの上流といわれる工程（企画提案、要件定義、外部設計）を体験することで、上流工程で必要な論理的思考力（ロジカルシンキング）やコミュニケーション能力を鍛えることができた。

攻めのITでビール会社に新しい価値を創造するシステムを提案しよう！

1日目にやったこと

午前中は、ガイダンスでチーム分けの発表や、割り当てられたチームでアイスブレイクとして自己紹介や軽い雑談を行った。その後、会社説明と質疑応答を聞き、メインのワークである、与えられた課題や資料に基づいたグループワークを行った。
午後からは、最新のIT技術に関する事例の紹介があり、その後メインである課題解決型のグループワークと、チームでまとめたプレゼンテーションを行い、社員の方からフィードバックをいただいた。
最後に、社員の方との座談会と今後の２２年卒向けの採用計画について説明を受けた。

人事担当、各事業所のシステム開発部のシステムエンジニア

なし

私のチームで提案した内容が論理が飛躍しているとフィードバックを受けたこと。良かった点だけでなく、実際に仕事をする上で重要になる論理的に考えることの重要性を、実際の働く視点で詳しくフィードバックしていただけたことがとても印象に残った。
IT業界では、論理的思考力があることはどの企業でも非常に重要視されると思うので、実際に働くときには、インターンシップで学んだことを活かせると感じた。

フィードバックでも社員の方からおっしゃっていただいた通り、他のメンバーの意見で論理が飛躍していると感じる意見もあると私自身も感じていた。しかし、他のメンバーが出した意見を否定すると議論を壊してしまい、ワークが台無しになってしまうので、他の方の的が外れていると感じた意見を、より正しい方向に持っていくことが大変だった。

チームで役割分担を決める時も、一方的に意見を押し付けたりするようなマナーの悪い学生さんがいるようなこともなく、他のメンバーも私に多くの配慮をしてくださり、和気あいあいとグループワークを進めることができた。私自身も相手への配慮を忘れないように、他のメンバーに接するように心がけた。

実際にグループワークで体験して得られた成果を発表し、フィードバックをいただくことで、体験したからこそわかる、IT業界のコンサルティングや要件定義をはじめとする上流工程で特に必要となる論理的思考力や、コミュニケーション能力がいかに重要であるかということを身に染みて実感した。

事前に採用マイページ経由のメール機能で当日行う内容のワークに関する資料を送信していただけるので、資料を熟読しておけば、ある程度当日行うワークの業務理解や顧客理解につながり、スムーズに議論を進めることができると感じた。

メインの拠点である東京の本社だけでなく、主要な多くの事業所で実際にシステムエンジニアとして活躍されている社員さんのお話を、座談会を通じてたっぷりと聞くことができ、それぞれの事業所の特徴や、社内の雰囲気などをフランクにお伺いすることができたことが一番の理由です。また、フィードバックでは、実際に働く視点で、働くうえで重要な視点でフィードバックしてくださり、将来社会人として活躍するうえでもとても有用なフィードバックであると感じたことも理由の１つです。

インターンシップに参加しておくと、参加していない学生よりは、その企業さんに興味があることをアピールできたり、実際にシステムエンジニアとしてご活躍されている社員さんのお話を伺うことで、本選考でのエントリーシートや面接で必要な企業研究を行うことができ、一石二鳥であると感じたため。

実際に会社説明会や社員様との座談会を通じて、ジョブローテーションのような定期的な部署移動や転勤を行うのではなく、同じ事業所に根を張って、安定した環境で成長でき、長く働けそうな環境が整っていると感じたため。また、ジョブローテーションの制度自体はないが、上長との面談で、部署移動や転勤等の希望があれば、適性やスキル、勤務態度、移動先の人的需要などを総合的に考慮して、異動希望を実現できそうだと感じたから。

多くのIT業界、特に大手から中小まで様々な企業のインターンシップに参加したが、社員との懇談会の時間が比較的長かったので、本選考でのエントリーシートや面接で必要な企業研究を行うことができ、参加しないよりは断然多くの情報を得られると感じたため。

私は、上流工程までこなせる人材になりたいと考えていたので、IT業界の中でも情報サービス業界（SIer）に就職することを決意していた。実際に、大手から中小まで多くの企業様のインターンシップや会社説明会に参加させていただき、同じ事業所で根を張って長く働ける働きやすい環境づくりに努められていることや、大手の優良企業並みに、健康経営優良法人の認定やプラチナくるみんの認定取得をはじめとする人を大切にする取り組みを積極的に行われていることに魅力を感じた。

大手ほどではないが、それなりの事業規模はあるため、大手のIT業界では多いジョブローテーションを通じて多様な経験を積むことでスキルアップを重視されているのかと思っていたが、意外にも同じ事業所で根を張って安定させて成長でき、長く働きやすい環境づくりを行われていることに特に魅力を感じたため、インターンシップの参加前よりも志望度が上がった。
本選考では、インターンシップで学んだ企業の特徴や、働くうえで必要となるスキルを内省することで、有利になるのではないかと感じた。