【21卒】ライオンの研究職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.9409（大阪大学大学院/女性）（2020/6/24公開）

あなたのセールスポイントと、それがうまく発揮できたエピソードを教えてください/あなたがライオンを志望する理由を教えてください/これまでの人生で最もクリエイティブだと思う行動を教えてください

様々なES掲載サイトの情報を参考に、自分らしく仕上げた。また説明会等に参加したからこそ書けるような内容を記入した。

このタイミングでは性格診断のみである。ESと性格診断の結果で判断していると思われる。

性格診断

動画選考

送付されるURLの案内に従い、５つの質問に対する答えを撮影していく。考える時間は一分のみで再撮影不可のため、かなり大変である。例えば、「オンライン化やAI、人工知能が普及していく世の中で私達が出来る事は？」などの難しい問いもあった。

他社のwebテスト対策と同じでよいと思う。特に変わった事はなし。

言語、非言語

研究力がすごく見られていた。
これまでの実績であったり、研究に対する考え方、面接官の質問に学術的にかつ分かりやすく答えられているか等研究者にとって必要な資質を評価しているように思った。そのため、人事的な質問対策ももちろんだが、研究内容に関する質問対策を入念にするべきだと感じた。

説明会でもお会いした方々であったため、とてもお話ししやすかった。
また、お二人とも私の事を覚えてくださっており緊張はほぐれやすかった。

簡単に自己PRをお願いします。

物事への探求心です。それが大きく表れたのが日用品と化学に関する二つの経験です。私は高校生の頃から”日用品オタク”と言われるほど日々情報収集を行っていました。成分表示や各企業のHP、週間粧業などを見て情報収集したり、実際に使用して差別化していました。日用品への興味が加速し、自分の欲しいと思うものが作りたいと考え「研究開発者」を目指し有機化学という進路選択をする事になりました。大学で勉強を始めると日用品関係なく化学に魅了され、学部１年次の頃から校内で行われる講演会等に積極的に参加し、よく研究室を訪れるようになりました。先生方にもっと深く学びたいという思いを伝えることで、研究のお手伝いを２年次からさせて頂くことができました。その結果これまでに、３分野の研究室を経験する事が出来ました。

研究内容について教えてください。

私は○○というガスを用いて○○の四つ含まれる化合物の合成反応の開発を行っています。
これまで○○の四つ含まれる化合物の合成には○○というガスを原料として用いていたのですが、これは環境に影響する事が20年前に知られ製造が徐々に禁止されてきました。そのため、新たな合成法の開発が急がれているという背景があります。一方、私の使っている○○は環境に影響がない事が知られているのですが、これまでは材料合成のための原料としての利用が主でした。そのため、これを○○源とした低分子の○○化合物の合成反応の開発に着手しました。中でも私は医薬品によく含まれる○○が存在する○○化合物の合成反応開発に取り組んでおります。
以上になります。

最終面接前に推薦書を提出できるかどうかのアンケートが実施される。つまり、最終面接前に就活を辞めるかどうかの判断をしなければならない。「提出しない」と回答しても最終面接に進んだ学生もいるが、ここで「提出する」と回答するかどうかが肝になる。

とにかく、社員の方々との接点を増やす事。また、自分の研究をできる限り進め「論文投稿」や「○○学会優秀賞受賞」などの実績を有している人は通りやすいように感じた。技術系採用担当者の人数が少ないためある程度、質問なり個性なりを出していくと印象は残ると思う。また、ライオンは業界トップに花王があるため、そことの違いであったり、それを理解した上でどうしてライオンなのかという質問に納得させられるような答えを見つけるのも大切だと感じる。

何回も言っているが、研究力だと感じる。もちろん大前提として人間力や自分の考えの言語化ができているか等は大切だが、選考に進めるかどうかは研究力だと思う。日々、自分の考えや研究に対する理解をアウトプットできる機会があればそこまでハードルは高くないと思う。

最終面接前に推薦書提出の有無がある事は理解して選考に挑んだ方が良いと思う。また、その連絡がくるのが４月末と比較的早いため、他社の選考がまだまだ進んでいる状況だと思う。しかし最終面接で落ちる事もあると思うし、推薦書の提出を承諾したからと言って最終面接に進めるわけではない。