22卒 本選考ES
研究職
22卒 | 東京大学大学院 | 女性
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Q.
協和キリンへの志望動機を教えてください。
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A.
革新的な医薬品を生み出し、一人でも多くの患者さんを笑顔にするためです。 私は高校の頃に病気が見つかり入院・手術を経験しました。重篤な疾患ではないものの、完治しないと言われた時は大きな絶望を味わいました。しかし、その後処方された薬を毎日服用したところ症状が劇的に改善しました。この経験から薬の持つ大きな力を感じ、将来は今この瞬間も病気で苦しんでいる方々のために新しい薬を届けたいと考えるようになりました。 製薬企業の中でも貴社を志望した理由は以下の2点です。1点目に、基礎研究に注力しており、特にバイオテクノロジーにおいてトップレベルを誇る点です。貴社では各研究所が高い専門性を持ちながら互いに連携しており、研究成果を共有して幅広い視野を持ちながら研究できることに魅力を感じました。特に、私は細胞の生存や増殖メカニズムに興味があるため、これまでに学んだ分子生物学を深めると同時に他分野の方とも議論していく中で、革新的な医薬品の開発に貢献したいと考えています。2点目に、癌領域への注力です。私は叔父を癌で亡くしたとき、大きな無力感と癌という病気の恐ろしさを感じました。癌は患者数が多いにも関わらず、確実な治療法が確立されていないことから、アンメットメディカルニーズに応えていきたいと強く願っています。貴社は重点領域として癌を挙げており、多くの癌患者さんに貢献する研究ができると考え、志望しました。 続きを読む
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Q.
協和キリンでどのような研究員になりたいと思いますか。 入社後に希望する研究内容を含めて教えて下さい。
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A.
企業の一研究員としては、周囲の人と活発に意見交換をしながら新しいことに挑戦し続けたいです。私は、研究は決して一人ではできないと思っています。同様の研究を行ったことのある人はもちろん、全く別の分野の人から有益なアドバイスを得ることもあります。1つの考え方に固執せずに周りの研究者と密にコミュニケーションをとることが大切だと考えます。多様な意見を受け入れることで新しい考えを生み出し、患者さんへ薬を届けるという目標に近づきたいです。また、その際には失敗を恐れず、しかし企業の利益につなげるため誠実に、そして効率的に課題を克服しながら仮説と検証を積み重ね、大きな目標に果敢に挑戦したいです。 具体的には、〇〇〇〇を標的とした抗癌剤の研究に取り組みたいです。多くの癌では〇〇〇〇の機能異常が起きていますが未知の部分が多く残っており、抗癌剤の開発には至っていません。私は大学院で発癌に関わる〇〇〇〇タンパク質について研究を行なってきたため、この知見を生かして〇〇〇〇異常を引き起こす分子を特定し、分子標的薬の開発に繋げたいです。貴社では同じく〇〇〇〇の異常が起きる中枢神経系の知見もあると考えるため、共に議論することで画期的なアイデアを得たいと思います。細胞が共通して〇〇を依存する〇〇〇〇を標的とすれば、抗癌剤の薬剤耐性を克服できるのではないかと考えています。 続きを読む
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Q.
研究以外で学生時代に力を入れて取り組んだことを2つ教えて下さい。
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A.
1つ目は、中高生向けに大学紹介や進路の助言をするアルバイトです。アルバイトを始めた当初、なかなか人を惹きつける話し方ができませんでした。そこで先輩方にプレゼンテーションを行う際の話し方のコツをお聞きし、このコツを言葉遣いやスライドの構成、身振り手振りなど項目別に分類し、中高生を飽きさせず説得力のある話し方を分析しました。鏡を見ながら項目別に練習を行い、先輩からフィードバックを受けることで改善しました。その結果、年間の新人賞を受賞し、人前でも自信を持って話すことができるようになりました。研究の仕事においても、様々な立場の方に向けて、相手の印象に残るプレゼンテーション能力を発揮したいと思います。 2つ目に、初対面の仲間と新しい音楽団体を立ち上げました。大学やサークルの枠を超えて様々なバックグラウンドを持つ仲間と演奏したいと考えたためです。人脈を駆使して6大学13名のメンバーを集めましたが、中々率直な意見交換ができないという課題がありました。そこで「1人1人に対する音楽観のヒアリング」「長所を全体で共有し短所を補い合う役割分担」を大切にしました。その結果、曲の解釈や表現のこだわりを共有しながら切磋琢磨できるチームとなり、演奏会に来てくれた友人から、曲ごとに異なる色があり楽しめたと言われました。個々の価値観を活かし多様な個性を発揮できるチームは他者とは異なる魅力を感じさせることを実感しました。 続きを読む