【研究と挑戦の融合】【20卒】日清紡ホールディングスの夏インターン体験記（理系/研究開発）No.5106（横浜国立大学大学院/女性）（2019/4/16公開）

自分の専攻をいかすことのできる職種を実際に体験したかったからです。ここでは研究職を実習ベースで体験できると研究室の先輩から伺い、応募しました。そして、研究概要A4一枚の提出で応募可能であったこともきっかけになりました。

ホームページを見て、何を強みにしている企業なのかを調べました。選考はグループディスカッションが中心とのことで、グループ面接での一問一答にしっかり答えられるように回答を準備しました。

研究業務の実習

1週目にやったこと

一日目は全体オリエンテーション、二日目は職場でのオリエンテーション、三日目～五日目は職場での実習でした。担当者の社員が付きっきりで面倒を見て下さいます。

2週目にやったこと

二週目は実験結果をまとめ、発表用スライドの作成、発表練習などを行いました。九日目に発表と懇親会があり、最終日は職場で物品を返し、全体でオリエンテーションをして解散でした。

研究所の社員、人事

なし

大学と企業の研究の違いを詳しく教えていただきました。企業ではコストや安全性が最重要であって、それに見合う性能をどうやって作り出すのかを常に考えるように教えられました。

たくさん実験をして、多くのデータを得ることはできましたが、15分の発表ができるだけの良い結果は出なかったため、良い落とし所を作ることに苦労しました。やはり時間が足りないため、社員の方に手伝っていただきなんとか形にすることができました。発表練習でも指摘を受け、修正を発表本番ギリギリまで行いました。

企業で研究するとはどういうことなのかを体験できました。実習中は、社員の方と全く同じ生活をしていたので、働くイメージがよく掴めました。そして、今回は実験が中心でしたが、実際に働くときには会議やお客様対応などの他の実務もあることから、時間を有効に使う必要があることがわかりました。

事前に準備・勉強できることは無いと思います。現場でどれだけ吸収できるかどうかが最も重要だと思います。

実習中は、社員の方と全く同じ生活をしていたため、想像がしやすかったです。大学の研究と似ているところは実験のサイクルの回し方です。違うところは安全への意識です。一つの作業で、気をつけるべき点を皆で確認し、それらをきちんと守っていました。事故を起こさないような管理がされていることがわかりました。

理由としてはフォロー対象とならなかったことが大きいです。社員の中にはインターンシップ参加者が多く、一般で受けると厳しいのかなと思いました。さらに、社風として真面目さが挙げられておりまして、自分の強みはそこではなかったためマッチングしないと思いました。

志望度が下がった理由は、自分の強みを活かすことができないと感じたからです。企業の雰囲気は非常に良く、楽しく働ける場所だとは思いました。性格は温厚で優しい社員の方が多いと感じました。しかし、自分はもっとバリバリ働きたいと思ったので、その部分が合いませんでした。

内定者にインターンシップ参加者が多く、さらにインターンシップ参加者限定のイベントがあり、ESも免除だから。実際に中で働いているので、面接でも志望動機に説得力が出せると思います。

自分の大学の選考を活かすことを考えると研究職を志望していました。そしてものづくりがしたかったために、メーカーを志望していました。しかし、簡単に決めて良いのかわからず、インターンシップに参加することにしました。化学メーカーには興味がありましたが、他にも電気・ガスや食品業界にもリサーチをかけていました。

研究職をやっていけるのかどうか確かめるためのインターンシップ参加でしたが、少し厳しいような感覚を持ちました。かなり忍耐の必要な職種だと思います。しかし、労働環境を考えると化学メーカーはかなりホワイトなのだということもわかったので、自分に合った社風の化学メーカーで働くことができたらいいという風に思いました。