【金融未経験者の挑戦】【19卒】三井住友信託銀行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.2733（立教大学/男性）（2018/4/6公開）

今までは金融や保険を毛嫌いして一切受ける気がなかったが、社会勉強の一つとして様々な業界に目を向けることは意義があると考え応募した。またこの時期に金融関係の募集が多い反面で他業界のインターンシップが少なかったのも理由。

特に準備はしていない。一般的なエントリーシートの対策やウェブテストの対策程度。あとはグループディスカッションの慣れ。

信託業務を理解する

1日目にやったこと

三日間のインターンシップ初日ということもあり、信託銀行の業務についておおまなか説明をざっと受ける。最後の時間には内定者とのトークセッションがあり、昨年の選考についても聞くことができた。

2日目にやったこと

不動産関連業務に対するグループディスカッションを行っていく。初めに金融だけでなく不動産関連の聞きなれない用語が大量にインプットされる。アウトプットの際も手元の資料などを確認しながら進めていく。

3日目にやったこと

ホールセール業務に関するインプットおよびグループディスカッションでのアウトプット。最後にはプレゼンテーションを行う。インターンシップの結びには社員との座談会形式の時間が設けられている。

人事

なし

信託業務の幅広さについて説明をうけた印象が非常に強い。3日間丸々を使ったかなりボリュームのあるインターンシップであったが、まだまだ三井住友信託銀行の業務を抑えられた感覚はない。

自分にとっては初めての金融関連企業でのインターンシップだったため、聞きなれない用語や数字の取り扱いに苦労をした。数字に対してアレルギー反応がある人にとってはかなり厳しい3日間となるであろう。また雰囲気も金融特有の堅苦しい雰囲気があり、学生もそのようなタイプが多い。

重複にはなるが信託業務の幅広さや金融業界の雰囲気。特に後者は印象に残っている。というのも総合商社やメーカーなどがつがつとした活気ある学生が集う業界のインターンシップに参加してきた自分にとって、若干お堅い印象を受けたためだ。他の金融は受けていないのでその点の比較は難しい。

基本的な金融の知識。経済学部などで学ぶであろうごく一般的なものでいいと思う。私はその部分にかけていた為苦労した。

今まで食わず嫌いで見てこなかった金融のインターンシップに飛び込んでは見たものの、ビジネスとしてのマッチングを自身には感じなかった。サービス業に関心に高い自分にとって、人の死を意識しながら運用していくビジネスは相反するものであり関心が高まらなかった。

インターンシップでの3日間を通じて、正直なところ自身が働いている姿が想像できず、志望理由もこれ以上は深堀ができないと思ったため、本選考での内定獲得は難しいと感じた。選り好みせずに参加してみたものの、本選考に向けたモチベーションは上がらなかった。

金融と一概にいっても実際のところなにをやっていて何が違うのかなどは理解していなかったが、信託業務に関して言えば広く浅くの理解は及んだかと思う。一方で自身の就職活動の軸と、信託業務で取り扱う仕事のギャップがあまりにも大きかったため、今後本選考で受けていくことはない。

昨年選考に進んだ先輩の話によれば、この3日間のインターンシップに参加した学生は本選考に向けて有利に進んでいくと聞いていた。(具体的な内容まではわからない)実際クローズドイベントモあるのでそうだと思う。

海外で働く・グローバルに働くという想いから総合商社や日系グローバルメーカー、外資系企業を検討していた。外資系企業となると日本勤務の可能性が高いので先述した2つが主な軸となっていた。しかし社会勉強もかねて様々な業種のインターンには参加し金融や保険。コンサルティング会社まで理解を深めてきた。しかしマッチングはやはり感じなかった。

かねてより第一志望の企業ではなかった為、このインターンシップが就職活動において大きなインパクトを与えたというわけではない。一方で自身が実際に関心のある業界、企業の選考に向けて様々な業界のインターンシップに参加することは志望理由を深堀するうえでも、今しかできない社会勉強の１つとしても有意義だと感じている。