【リーダーシップの新解釈】【19卒】住友商事の冬インターン体験記（文系/総合職）No.2661（立教大学/男性）（2018/4/6公開）

以前からグローバル志向が強く、総合商社に対して漠然とした憧れを抱いていた。総合商社のインターンシップといえど、複数日開催なので参加できるチャンスが大きいかなと思い応募した。実際に参加人数は多いが、全員が参加できているわけではない。

各回にテーマが設定されておりそのテーマへの自分なりの理解を深めておくことが必要。自分なりの解釈を自分なりの言葉でＥＳに書く。

リーダーシップについて

1日目にやったこと

リーダーシップについて考える。総合商社のインターンシップでありながら、総合商社への理解はおろか住友商事への説明もほとんどなく、リーダーシップについてひたすら理解を深める1日。

人事

なし

リーダーシップとは「リードする人」という従来の解釈だけでなく、「行動・実践」なのだという今後の就職活動にも活かすことの出来る締めくくりをいただき充実感はあった。

とにかくグループディスカッションが続く。リーダーシップ編とタイトルが打たれたこのインターンシップでは、そもそもリーダーシップとは何なのかを個人で抽出しグループに共有。様々な価値観をもった学生同士で自分たちなりのリーダーシップの定義を策定していくのが大変。

抽象度の高いグループディスカッションのテーマに対して、どのように取り組んでいけばいいのかを実践を通じて理解することができた。総合商社というだけあり高学歴の生徒や、帰国子女、留学生などが参加しており、様々なバックグラウンドをもった人たちとのディスカッションは勉強になった。

一般的な就職活動に求められるコミュニケーション能力やグループワークでの適応能力だと思う。総合商社に関する専門的な知識は全く求められない他、特に詳しい説明もない。

働くことに関しては特段詳しい説明がなかった。グローバル編やリーダーシップ編など複数回開催されているが、その会ごとのテーマに基づいて、それのみにフォーカスして進められるインターンシップのため総合商社への理解を深めるには最適とは言えないと感じた。

内定が出るという確信には至っていない。総合商社という花形の人気企業なだけあり、志望学生も多いほか、質的にも有能な人材が集まることが予想されるためである。またＯＢ訪問など商社特有の縦のつながりも自分には乏しかった為、上位校や体育会の学生に比べると不利だと感じた。

なにより企業理解を深められるセクションが極めて少なかったのは少し不満に感じる。総合商社の業務だけでなく5大・7大商社の特色や色を理解したかったがそのような詳しい説明は特にない。昼食後に「リーダーシップ」について現役社員の方にお越しいただき、意見を伺うセクション程度。

特に有利にはならないと思う。複数日開催でかなり多くの学生が参加しており優遇は考え難い。むしろＯＢ訪問等で評価されるいわゆる「裏ルート」の方がよっぽど強いと思う。

海外で働く・グローバルに働くという想いから総合商社や日系グローバルメーカー、外資系企業を検討していた。外資系企業となると日本勤務の可能性が高いので先述した2つが主な軸となっていた。しかし社会勉強もかねて様々な業種のインターンには参加し金融や保険。コンサルティング会社まで理解を深めてきた。しかしマッチングはやはり感じなかった。

インターンシップを通じて業務内容への理解は深まり、自分がやりたいことはできるなと感じたとともに成長環境であると強く感じた。一方で激務のイメージやワークライフバランスの面から仕事一筋の人生になってしまうのではないかという懸念もあり、その点は今後のＯＢ訪問や選考の段階を通じて見極めていきたいと思っている。