【銀行の未来を知る】【19卒】三井住友信託銀行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.3678（明治大学/男性）（2018/9/28公開）

金融業界を志望していたので、銀行に興味があったが、信託銀行との違いがわからず、インターンシップという実体験をもって違いを認識しようという考えに至ったため参加を希望した。また時期も時期なので何日間も取られることなく、理解できるのならと思い、1dayインターンシップを選んだ。

1dayインターンシップであったがESでの選考があったので、御行の特徴を踏まえたESエオ書くことのみ意識した。

信託銀行業務を知り、三井住友信託銀行を知る

1日目にやったこと

普通銀行と信託銀行の違いを口頭で説明された後に、ゲーム形式で体感していった。その後はリテール編であったためリテール業務を体感したり、資産運用や遺言・相続、不動産に関する信託をケース別に体感した。

なし

班に2人内定者が交代でメンターとして付いてくれたので、ワークのヒントや修正を行ってくれた点が印象的だった。社員は基本的にアドバイスすることはなく、巡回しているだけであった。

信託業務の幅の広さや忙しさを体感することができるので、頭の疲れるワーク内容であった。ただ体感ワークといっても人事部の前で発表することはなく、自分たちで話し合うだけであり、１つの班に10人ほどいるため、話し合いが次第に惰性を生むようになってしまった。

信託銀行の業務内容を体感することができたことが一番の収穫であった。ネットで業界研究しようと思ってもなかなか伝わりづらい業務幅を感じることができ、それが自分に合ったものなのかどうなのかを感じることができたのは、業界や企業を絞る時期なので、非常に効果的であったと感じる。

１dayインターンシップなので、特に準備することも事前に知識を入れておく必要はないように自分は感じた。

信託銀行の業務内容に関しては自分の想像を超えるソリューションの多さで魅力的に映ったが、自分が御行に合うか微妙に思った。1日で判断するのは大変申し訳ないが、人事部の雰囲気や内定者の雰囲気が「上から目線」に感じ、競合他社を良く言わない口調が自分は嫌であった。

上述したが参加学生の多さや社員との関わりの少なさ、3月からの優遇がない様子から自分はそのように感じた。全日程６日あり、１日に５０人ほどいることを考えれば、内定直結度が低いことはわかるし、三月からも説明会・座談会に優先的に参加できたわけではないので、そのように感じた。

三井や住友の社風がよく表れていて、自分には合わないと感じてしまった。良く言えば「自信を持っている」と感じるが、自分はもう少し謙虚に働きたいし、そういう上司と巡り会いたいので、志望度は上がることはなかった。ただ信託銀行自体には興味を抱いたので、他行を受けてみようという気にはなった。

インターンシップに参加しようがしまいが同様にES内容や提出時期が公表され、説明会や座談会に優先的に申し込めたわけではないことから、自分はインターンシップの参加が本選考に有利になるとは感じなかった。

もともと幅広く業界を志望していた。メーカーは食品から精密機械など絞ることなく大手企業を受けていたし、インターンシップ参加は関係なく、それが変わることはなかった。金融業界に関しては採用人数が多いことからとにかく隈なく受けていこうと決めており、銀行や信託銀行・損保を受けていこうと思っていて、それが変わることはなかった。

上述したように自分の志望業界や企業に特段変化はなかった。ただ三月以降説明会や座談会で詰まっている状況で、どの企業を優先的に参加していくかを考えるにあたって、今回のインターンシップ参加は効果的なものであった。たった一日のインターンシップで判断することを勧めるわけではないが、直感は信じた方がいいこともあることをアドバイスしたい。