【エネルギー未来への挑戦】【22卒】伊藤忠エネクスの冬インターン体験記（理系/1Dayビジネス体験会）No.12735（東北大学大学院/男性）（2021/2/9公開）

元々エネルギー業界に興味があったが、理系の志望先としてメジャーな石油会社や電力会社だけでなく、エネルギーの専門商社という形でも関わることができるのではないかと思い、応募した。理系の行き先としてメジャーではなく周囲に就職した人がいなかったので参加を決めた。

インターンシップの選考がエントリーシートと面接であったので、自分の考えていることを明確にしてエントリーシートに記入し、それが口頭でもいえるようにした。

会社のアセットを活用してビジネスプランを考える。

1日目にやったこと

会社概要等のオリエンテーションの後に、グループワークが2時間半程度あり、その発表をした。その後は参加していた社員さんの4人からのフィードバックと座談会が行われた。

参加学生と各部門の社員

粗品

具体的な数字を出してプレゼンテーションするような具体性が欲しいというところは印象に残った。インターンシップであってもそれなりにまじめに評価をしてもらっているのではないかと感じた。

短い時間で会社のアセットの情報を理解し、そのうえである程度採算性がある内容のビジネスプランを創出する内容のグループワークで、かなり時間的にシビアな内容だったと思う。エネルギー関係の分野を専攻している学生が少なかったので、それがネックになる場面があった。

専門商社の営業職として、製品を売るだけでなく、付加価値を創出するという仕事のやりかたを知ることができたのは良かった。座談会では社員の方々がかなりフランクに、会社に対する不満についても聞くことができてよかったと思う。いろいろな人がいることが分かった。

どのインターンシップでもそうすべきかもしれないが、会社の情報はしっかり頭に入れておくと説明の差異には復習になるし、グループワークでも活きると思った。

ビジネスプラン創出自体は実際に会社の仕事の中にあることのようなので、実際の仕事に沿っている内容だったのではないかと思う。入社後にも同様のことをより発展させた形でやることになると考えられ、インターンシップのグループワークで体験することのできる最大限の内容であったのではないかと思っている。

インターンシップの参加学生を見る限りだと、自分と比べて極端に優秀な人ばかりというわけではなかったので、その点で自分が不利になることはないと思った。専門商社という仕事の性質上、やりたいことが明確にあって、それをうまく説明することができれば内定が出る気がした。

専門商社における営業という仕事のやり方をある程度知ることができたため、志望度が上がった。また、この会社での働き方が、自分のエネルギーに対する関わり方として１つかなり有力視できるようになった。自分に向いているかは微妙に判断がつかないところではある。

インターンシップへの参加で本選考で有利になるようなことはないと思うが、インターンシップ参加後の個別フィードバックはそれなりに今後の就職活動で役に立つのではないかと思った。

インターンシップ参加前の志望業界はエネルギー業界、石油業界、電力業界というところだが、いわゆる技術職として働くことを中心に考えて就職活動をしていた。そのため、インターンシップ等も上記業界に属する企業の、技術職のものに多数応募し、参加していた。エネルギー系の専門商社などは興味はあったが、明確な理由はなく何となく志望度が高くなかった。

インターンシップ後も志望業界に変化はなく、エネルギー関係の業界に興味があるが、専門商社も具体的な就職先として意識するようになった。ただ、営業職という働き方が自分に合っているのかはなんとも言えないところで、悩みの種は増えた。技術職以外の仕事についてもかなり調べるようになったので、自分の視野は多少広がったのではないかと思う。