【逆境を乗り越えて】【23卒】マネーフォワードのビジネスの本選考体験記 No.25342（非公開/男性）（2022/5/27公開）

本選考直結会社説明会

冒頭20分ほどで、企業説明、事業説明がされます。参加人数は８０名ほど。その後、グループディスカッションの説明がされ、８−９名程度のグループに割り振られて、20分のグループディスカッションが始まります。挙手制で数グループの成果発表と５分間の個人ワークがあります。

企業説明自体は、一通りしてくださりますが、実際には形式的なものなので、事前に全てを把握しておくことをお勧めします。グループディスカッションについては、MVVCに紐づいたテーマを出題されることを念頭に、説明会を受けていました。また、個人ワークについても、あらかじめMVVCにまつわる質問を想定した上で、準備していたので、５分間という短い時間であっても十分な文量と内容のものを書くことができたと思います。事前準備として、MVVCと紐づく、過去の体験や、志望動機などを準備しておくことをお勧めします。

説明会の中で、GDや個人ワークなどの選考が設けられています。GDに関しては、説明会だけを目的に受けに来ている人もいるため、学生の質や熱量にはかなりばらつきがあります。

Google meetに接続

いかに自分自身という人間について、また自分の持つ価値観について、深く自己理解をできているのかを見られていたと感じます。幼少期の頃の経験にまで遡って、人間形成を深く理解しておく問いと思います。

圧迫などは一切なく、和やかな雰囲気でした。グループ面接なので、雑談こそありませんでしたが、リラックスして面接ができる雰囲気を作ってくださりました。

なし

なし

価値観に関する質問 ３分考える時間を設けるので、大切にしている価値観や、それにまつわるエピソードを教えてください。

私は、「惜しまれる人であること」とそのために、「利他精神を持って人と接すること」を大切にしています。これは私自身の「幸せは自己完結しない」という考えが大きなベースとなっています。人生を振り返ると、実際に、今まで自分が幸せを感じてきた瞬間というのは、周囲の人に感謝されたり、認められたり、惜しまれたりした時でした。直近ですと、アメリカ留学に来てからの話にはなりますが、アルバイト先の結婚式場の社員さんに、私がアメリカに来てから、「〇〇がいてくれたら」「また一緒に働きたい」と連絡をくださったときには非常に喜びや幸せを感じました。さらに、この価値観の原点を考えると、それは、小学生の頃の経験にあるかなと思います。

未来に関する質問 未来についてどう考えていますか？

より多くの人々に可能性、活躍や成長といったチャンスを提供できる人でありたいと考えています。具体的には、ITの活用によって、ITは無限の可能性があると思っているので、ITによって人々や企業の課題解決を通じて、チャンスを提供していきたい、ひいては、日本のプレゼンスの向上、日本をインプルーブメントさせていきたいと考えています。
逆質問の時間は、面接時間の終了が迫ったためありませんでした。
各質問とその学生の回答に対して、面接官の方が深掘り質問をする前に、学生同士で深掘り質問をします。他の学生に対する質問の仕方やそれに対する答え、着眼点なども含めて総合的に評価されていると感じました。特に、他の学生への深掘り質問では「ユーザーフォーカス」を意識するといいと思います。

Google Meetに接続、1人目と面接後、面接官が交代して入室してきます。

前回同様、いかに自分自身という人間や、自分の持つ価値観について、深く自己理解をできているのかを見られていたと感じます。幼少期の頃の経験にまで遡って、人間形成を深く理解しておく問いと思います。
また、就職活動との向き合い方についても聞かれます。納得感を相手に持たせられるよう意識するといいと思います。

非常に気さくな方々でした。圧迫などに雰囲気はなく、終始カジュアルな面談、面接といった雰囲気で行われました。

なし

なし

質問内容は大きく３点。大学の入学理由/学生時代に頑張ったこと/就職活動について

ー大学に入った理由、学部を選んだ理由
　もともと、大学受験をする際に、私の中で２つ条件がありました
１つ目が、当時興味のあった、情報学か英語を学べる大学という点
２つ目が、学費を全額自己負担で進学できるという点
　そこで、学費の安い理系国公立大学を目指していたのですが、受験に失敗し、特待生をとることで、現在の大学に進学することを決めました。
以下、履歴書を見て、その深掘り
ーなぜ、留学をしたいと思ったのか、いつからか
　これには大きく２つ理由がありまして、
　１つが、「過去の努力経験を無為にしたくない」という思いから、人生で最も努力した理系国公立大学への受験、この努力経験を無為にしたくないという思いから、「今の環境で最大限得られる経験はなにか」というところから、留学を意識した。
　もう一つが、「私の日本の大学では学べない科目」に興味を持つようになって、それを学ぶのに留学が最善の機会になると思った。これは具体的には、ビジネスやエコノミクスを学んでみたくなった。

就職活動をする上で、最近はどうですか？大変ですか？（就活状況について）

ー就活をする上で、最近はどうか？大変ですか？
　アメリカからしているので、自分が本当に行きたいと思える企業、国内SaaSしかみていない。受けていないので、そこにコミットしている。
以下、解答に対する深掘りをされました。
ーなぜ、SaaSなのか？
　SaaSに本質的な価値があると私は考えているからです。また、SaaSを意識したきっかけは、アメリカに来てミッションや目標が定まった、クリアになったことで、それを体現できるビジネスモデルは何かと考えたときに、SaaSだと思った。

ーSaaSのどういう領域をみているのか？
　SaaS自体は全般的にみているが、その上で、それぞれの会社のミッションと事業に自分自身が共感できるかどうかを大切にしている。
　マネーフォワードに関しては、すべての人のお金のプラットフォームになるというところから、その影響範囲の広さに魅力を感じているし、自分自身が貧困で苦しんできたこのペインを仕事を通して解決できることに魅力を感じる

Google meetに参加
前回同様、面接官それぞれと２回続けて面接

前回同様、就職活動との向き合い方についても聞かれます。納得感を相手に持たせられるよう意識するといいと思います。また、ミッション、ビジョン、バリュー、カルチャーに対してのどこにどう共感するのかも問われます。過去の経験と照らし合わせて応えられるようにしました。

緊張感のある面接ではありましたが、全体的には圧迫などはなく、親身に学生を知ろうとしてくださる面接でした。

なし

なし

企業選びにおいて大切にしていることは何か？

企業選びにいおいては、大きく２つの軸を大切に企業を見ています。
１つ目の軸は、ミッションに共感できるかという点です。具体的には、ミッションと、それを体現する事業に共感でき、それらが、お客様ファーストに向いていて、かつ、社会の変革に本気か、社会をエンパワーメントしていけるのかを重視していています。また、自分自身の目標、ミッション「ITの活用によって、日本のプレゼンスを向上させたい」これに共感するか、通ずるところがあるかも大切にしています。
２つ目の軸は、挑戦できる風土があるかという点です。これは、事業開発に積極的か、年次や年齢に囚われず挑戦する風土があるか、成長している企業かどうかというところを重視しています。これは、挑戦している、成長している企業でこそ、スピード感を持った自己成長ができると考えていまして、学生時代の挑戦を通して、今後も成長と挑戦をし続けたいと考えているからです。これらの軸の上で、SaaS業界を見ている。

ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャーの中でどの部分に共感するか？

特に、カルチャーの「Pride・Teamwork」への共感が強いです。
これは、結婚式のアルバイトで「何をやるのか、と同様に、誰とやるのか、も大切だ」と感じた経験の中で感じました。具体的には、他の店舗へ、ヘルプとして出勤した時に、自店舗のチームの意識や姿勢と他店舗に大きなギャップを感じた経験があります。
　結婚式の披露宴の運営には、一人一人が役割を十分に果たすことで最高の体験が提供でき、私がいた店舗では、一人一人の強みを活かした立場や役職の振り分けによって運営を行なっていました。さらに、仕事に対して、プライドを持っていた。与えられた業務だけをするのではなく、自分達がどのような価値をお客様に提供できるのか、を日頃から大切にしていました。
　これとは反対の「誤魔化そう、自分は楽して稼ごう」という他の店舗の一面を見て、「何をやるのか、と同様に、誰とやるのか、も大切だ」と感じました。

Google Meetへの接続

誠実さを持って、聞かれたことに対して、落ち着いて回答すれば大丈夫だと思います。特に、この選考には選考要素が少ないと聞いていたので、安心して臨みました。逆質問に関しては、CEOならではの質問を用意していきました。

非常に穏やかな雰囲気で行われます。質問も非常にオーソドックスかつ、多くの時間が逆質問に充てられます。この面接ではあまり選考要素はないと思われます。

なし

ワンキャリア、就活会議

マネーフォワードのどこに最も魅力を感じるのか？

ミッション、ビジョンに対して最も魅力を感じています。
具体的には、今までの人生において、私がお金によって、選択肢に制約の多かった経験ばかりであるためです。私は、経済的に貧しい家庭で生まれ、学業や趣味、進学に関して、選択肢が非常に限られた環境で育ってきました。しかし、大学進学、海外留学といった目標を実現する際には、置かれた環境の中で最大限の工夫と努力をすることで、逆境を乗り越え、それらの目標の実現に向けて努力をしてきました。これらの経験から、お金という領域を起点に企業や人々の課題解決をできる、最も自分ごととして事業を捉え、社会に価値を提供していくことができる、このミッションビジョンに大変共感しております。

マネーフォワードに入ってどのようなことがしたいか？

　インサイドセールスとして、お客様のペインを解決する力、価値を届けていく力を得ていきたいです。またそれだけではなく、お客様の２歩先３歩先の未来を見据えた価値提供、価値提案する力を手に入れたいと考えています。特に、これは事業開発やプロダクトの向上させる力に繋がっていくと考えていて、インサイドセールスの次のステップとして、事業開発にチャレンジしていきたいと考えています。
以下、解答に対する簡単な深掘りをされました。
ーPdMの次のステップは何か考えていますか？
　事業のグローバル化に挑戦していきたいと考えています。今現在、開発部門などの組織のグローバル化は進んでいるそうですが、ぜひ、今後の事業のグローバル化について、私が牽引していきたいと考えています。