【IT活用で社会変革へ！】【23卒】セールスフォース・ジャパンの内勤営業の本選考体験記 No.34747（非公開/男性）（2022/7/4公開）

「学生時代に一番力を入れて取り組んだこと／達成したことについて教えてください。」100文字以上300文字以下/「あなたが仕事を通して実現したいこと／挑戦したいことについて教えてください。」100文字以上300文字以下

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

文字数が３００字以下と限られていたので、過不足なく伝えたい内容を一度で伝わるように構成と言葉選びに気を使いました。言い換えると、「何を伝えたいのか」を明確にした上で、「どう伝えるか」を意識していました。最終的には、友人等に読んでもらい、内容の認識に齟齬が生まれないようにコレスポンドを取りました。

大きく２つです。それは、企業分析と自己分析です。事前に、企業のDNAを可能な限り理解した上で、なぜ自分はこの企業を受けたいのかという意志と原体験を明確にした上でESを書きました。

IR、Trailblazer

書籍などを参考にしました。今までに受けてきた玉手箱よりも問題の難易度が高いように感じました。

玉手箱

言語、計数など、１時間ほど

なし

Google meetに接続後、面接開始。

外資ということもあり、ケース面接のような質問のされ方が多かった。状況設定をされた上での質問が多いため、深い自己分析が欠かせない。念入りに自己理解ができていたことで、回答に困ることはなかった。
質問例（組織の中で、物事を進めていくために活動した経験の中で、意見の衝突・対峙が起こったことがあると思います。その状況の説明と、どのように解決を図ったのか教えてください。/人生全体というタイムラインを設定した場合に、あなたが今まで最も努力し、挫折をした経験を教えてください）

第一印象から物腰柔らかいタイプの方だった。面接の雰囲気作りもしてくださり、圧迫などといった高圧的な要素は何一つ感じられない。終始緊張をほぐしてくださる。

基本的には「ない」が、自らフィードバックをお願いした。

なし

時間軸の設定をした上で、その中で最も努力し成果を上げた経験を教えてください。時間軸は高校卒業以降で、その経験の中でどのように困難を乗り越えましたか？

私が高校卒業以降で、最も努力し困難や逆境を乗り越え、成果を上げた経験は「自費で留学に行くために、学内の留学試験に２位で合格した経験」です。
この試験は、大学内の全学生を対象としたもので、合格した上位２名は留学費３００万円相当が免除されるという制度でした。私はこの２枠の獲得のために心血を注いできました。
具体的にこの成果を上げるにあたり、２つの困難がありました。
１つ目は、試験の難易度で、受験者の多くが海外経験のある学生であったことです。そもそもこの試験が学内の努力（GPA）などといったものが加味されるものではなく、英語力のみを図るペーパー試験だったので、海外経験や英語教育を受けてきた学生が優位になるものでした。
２つ目は、試験の勉強時間の確保です。私自身、学費生活費を全額自己負担で進学していたので、月に１００時間の働きつつ、特体制の維持のためにGPAを維持する必要がありました。
これらの逆境を乗り越えるために、いくつかの取り組みをしました。
まず、合格経験のあるOBOGの方にお会いし、試験情報を集め、学習計画の立案をしました。その上で、教授にお願いをし、月に1度模試を受け、継続的な評価と改善をしました。以上の取り組みにより、結果、２位での合格と留学を実現しました。

何らかの組織の中で、マネジメントを行ったことはありますか？/その際に何を大切にしていましたか？

・何らかの組織の中で、マネジメントを行ったことはありますか？
結婚式場でのアルバイトで、披露宴の運営の副責任者として、１００名規模の披露宴の運営と、アルバイトとパートナー企業の社員の方々を含め、２０名ほどの組織のマネジメントをしていた経験があります。
（この回答から）
・その際に何を大切にしていましたか？
私はマネジメントをするポジションである際に、最も「メンバー1人1人の最善の理解者である」ことを大切にしていました。結婚式という環境の特性上、数多くのアルバイトが在籍しており、仕事への思いや姿勢、温度感が全く異なる彼らをまとめながら、最高の披露宴を作り、失敗は許されないという背景がありました。そんな彼らの業務の習熟度を高めていくためには、モチベーションの形成が必要だと考えていました。
具体的には、業務の終了時の終礼にて、他の社員が反省点や課題だけを伝えていたところを、私は必ず1人1人の良い点、成長点を伝えた上で、成長へのマイルストーンを示すようしていました。

Google Meetに入室後、人事の方が接続確認と就活状況等の質問にくる。その後、面接官に交代し、面接。

面接の前半は、ガクチカなどの質問を通して、能力チェックをされていたように思います。ここに対する回答は、想定される質問を事前に言語化し、整理しておきました。そのチェックが済んだ上で、セールスフォースへの理解度の確認がされました。以下、実際にされた質問を列挙しておきます。
・「The Model」の説明
・（具体名とともに）セールスフォース関連の書籍を読んだことあるか
・私がDXという言葉すらよく知らない４０代、中小企業のマネージャーだと仮定して、１分間でCRMの説明と導入のメリットを伝えるとともに私に営業をしてください。

前回同様に、非常に穏やか。アイスブレイクもしてくださった。面接中の会話も、大きくリアクションをとりながら、よく深くまで理解してくださろうとしてくださる姿勢で溢れていた。

基本的には「ない」が、自らフィードバックをお願いした。

なし

あなたが仕事をしていく上で、大切にしていきたい価値観や想いについて教えてください。

私が大切にしていきたい想いは、私の自分自身のミッション・ビジョンです。それは「ITの活用で、日本社会をエンパワメントしていきたい」ここに貢献したいという想いです。これは私がアメリカ留学へ行き、日本のDXの遅れや人的リソースが適切に活用されていない現状に気づき、このギャップを解消していきたいと感じた経験に起因します。
→具体的にはどのような状況からそう思ったのですか？ぜひ、教えてください。
はい。留学中の様々な場面からそう感じてきたのですが、最も日常生活の機微から感じた場面をお伝えします。それは、アメリカの飲食店を訪れた際に、NYであっても田舎であっても、デジタルサイネージで無人レジ・オーダーが完全に普及していた光景を目の当たりにしたことです。日本と欧米とのDXの進度の違いを感じただけではなく、日本にいる友人が飲食店で働きながら不平不満をツノらしている姿が思い出され、ヒューマンリソースへの深刻な影響についても考えされせられました。

セールスフォースへの理解度を確認したいと思います。何かセールスフォースに関する書籍は読んだことがありますか？/セールスフォースの導入事例で好きなものはありますか？

・何かセールスフォースに関する書籍は読んだことがありますか？
ベニオフ氏が書かれた本は読んだことがあります。Trailblazerを拝読しました。
・セールスフォースの導入事例で好きなものはありますか？
導入事例で好きなものは、〇〇塾がセールスフォースを導入したことにより、コロナ禍の不況で再起しただけではなく、既存の顧客に対して本質的な価値の提供が可能になったという事例です。友人が働いていたので非常に短に感じた事例です。具体的には、コロナ禍の影響で従来のインパーソンでのマーケティング活動ができなくなったことで、新規顧客が激減したそうです。そこで、CRMの活用で既存のリードを顧客化していくための取り組みを行い、コロナ禍以前を上回る成約数を達成したそうです。さらに、以前までは成約後に生徒が教材等を利用していなくても売り上げに影響しないため、触れていなかったそうですが、CRMにより生徒のトラッキングをすることで、成約後に実際に教材を活用する生徒を増加させ、結果的には契約の年度更新率の増加にも寄与したそうです。CRMにより、ただ成約数を増やしただけでなく、顧客に本質的な価値の提供が可能となり、さらにそれがカスタマーサクセスに繋がった事例だと認識しています。

１０分前にGoogle Meetに接続、人事の方から接続確認と就活状況に関する質問等がされ、時間になると面接官と交代し、面接開始。アイスブレイクと挨拶をした後、１０分間のプレゼンテーションがスタート。その後、面接官の方から質問がされる。全て納得されたのち、逆質問。以上。

プレゼンテーションのクオリティがかなり重要視されると思います。面接官の方はかなりプレゼン慣れしている方だそうで、スライドのクオリティから内容、構成、伝え方に至るまで、非常に重要視していると聞きました。構成から内容まで拘ったことが評価されたと感じます。

非常に穏やかです。プレゼンテーションに関してもリアクションをとりながら聞いてくださる。圧迫などは感じません。面接冒頭に非常に緊張している旨を伝えたところ、一緒に伸びをしようといってくださるなど、セールスフォースのバリューを感じた。

基本的にはないが、自らフィードバックをお願いした。

"World Class Speaking" William Reed

１０分間のプレゼンテーション テーマ「なぜ、セールスフォースがあなたを採用すべきか」 説明必須要素は３つ「１、自己紹介　２、志望動機　３、今後のキャリア」

最終面接は１０分間のプレゼンテーションでした。テーマ等は上記記載の通りです。２次選考通過後に、テーマを与えられます。テーマと必要項目を満たしていれば内容・形式は自由です。パワーポイント等で事前に作成したスライドを投影しながら、自らタイムマネジメントをし、プレゼンテーションをするといった形式でした。

以下、私のプレゼンテーションの概要と構成です。
１、簡潔な自己紹介とテーマに対する自らの結論
　結論「生まれながらの環境的なハンディキャップを乗り越え、成果をあげられる人物であり、御社のコアバリューやマークベニオフ氏と共通する志をもっているからです。」
２、詳細な自己紹介とアジェンダの紹介
３、私の生い立ち
４、学生時代
５、志望理由と今後のキャリアについて

ストーリー性と一貫性のある構成にしました。
プレゼン内容の詳細は公表しないように伝えられているので、以上を参考にお願いします。

プレゼン後、いくつかの質問をされました。 何をしている時が一番楽しいですか？/ご家族とは仲がいいですか？/今現在はご自身の過去についてどのように考えていますか？ネガティブな思いはまだありますか？

プライベートな質問が含まれるので、質問と同時に無理に答えなくていいおっしゃってくださりました。
・何をしている時が一番楽しいですか？
　最も楽しい、喜びを感じるときは、人と過ごしているときです。性格上、1人でいる、1人だけで何かを楽しむことが嫌いなタイプなので、誰かと過ごす時間が楽しいと感じます。休日には、必ずといっていいほど、友人に会うなどします。
・ご家族とは仲がいいですか？
　仲がいいというより、仲が良くなったという回答がベターだと思います。ここ数年でそれぞれが人として成長したことによって、離れていた仲が深まり、家族一人一人と過ごす時間が増えたと感じています。
・今現在はご自身の過去についてどのように考えていますか？ネガティブな思いはまだありますか？
　一切ありません。過去の体験や過去の苦労があったからこそ、今現在の自分がいると感じています。過去の苦労があったからこそ、現在の未来志向があり、さらに、主語を自分だけに置くのではなく、主語を社会において物事を考えることができるようになれたのだと私自身感じています。家族を含め、今まで支えてくれた方々、引き上げてくださった諸先輩型には感謝しかありません。