【インドの未来を支える】【23卒】ダイキン工業の事務系コースの本選考体験記 No.35452（大阪大学/女性）（2022/9/12公開）

あなたがキャリアを通して成し遂げたいこと・目指す姿は何ですか。その実現のために、ダイキンではどんなことに挑戦したいですか。/企業理念のうち、最も共感したものは？/あなたが最も強みや特徴を発揮できたことについて教えてください。

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キャリアプラン・ダイキンで目指す姿を通して志望度の高さをアピールした。企業理念に対する共感についての設問は、自身の経験に基づく価値観との親和性をわかりやすく説明することを心がけた。

ワンキャリや就活会議に掲載されているESを参考にした。同期や先輩に添削をお願いし、客観的な意見をしっかり聞いた。

ワンキャリ、就活会議

オンライン

面接官がインド事業担当の社員の方だったため、より深い質問を多く聞けたことが志望度の高さを証明するのに役立った。逆質問が面接時間のほとんどを締めると聞いていたので15個ほどの質問を用意していた。相手が面接官でもおじけずに、楽しく会話をすることを心がけたし、実際にそれが一番の評価ポイントであったと感じた。

逆質問がメイン。質問から会話が派生し、他社の面接と比べ圧倒的に言葉のラリーが多かった印象がある。面接官は部長レベルの現場社員だがとても気さくでところどころで笑いも起こった。

なし

ワンキャリ、就活会議

インドに興味をもったきっかけは何？

インドに興味を持ち始めたきっかけは、高校生の頃お世話になった英語の先生がインド人だったことです。その先生は英語と日本語がペラペラで、授業の時間外によくインドでの生活の話をしてくれました。それから自分自身でインド映画を見たり、インド雑貨店を巡ったりする中で「カオスでエネルギッシュ」な文化にどんどんと惹かれていきました。また先生にインド料理屋に連れて行ってもらった時に、インド人の店員とヒンディー語で楽しそうに会話をしているのを見て、「相手の国の母国語で会話をすることの意義」を強く認識しました。それ以降、ヒンディー語を学ぶことで、とても魅力的な文化を持ち、また世界的なビジネスの市場としても価値の高いインドという国に深く関わり、自身の興味関心と市場価値向上の双方を満たしたいと考えるようになりました。

ダイキンで何を成し遂げたいの？キャリアプランは？

私は御社の製品を通して、インドに住む人の暮らしを改善したいと考えています。御社は地域によって気候も社会課題も全く異なる、インド独特の複雑な地域文化に対応するため、現地拠点へ積極的な投資を行うなどして細やかなマーケティングに力を入れておられます。インド留学中に現地の生活を体験したからこそ、多様なニーズに対応し、特に「空気」に関する大きな課題に対してソリューションを提供できるのは御社であると確信しました。これまで培った異文化理解とヒンディー語力を武器に、御社のインド事業の中心を担う人物となり、現地の生活をより良いものにしたいと思います。入社後は営業として国内外で経験を積み、そこで得た知識や経験を生かしゆくゆくはインド向け製品のマーケティングに携わりたいと考えています。

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「なぜ志望するのか」は会話の中でどんどんアピールするべきだと感じた。逆質問が大半なので質問の中にも志望度をアピールできるものを用意した。

最初はとても厳格な印象。年次も高く、笑顔も少ないためとても緊張した。しかし最初の自己紹介で趣味や特技の話を聞かれ、会話の中で段々と笑いも起き、緊張をほぐしてくれた。

リクルーターの方が電話で「熱意がとても伝わったし、何よりもハキハキと、ニコニコと話していたことが好印象でした」と教えてくれた。

ワンキャリ、就活会議

インド進出をしている企業は他にもあるが、その中でもなぜダイキンなのか？

製品を売りつけるただの「マーケット」としてではなく、「ものづくり学校」を建て、女子生徒に教育の機会を提供するなど、人材育成の段階からインドの持続的な経済の発展に大きく貢献している点にとても魅力を感じたからです。また、ヒンディー語で撮影されている「日本式ものづくり学校」のプロモーションビデオを初めて見た際には、インドの生活改善にソフト面でもハード面でも大きな価値を与えている日本企業が存在することに大変感動致しました。そして、海外の市場において、社会的価値を発揮しながら売上を向上させている企業こそ、自身が最もやりがいを持って働くことができる職場であると確信したため、御社への入社を強く志望しております。

インド留学で困難だったことは？

お手伝いさんや街の屋台の人たちは満足な教育を受けていない人が多く、英語はおろか、場合によってはヒンディー語すら通じなかったので会話をするのが困難な場面が多々ありました。そんな時は周囲に助けを求め、英語やヒンディー語をさらにその地域の言語（タミル語など）に通訳してくれるよう頼みました。インドの人々はヒンディー語を話す日本人の私に興味津々だったため、協力を得ることは比較的簡単だったことが救いでした。このように、臨機応変に周囲に助けを求めることで、言語の差によるコミュニケーションの課題を乗り越えました。言語や教育の厚い壁を強く感じましたが、それと同時に人々の暖かさ、人懐っこさも感じることができた出来事でした。