【斬新な発想で勝ち抜け】【23卒】クボタの冬インターン体験記（文系/事務系2DAYSインターンシップ）No.30009（非公開/非公開）（2022/8/17公開）

海外の売上比率が高いグローバルな事業展開と、自身の大学での専攻と関係のある環境分野に携わる事業に興味があり、より深く業務内容や企業の雰囲気を知りたいと考え参加を決意しました。CMでよく名前を聞いていた企業であったのも参加を後押しした理由の1つです。

応募した頃は業界に対する知識が不足している自覚があったので、四季報を読んだり新聞で農業に関するニュースを読んだりして業界へ興味を持っている姿勢をアピールできるよう準備しました。また企業のHPで企業理念を読み、自身の経験や価値観と共通しているところを洗い出すことで面接にも役立ったと感じます。

なぜクボタなのかを重視されていました。同業他社との違いを自分なりに理解して自分の言葉で説明できるようにすることが大切だと感じます。

新市場進出・新製品開発によるクボタ新規事業立案型グループワーク

新規事業グループワーク、プレゼン大会、社員座談会の流れで行われた。グループワークは時間を区切りながら行われた。

主要製品である農業機械・建設機械の事業内容、新規事業立案の流れや重視するポイント

新市場進出・新製品開発によるクボタ新規事業を立案する

1日目にやったこと

1日目は2日目にプレゼン大会があるためそれに向けて新規事業を考案しプレゼンを作成するグループワークが中心だった。まずアイスブレイクとして自己紹介を行った後、新規事業に関する説明や事業内容を学習する時間が設けられた。その後は社員の方からフィードバックを受けながら対象地域や製品をしぼり新規の事業をグループメンバーと練り形作る作業を続けた。

2日目にやったこと

午前中にグループで最終確認を行った後、プレゼン大会が行われた。東西の地区で予選を行った後、東西の1位となったチームが決勝に勝ち上がり再びプレゼンを行った。プレゼン大会の後は社員の方が仕事について話をしてくださり質疑応答のある社員交流会、社員交流会よりもフランクな雰囲気でクイズやコミュニケーションを取れる懇親会が行われた。

人事部の社員

クボタ製品

グループワークに割く時間が多いインターンでしたが、定期的に社員の方が声をかけてくださりました。人事部以外にも農業機械の部署に所属する社員の方から考案した事業に対してアドバイスをいただくこともありました。印象に残っているのは「学生ならではの斬新な考え方を大事にしているので細かいところばかり気にせず大胆さをなくさないように」と言われたことでした。

2日目のプレゼン大会までに1から新規事業を創りあげる必要があったので、常に時間に追われている印象です。製品や地域に対する知識の深さもプレゼンで評価されるので、いかに効率良くグループで作業を進め深い内容の事業を考案できるかが鍵になる印象でした。

グループは私を含め4人でしたが、主体性のあるメンバーが揃い同じ熱量・作業量で進めることができました。

社員と話す時間がグループワーク内だけでなく社員交流会・懇親会にて多く取られていたので、人事部以外の部署の方や様々な年次の方と関わることができ、企業の雰囲気を知るよい機会になったと考えます。とくに最終日の懇親会はフランクな雰囲気で他の企業よりもざっくばらんな話をすることができました。

もっと事業展開している地域について知っておけばよかったと思いました。参加前に事前準備として得ていた知識は経営理念と言った考え方の部分でしたが、実際のグループワークでは考え方よりも事業の骨組みを完成させることに重点を置かなければいけないほどタイトなスケジュールでした。まだ事業が展開されていない地域を知ったりどんな製品がどんな地域で利用されているかを把握したりする方がインターンシップに限ると役立つと思います。

オンライン形式ではありましたが、実際に製品を利用した事業立案を経験することができたため実際の業務を行う自分の様子を描くことができました。また社員の方と話す機会や社員同士で話している様子を見る機会が多くあったことで自分の上司となる人や部署内でどのようにコミュニケーションを取っていくかをある程度イメージできました。

優秀な学生が多いインターンシップでしたが業界に興味がある人が多く参加していた印象で、私のように「この企業に興味があるから」という理由で参加した人が少なかったからです。またインターンシップ内で顔と名前を覚えてもらえたようで、優秀な成績や社員の方の目に留まるよう積極性を評価してもらえたように感じ、本選考でも有利になるのではないかと考えました。

海外に売上が多い事業内容に成長が見込めることがわかり今後も業界において活躍する企業ではないかと考えました。また自身の波長と合う社員の方を多く見かけたので、仕事のやりがい以外に企業の雰囲気においても自分にマッチする場所だと考えたためより志望度が高くなりました。

インターンシップに参加した人は本選考での1次面接が免除になりました。またインターン参加者のみが参加できる後日開催の社員交流会もあり、志望度が高い人はインターンも是非参加した方が有利だと感じます。

なんとなくメーカー志望ではありましたが具合的に何を扱うメーカーか、上流か下流かなど詳細は全く定まっていませんでした。メーカーを志望していたのは物作りに興味があり大学での選考もそれに基づいていたので自分の興味と専門性を活かせる仕事に就きたいと考えていたのと、海外での仕事にも興味があり海外の取引がある場所を選べると考えたからです。

大手のメーカーは古い社風が残っているイメージがあったのですが、実際のインターンシップで感じたのはそれとは正反対の挑戦への積極的な姿勢でした。とくに海外に対する事業は他社との競争が激しい分野ということもあり、自分たちにしかできないことを活用し新しい事業・製品を打ち出す柔軟性を必要としているのだと今までの考え方が変わりました。また大手の割に若手の裁量が大きい点も意外性が高かったです。大手ならではの窮屈さに対する不安が少し解消されました。